コーチングケーススタディーNo.6特別編 by コーチングクリニックPRO
皆さま、こんにちは。
プロコーチをより上手くするスクール:コーチングクリニックPROを主宰している林健太郎です。
この記事では、コーチングクリニックPROで毎週実施している講義から生まれる「コーチングケーススタディー」をご紹介させていただきます。(今回で6事例目となります!)
そして今回は特別編として、今まで非公開だった「あれ」を公開しちゃいますのでお楽しみに!
コーチングケーススタディーがどういったものなのかは、以前の記事で解説していますので、どうごこちらをご参照ください。
過去のケースをまとめたマガジンはこちらからどうぞ↓
今回のケースは?
今回のケースの特徴は、クライアントさんが話したいテーマが若干定まっていないという冒頭の話出しが特徴です。私たちがコーチングを受ける時に、話したい内容が定まっているケースは実は稀で、頭の中に点在する情報や思考をまとめきれずにコーチングの時間を迎えるということは意外と多いのではないかと思います。そんな時、コーチはどんなスキルと流れでコーチングセッションを作っていくのでしょうか。
まずはいつも通り、事例のデータの公開から参りましょう。
(↑このPDFデータは個人の閲覧のためのものです。営利目的での転用はどうぞお控えください)
(↑画像の無断転用を固く禁じておりますのでご了承ください)
さて、皆様にはもうお馴染みのフォーマットですので、説明は割愛しますが、この感情グラフは、実際にコーチングを受けていたクライアントさんご自身に記入していただいていますので、極めて精度が高いものです。
それを元に、コーチングクリニックPROの講義内でグループディスカッションしながら、クライアントさんの発言、非言語情報と、その時コーチが使ったスキルや振る舞いを照らし合わせています。
今日は動画を特別公開!!
このケーススタディーを作るためには、当然元データとなる「私とクライアントさんのコーチング」を動画に収めたもの、が存在して、それをコーチングクリニックPROの受講者さんと一緒に視聴しながら分析をしています。
この動画は、コーチングの守秘義務の観点から門外不出、コーチングクリニックPROの中だけで閲覧をしているものなのですが、今回はクライアントさんに特別に許可をいただいたので、教材動画そのものを本邦初公開しちゃいます!(という大ニュースをしれっと。。)
もし良かったら、この動画とケーススタディーを照らし合わせながら学びを深めていただければと思います。
(↑この動画は個人の学習のための閲覧に限って視聴を許諾しております。不特定多数への公開や上映会での再生、営利目的などでの転用はどうぞお控えください。これが守られない場合、動画は止むを得ず削除させていただくことになります)
(↑画像の無断転用を固く禁じておりますのでご了承ください)
ケーススタディーの2枚目もいつもと同じフォーマットです。1月から始めた新しい試みですので、まだまだ粗っぽいところはありますが、徐々に精度を高めていっております。
コーチングクリニックPROとは?
このケーススタディーを私と一緒に作っているのがコーチングクリニックPROの受講生の皆さんです。
(↑今回はこのメンバーで作りました!)
コーチングクリニックPROは、2020年7月に開校した新しいスクールです。これまでにないコンセプトで「プロのコーチが必要な情報やスキルを入手し、自分のコーチング品質を向上させることを目的」にしているオンラインスクールとして私が運営しています。
毎週、この記事でシェアしたような「私が実際に受講生の方にコーチングセッションを提供したセッション動画」を教材として、そこで使われているスキルなどについて質疑応答を受けながら、実際のセッションで何が起きていたかを分析していくことで学びを深めており、その成果の一端がこの「コーチングケーススタディー」です。
受講されている皆さんは、もしかしたら今は実感がないかもしれませんが、近い将来このデータがコーチングの基礎学習に使われる重要なリソースになっていきますので、それに関わっているという誇りを持って毎週関わってもらえたらなと思います。
このケーススタディーを公開する目的
これは私自身の経験ですが、昨今ネット上にあらゆる情報が網羅されており、例えば料理をするならレシピサイトを参照し、わかりやすく説明しているレシピを選んで料理をするということが当たり前になってきていると思うのです。
しかし、ことコーチングセッションのデザインの仕方に関して言うと、ネット検索しても必要な情報が「全く」と言っていい程得られないということを極めて重大な問題として捉えています。
コーチングセッションだけを学び習得したとしても、実際のところ私たちは1時間のコーチングセッションをまとめきれないのです。そんな「スキル習得済みのセミプロ」みたいなコーチを今までたくさん見てきましたし、そんなコーチたちに必要な情報を提供できていない歯痒さも感じてきました。
今どきレシピやHow toが体系だっていないものなど流行らないと個人的には思っています。そんな意味で、コーチングもそろそろ様式を確立し、誰でもできる対話の手法として「形をわかりやすく明らかに」していく必要があると考えました。
当然、このケーススタディーは私のスクールに通ってくださっている受講生の方たちだけに公開するという選択肢もあるわけですが、そこはどうしても大盤振る舞いしたくて、コーチングに関わる全ての方のお手元に置いていただくガイドラインとして活用されることを、私の大きな願いとして世の中に送り出してみようと思いました。
著作権について
このケーススタディーは私だけでなく、コーチングクリニックPROに参加している受講者の皆さんの真剣な関わりによって生まれた貴重なデータです。
そのため、この記事で掲載している全てのデータや画像、PDFファイルに関しては、コーチングクリニックPRO及び、主宰会社である合同会社ナンバーツーに帰属するものとし、営利目的での転用を固く禁じさせていただきますので、どうぞご了承ください。
また、著作権とは別に「使用権」という概念があるとすれば、この使用権に関しては「個人の利用に限り、無条件に、事前の許諾なくダウンロードしてお使いいただけます」ので、どうぞ有効にご利用いただき、質の高いコーチングセッションの提供にお役立てください。
また、SNSなどでご紹介される場合は、この記事全体をURLのリンクとしてご共有いただけますと大変嬉しく思いますので、どうぞご協力ください。
コーチングクリニックPROに入会されたい方はこちらを!
コーチングクリニックPROでは、共に学び、今までにないケーススタディーを分析し、世の中に送り出していくことに興味のある仲間を継続的に募集しています。(共に学ぶ仲間はこんな人たち↓)
ご興味のある方は、ぜひこちらのホームページをご覧いただき、ご参加について検討いただければと思います。
ぜひ、私と一緒に新しいコーチングの未来を作っていきましょう!
今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!