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平成29年民法改正と民法の基本書(2)―道垣内弘人著『リーガルベイシス民法入門』(日本経済新聞社、2017年)

2 全体像をつかめ
 前回紹介した近江民法講義Ⅰは、初学者が最初に読むには、なかなかハードルが高い基本書かもしれません。

 法律の勉強をするさい、初学者に対してよく言われるのが「その法律の全体像をつかむ」というものです。

 これは、実際その通りで、法律内部のつながり、各制度間の関係を意識して勉強する必要があります。これらの理解が曖昧だと、せっかく勉強したことが全く役に立たないものになってしまうからです。病気の症状や名前を知っていても、治療法が知らなければ医学を勉強しても全く役に立たないのと同じです。

 そうすると、まず、手っ取り早く全体像をつかむことができるような本があれば良いですよね。今回は、民法全体を1冊で網羅した基本書を紹介します。

…詳しくは、ブログ「講義と研究と100円コーヒー【研究編】」をご覧ください。

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