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コーチングケーススタディーその4 by コーチングクリニックPRO
皆さま、こんにちは。
プロコーチをより上手くするスクール:コーチングクリニックPROを主宰している林健太郎です。
この記事では、コーチングクリニックPROで毎週実施している講義から生まれる「コーチングケーススタディー」をご紹介させていただきます。(今回で4事例目となります!)
コーチングケーススタディーがどういったものなのかは、以前の記事で解説していますので、どうごこちらをご参照ください。
今回のケースは?
今回のケースは、いわゆる「継続セッション」です。コーチとクライアントさんが既に対話をしたことのある、信頼関係が構築されている状態でコーチングをするとどうなるのか、というところが着目ポイントです。
まずはいつも通り、事例のデータの公開から参りましょう。
(↑このPDFデータは個人の閲覧のためのものです。営利目的での転用はどうぞお控えください)
(↑画像の無断転用を固く禁じておりますのでご了承ください)
そろそろ、このフォーマットに読者の皆さまも慣れてきた頃かなと思いますので、基本的な解説は省きますが、今回のセッションで特徴的なのは、クライアントさんの感情の起伏がマイナスに振れていかないところです。
常にポジティブな感情を維持したままコーチングセッションが進むのは、もしかすると(まだ完全に実証できていません)、継続セッションの特徴なのかもしれません。
クライアントさんがコーチに自身の内情を話すことへの不安感は、双方の基礎的な信頼があれば緩和されるのではないか、というような仮説を現状では立てています。
(↑画像の無断転用を固く禁じておりますのでご了承ください)
2ページ目はいつも通りのフォーマットで顧客プロファイルやコーチがやるべきこと&やってはいけないことをまとめてあります。
また、私の総括も記載していますので、もし良かったらお読みください。
今回のセッションで技術的に興味深いところは、コーチが「復唱」を完全に排除してセッションを進めていることです。
その理由にもこのケーススタディーでは簡単に触れていますので、どうぞお読みください。
コーチングクリニックPROとは?
このケーススタディーを私と一緒に作っているのがコーチングクリニックPROの受講生の皆さんです。
コーチングクリニックPROは、2020年7月に開校した新しいスクールです。これまでにないコンセプトで「プロのコーチが必要な情報やスキルを入手し、自分のコーチング品質を向上させることを目的」にしているオンラインスクールとして私が運営しています。
今回一緒にケーススタディーを作った面々はこちら↓
毎週、私が実際に受講生の方にコーチングセッションを提供したセッション動画を教材として、そこで使われているスキルなどについて質疑応答を受けながら、実際のセッションで何が起きていたかを分析していくことで学びを深めており、その成果の一端がこの「コーチングケーススタディー」です。
このケーススタディーを公開する目的
これは私自身の経験ですが、昨今ネット上にあらゆる情報が網羅されており、例えば料理をするならレシピサイトを参照し、わかりやすく説明しているレシピを選んで料理をするということが当たり前になってきていると思うのです。
しかし、ことコーチングセッションのデザインの仕方に関して言うと、ネット検索しても必要な情報が「全く」と言っていい程得られないということを極めて重大な問題として捉えています。
コーチングセッションだけを学び習得したとしても、実際のところ私たちは1時間のコーチングセッションをまとめきれないのです。そんな「スキル習得済みのセミプロ」みたいなコーチを今までたくさん見てきましたし、そんなコーチたちに必要な情報を提供できていない歯痒さも感じてきました。
今どきレシピやHow toが体系だっていないものなど流行らないと個人的には思っています。そんな意味で、コーチングもそろそろ様式を確立し、誰でもできる対話の手法として「形をわかりやすく明らかに」していく必要があると考えました。
当然、このケーススタディーは私のスクールに通ってくださっている受講生の方たちだけに公開するという選択肢もあるわけですが、そこはどうしても大盤振る舞いしたくて、コーチングに関わる全ての方のお手元に置いていただくガイドラインとして活用されることを、私の大きな願いとして世の中に送り出してみようと思いました。
著作権について
このケーススタディーは私だけでなく、コーチングクリニックPROに参加している受講者の皆さんの真剣な関わりによって生まれた貴重なデータです。
そのため、この記事で掲載している全てのデータや画像、PDFファイルに関しては、コーチングクリニックPRO及び、主宰会社である合同会社ナンバーツーに帰属するものとし、営利目的での転用を固く禁じさせていただきますので、どうぞご了承ください。
また、著作権とは別に「使用権」という概念があるとすれば、この使用権に関しては「個人の利用に限り、無条件に、事前の許諾なくダウンロードしてお使いいただけます」ので、どうぞ有効にご利用いただき、質の高いコーチングセッションの提供にお役立てください。
また、SNSなどでご紹介される場合は、この記事全体をURLのリンクとしてご共有いただけますと大変嬉しく思いますので、どうぞご協力ください。
コーチングクリニックPROに入会されたい方はこちらを!
コーチングクリニックPROでは、共に学び、今までにないケーススタディーを分析し、世の中に送り出していくことに興味のある仲間を継続的に募集しています。(共に学ぶ仲間はこんな人たち↓)
ご興味のある方は、ぜひこちらのホームページをご覧いただき、ご参加について検討いただければと思います。
ぜひ、私と一緒に新しいコーチングの未来を作っていきましょう!
今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!