顧客の依頼に応えることの大切さ|リーダー育成家養成講座Day1終了後の宿題考察
皆さん、こんにちは。
リーダー育成家&作家の林健太郎です。
この記事では、私が主催し、2022年4月3日から開催している「リーダー育成家 養成講座」について、お話していこうと思います。
今回は、その中でも、1日目(Day1)の最後で私から受講者さん達に課した宿題とその結果について考察をしていこうと思います。
こんな面々で学んでいます
今回は、フル定員の24名にプラスして、リーダー育成家のももさんとしゅうちゃんも講師兼学び手として参加しており、総勢26名の大所帯。
この人数で、隔週日曜日の朝10時から夕方18時までの長丁場x全6回をオンラインで学ぶ講座となっています。
そして、ここでの目的は私と同じレベルでコーチングやリーダーの成長支援ができる人材を養成することにあります。
そのため、私が主催している他のスクールよりも、かなりスパルタなプログラムで進めていくのが特徴となっています。
今回の課題はYouTubeチャンネル開設と最高視聴数!
ということで、Day1が終了する間際に私から受講生の皆さんに課した課題がこれ↓なんですが、受講生の皆さんそれぞれに
この課題のハードルは受講者それぞれによって異なると思うのですが、私からは更に
という2つの特典をつけました。
つまり、人参をぶら下げたということですね。
締め切りは、4月15日の20時。その時点で最も試聴数が多かった動画を取り上げるということを伝達しました。
ということは、正味12日間の勝負ということになります。
そんでもって、12日の間、私は実際に受講生の皆さんの動向を注視していたわけです。
私としては、受講者同士がお互いに視聴するから、26視聴は最低でもいかないとおかしいよね〜と思っていたわけですが、それ以上の視聴数に関しては、まったくわからないので、どのくらい伸びるのかを楽しみにしていました。
そして、最終的に、このぴーきのさんの動画が342視聴され、ダントツのトップと相成りました。
この追い込みというか、執着の強さは本当に凄かったし、営業力の差を見せつけられた気がしました。
と、表層的なことで書くと、こうなるわけですが、これがもしね、私が学校の校長先生ではなく、例えば企業の依頼主で、それぞれのコーチ達に、こう伝えたとします。
「YouTubeの視聴数が一番多かった人を弊社のコーチとして採用します」
もし、これが顧客からの依頼だったとしたら、今回仕事を得るのはぴーきのさんということになります。
何が言いたいかというと、こういうところにその個々人の事業への姿勢が表れてしまうということなんです。
今回の依頼主のオーダーは「視聴数を一番多く」です。
「動画のクオリティー」でも「エンタメ性」でも「離脱率の低さ」でもなく、単純に一番多く試聴されること。
このオーダーを的確に理解し、行動し、その行動を継続し、他の受講生との比較を怠らず、最後にトップでゴールする。
これが「良い仕事」なわけです。
企業向けのコーチングで求められること
企業向けのコーチングの場合、依頼主のオーダーにどれだけ応えることができるかが、その先のリピート率に直結します。
「このコーチは耳障りのいいことを言う割には、結果を出さない」
といった評価が立ってしまえば、次の仕事は回ってこない可能性が高い。
どんな手段を使ってでもいいから、依頼主のオーダーを満たすこと。
ここへの執着心やスピード感、手際の良さが求められる世界であるということなんです。
つまり、いいコーチングをすれば仕事をもらえるとか、そんな生半可なことではなく、そんなのは当たり前で、いかに依頼主のオーダーを的確に理解し、それを実現させるのかと言いう能力が問われているということ。
プロのコーチの実力の差はセッション自体の品質だけではなく、こんなところの頑張りに出るということを肝に銘じるべし。
それが今回の学びではないかなと思うわけです。
ここで終わらず、もうちょっと苦言を呈すれば、26視聴を回しきれなかった受講生もいたというのは、言葉を包み隠さず言えば、私の逆鱗に触れる。。
これは何を意味するかといえば、受講者一人一人に直接視聴のお願いをしなかったということに違いない。
少なくとも、私はこの26人の誰からも自身の動画を視聴してほしいというお願いを受けなかった。私が視聴すれば1視聴伸びるのにである。
ここがいわゆる「実行力」という部分で、何がなんでも達成させるという凄みが欲しいところではある。
実業側で結果と常に隣り合わせで戦っているリーダー達は、実行力のある結果にこだわるコーチからコーチングを受けたいはずだ。
諦めず、あらゆる手段を講じて結果に繋げる。
ここ、プロのコーチにとっての生命線になると思っている。
ぜひ、受講している人はこの体験から学んで欲しい。
印象に残る仕事をする
そして、依頼主である私の印象に残ることもとても大切なことだと思うので、今回、ぴーきの以外に印象に残った人のことを書いておこうと思う。
スピードの女王
まず、まっさきに動画をYouTubeに掲載したのがあいちゃんで、この動画。
誰よりも早く、先陣を切って動画を出すことで目立つ!
これ、仕事を得るためにはとても重要なこと。
つまりスピードを担保する。
技術レベルや経験値が低いコーチが勝つためには圧倒的なスピードが命だったりする。
印象的な仕事のスピードでした。
ゲストの選び方
この、たかさんの動画、370回ほど試聴されました。
実はぴーきの動画より視聴数は多い。。
ただ、評価対象の動画は「受講生同士」だったことで、この動画の視聴数はノーカウントとなりました。
ただ、こうやって、「課題だからやる」という範疇を超えて楽しむこと、工夫することで印象に残るという手もあるよね、ということを考えさせられた動画だったりしました。
ストーリー性にこだわる
そして、既にリーダー育成家として認定されているももたろう氏もこの競走には一参加者として参加しています。
みんなの一歩先を歩く実践者として、ひと工夫させ、目立とうとする、その意気込みを強く感じたのがこの動画でした。
コーチングクオリティーが高いのは当たり前。
そうだとしたら、そのコーチングがストーリーとして成立していることを見せる。
そんな戦略が見えてきた、優れた動画だなと思いました。
結果を出すか印象に残るかの二択
そんなことで、今回の課題から見えてきたのは、依頼主が求める結果を出せるのが良いコーチであり、また、依頼主の印象の残ることが仕事を得るためのもう一つの生命線であるということ。
26人が今回の体験で様々なことを学んだと思うけど、それぞれが達成と課題を抱えて17日のDay2に臨み、さらなる成長を遂げる姿を楽しみにしたいと思っています。
これをお読みの皆さん、6月末には26人の本気でヤバいコーチが世の中に「放たれ」ますのでどうぞご用心を。
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いつものことですが、長くて文字数の多い記事を最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
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