経営者と従業員
この記事は日々の日記(メモ)をnote(ブログ)に転用しただけのものです。
色々な関係で固有名詞を「***」としたり、表現を変えたりしています。
【2022年は歴史に残る】
2020年から2021年まで世界を襲ったコロナは2022年にようやく落ち着き、マスクをしているのは日本人ぐらいになった。(国民性とメディアの印象操作ってすごい)
世界では2020年からのコロナ対策でお金を市場にばら撒いたせいで株価の下落による経済衰退は防いだものの(むしろ株価上がったり)、インフレが急激に進み物価上昇がすごい状態。
それを抑えようと金利を上げて調整しているが金利を上げれば景気の後退局面に入る可能性が高い。
日本は他国と比べて物価上昇は緩やかであるが、未だに金融緩和による超低金利で他国との金利差が広がることで約30年ぶりの円安に振り切っている。(世界的に見ると円だけ安いのではなく、どの通貨よりもドルが強いというドル高なのだが)
そんなことが1年で起こることや、2月からのロシアのウクライナ侵攻、そして安倍ちゃん死亡、また、イギリスでは首相が次から次へと変わっていく。
そして今後中国は台湾に向けて侵攻する予定がある状態で世界的に軍事力強化しだす状態。
こんな社会情勢が揺れまくる2022年。なかなか学びの多い年だ。
【一人勝ちしたい経営者なんていない】
経営者と従業員で考えが異なることの一つに「儲け」がある。
経営者が考える「儲け」は、儲けることで社会に還元できたり、社員の雇用を維持(守る)したり持続可能な企業へ投資したりといった社会をよくする手段である。お金が全てではないことも知っているし、それと同時に全てでお金が必要なことも知っている。
一方で社員(一般人)が考える「儲け」は経営者と比べて個人の欲望に近く、基本的に自分を満たすモノにお金を使う傾向が強い。
サッカーで例えると、監督はチームが勝つために戦術を練って仕事をするのに対して、フォワードはチームのことを考えずにゴールだけを見ているみたいなこと(大丈夫、打ちながら「いや、ちょっと違うな」と思ってるがざっくり言うとね)。
この辺りの考え方が根本から違うことが多いので、一般人は儲けている経営者をみると嫉妬したり批判するが、君がもつ100万円より孫正義がもつ100万円の方がよっぽど社会にとって良い使い方をしてくれるのは間違いないし、誰も自分のためだけにに儲けようとなんて思ってない。(一部の成り上がり社長を除いて)
みんな社員の給与を上げてあげたいと思ってるだろうし、その家族まで守れるような強い会社にしたいと思ってるだろうし、社会に還元して持続可能な社会を創りたいと考えているだろうし、多くの人を笑顔にしたいと思ってるはずだ。
その思いが人一倍強いからこそ、起業しているだろうし、リスクを取ってまで行動し続けている。
僕は幸い新卒の会社で企業の儲けは企業を続けるためのものという考えを教えてもらったし、それにめちゃくちゃ感銘を受けたが、基本的には一般人の「儲け」に対する認識はこれからも変わることはないだろう。
そんな中で信用してついてスタッフにきてもらうためには愚直に努力し、会社のために動く姿(体の動くじゃなく脳や考え)を日頃から見せておくことが大事だと思う。それが信用であり有事の際にも上手く働く。
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