Hans Haacke: All Connected@New Museum(10/24/19 - 01/26/20) 後(2F&5F)
「アートのある光景」シリーズ、第3弾。Hans Haacke回顧展の後半(New Museumの2階と5階)です。少しでもハーケの理解につながれば幸甚です。
ニューヨークのアート界がロックダウンされて、文化が停止しています。それを実感するのは、地元の市民ばかりではありません。ニューヨークから遠く離れて暮らすアート・ラヴァーも、ニューヨークのアートの火が消えて悲しむ人は少なくないでしょう。もし、ニューヨークのアートの活動が立ち消えてしまえば、私はニューヨークに赴く気にならないでしょうし、実際訪ねることもないでしょう。
勿論、そのようなことはありません。それは確言できます。
ですが、ニューヨークのアート活動が再開されたとき、それがコロナ禍の前と同じなのか違うのか、変わるとすればどう変わるのか? それを考える縁となるよう、「アートのある光景」シリーズではコロナ以前の活動の一端を紹介しています(とくに直前のアートシーンは充実していました)。
次回の第4弾は、同じくニューヨークのMoMAで行われていたPope.Lの展覧会です。
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