ティール組織化を実現させる強い意志と共に、FREEPLUSは壮大な実験を開始します。
大学生の時に通学電車に乗っていると、
明らかに疲れ果てている、通勤が面白くなさそうな会社員の方で溢れていました。
いわゆる大人になると、夢を語ったり, 情熱をぶつけたり、熱く生きることを、失笑するような圧力を
"大人社会"から感じました。
なんで、大人になると、全力で泣いたり、全力で喜んだり、そうやって生きることをしなくなるのかな??
大人になるって、嫌だな。
そう考えていました。
幸い私は、仕事が大好きでした。
仕事楽しいなぁー!!ってずっと思ってました。
それぞれの人間の人生は1度しかないし、ほとんどの人生を捧げるであろう仕事は楽しい方が絶対にいい。
メンバーが、最高にワクワクできるような会社、そんな会社を作りたい。
理想論と言われようが、それでもいい。やろうとしない限り実現しない。
そして、2007年に会社を創業し、そんな理想を追いかける為に、様々なことをやってきました。
※2008年5月の写真です
本当にたくさんやってきたのですが、現在のFREEPLUSの特徴的な制度として以下のようなものがあります。
・昇進は上長会議というブラックボックスで決められない。
公募とプレゼンバトルと投票。
FREEPLUSでは、役職者のポジションが生まれると、社内全体(アルバイトも含めて)にポジション公募メールが
届きます。
そのポジションを希望したいメンバーは、入社年次, 前職での経験, 現在のポジション, 雇用形態, 言うまでもないですが、
年齢, 性別, 国籍 に関係なく誰でも応募可能です。
1人しか応募がなければその方が役職者となり、2人以上だとプレゼンバトルとなります。
プレゼンバトルの日時が全社員に告知され、何か申し込みがある訳でもなく、その日、参加したいメンバーは参加できます。
それぞれがプレゼンし、最後には参加者が投票します。
役職者や上記で示したことに関係なく、1人1票しか持ち合わせていません。
FREEPLUSにとって、誰がそのポジションに立つ方がいいか?で多数決され、そして決まります。
もちろん、私が納得しようがしまいが、覆すことはしません。
・採用権限は、現場のチームが持っている。
採用の合否を決めるのは、配属予定先のチームです。
過去には、最終面接では私が必ず面接をすると言うことをしていましたが、完全に無しにして、採用権限をチームに移譲しました。
会社が大きくなってきて、私が採用するよりも、現場の方がより適したメンバーを採用できると思ったからです。
もちろん、本人たちが言うには"失敗"したことはあろうとも、誰でも失敗などあります。
人を面接するとは、人を採用するとは何か?お互いの人生を左右する一大イベントです。だからこそ全社員で取り組み、
全社員で成長していった方が中長期的にプラスになると思い導入しました。
このように、一般的な経営慣行を取り入れいている会社からは、
「え?それ大丈夫?」
と思われることを実行しております。
働くメンバーたちが、最高にワクワクできる職場を提供する。
そしてお客様も幸せになり、企業として収益も上がる。
さらにこれを突き詰める為に、いつも考えていました。
2008年に、GEEKS株式会社の大溝社長が、「須田ちゃんさー、これ読みなよー」
ってオススメされた本がありました。
ブラジルのセムコ社に関する本です。
2008年に読んだ時は衝撃的でした。
いや、これできたらすごくない?
と、しかし、2008年の私からしたら突拍子もなさすぎてすぐにやってみると言うことにはなりませんでした。
そして、2017年に"奇跡の経営(同様にセムコ社)"をまた読みます。
実際に、セムコ社のCEO、リカルド・セムラーが来日した時の小規模のセミナーに参加し、
直接いくつかの質問もさせてもらいました。
ゾクゾクしかしない。
いや、これやん。2005年から思い描いてること。
しかし、やろうやろうと思ってもなかなかできない。
そして、ティール組織に出会います。
今まで、自分が調べてきたことを、1冊の本に体系的にまとめられている。
そして、そのような組織を、ティール組織と名付けていました。
監視と統制から、信頼と権限移譲。
(ティール組織の本より)ティール組織の実現は、多くの反発を産むかもしれない。
しかし、CEOが諦めなければ実現する。
ほほーーーーーーー。
やってやる。というか、心からやりたいことやし。
このような新しいことをやるときには、必ず反発を伴うと言いますが、
できへんと言われれば言われるほど、燃えますぜ。
やり抜いてやろうやないか。
このプロセスを、これからブログに書き残して行きます。
現代の経営論から、全く逆の方向へ。
FREEPLUSが実現します。
人生はいつだって最高です。
須田 健太郎
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