ハゲという生き方を選んだ父を想う

私は父子家庭の元育った。父の背中を、そして後頭部を見て育った。

もっとも古い記憶では父にも髪の毛が頭にあった。
でもそのころすでに頭の半分近くの面積が肌色に占領されていた。

あるとき、父から聞かれた。

「お父さん髪剃ろうと思うんだけどどう思う?」

当時の私は父がハゲということに拒否感を示した。
ハゲはかっこ悪い。ハゲたお父さんなんて嫌だ。

息子にハゲを否定され、当時の父は少なからず悲しい気持ちになったのではないかと思う。

その後しばらくして、父は髪の毛を剃った。
はじめのころは拒絶していた私もだんだん見慣れてくるとその気持ちも薄れていった。

むしろ父はハゲを隠そうとせず、自分の個性としてとらえるようになった。
ハゲがかっこ悪いと思うこともなく、自信を持っていた。
今ではそんな父がすごくカッコいいと思っている。

その姿を見てきたからか、ハゲをかっこ悪いと捉え、隠そうとしている人を見るとみっともないと思うようになった。

バーコードハゲ界のトップたち
1位:縦バーコードハゲ

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2位:捻じりバーコードハゲ

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3位:センター捻じりバーコードハゲ

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私は、父のおかげでハゲがかっこ悪いのではないと早期に気が付くことができた。だから今、父にすごく感謝している。

カッコいいハゲはたくさんいる。
カッコいいハゲランク
1位:ドウェイン・ジョンソン

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2位:ジェイソン・ステイサム

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3位:ヴィン・ディーゼル

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その他、ブルース・ウィリスなど多数


日本のカッコいいハゲ代表

日本にだっている!

1位:渡辺謙

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2位:竹中直人

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3位:小峠英二

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かっこ悪いのはハゲはない。隠そうとする心だ。

本当の姿を認めず、隠そうと、残りの髪の毛にしがみつこうとするそのメンタルがかっこ悪いのだ。

お父さん、あなたから学ばせていただきました。そして僕もハゲを自ら選択し、髪を剃り、あなたと同じになりました。

これからもカッコいいハゲの先輩として、父として輝いてください。

もうすぐ父の日なのでちょっと良い日焼け止め送ります。
(ハゲの弱点は、髪の毛がないため熱、冷気に弱いのです)

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