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離島地域の課題

こんばんは。
柔道整復師の村木です。

先日、東京都の大島町出身で、現在は接骨院で勤務しながらトレーナー活動も行う 森田さん(柔道整復師)とお話しする中で、色々と知らない世界というか、衝撃的な話が多く出てきました。

このnoteでは、その時感じたことなどを綴って、何かのアクションのきっかけになればいいかと思い、備忘録がてらここにまとめておきます。

2021.10.21 追記

森田さんが #ヒトナリch に出演され実際の様子について語られています。
この記事を読む前や読まれた後に是非併せて動画もご覧ください。


大島とは?

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大島町(おおしままち)は、東京都の島嶼(とうしょ)部に位置する町。
伊豆諸島の北端にある伊豆大島全域を町域とし、所属する郡はなく「東京都大島町」が正式な表記である。
三原山、椿、あんこさんで知られる。気候は温暖であり、 年間平均気温は摂氏15.8度。
(Wikipediaより)

<Googleマップ>

<大島支庁のTwitterアカウント>


<大島町ホームページ>

<大島観光協会ホームページ>

まず最初の大島の印象は


行ってみたい!!!!!!!




大島町役場総務課 YouTubeチャンネルより



ね??

行きたくなりますよね(笑)

こんなところでBBQとか最高じゃないですか!!!



大島の問題

森田さんとの話が進むにつれて、段々とその実態⁉︎がわかってきました。



ここから先は、本人(森田さん)にも許可をいただき、大島の方への配慮をしながら書いていきますが、争いを生むために書いているわけではないことは、あらかじめご承知おきください。
※間違いや、表現が適切でないなどございましたら、お手数ですがご一報ください。




まず、伊豆大島はもちろん伊豆七島全体が医療過疎地ということ。

森田さんは「へりはん」とおっしゃっていましたが

(ん?へりはん??何それ???)


「ヘリ搬(ヘリ搬送)」ですね。


これが当たり前(本土より遥かに)ということ。


島内で適切な医療を受けることが難しいため、何かあった場合は、ヘリ搬送にて都内の病院に運ばれるようです。


ただ、実際には都内の病院よりも静岡県の下田市とかの方が圧倒的に近いんですが、東京都の管轄(都民)なので都内の病院ってことなんですかね。


常勤の整形外科の先生もいないらしく

とある骨折(あえて伏せておきますが、柔道整復師ならよく聞く症例)でもヘリコプターによる搬送があったとか。

※通常、整形外科の医師が居ればおそらく問題ないであろう骨折です。

他にも・・・

鎖骨骨折も耳鼻科の先生が診られたり
通院のために月に数万円かけて本土との往来
慢性痛も本土に通院と治療
スポーツは盛んだけどトレーナーがいない
怪我をした際の処置(もしくは病院)の選択肢が少ない
外傷の手術は基本的に縫合のみ
指導者不足
治るものも治らないという感覚



こういうようなことが現実問題としてあるため
初期処置の大切さが低くなってしまい、そもそも諦めなければ大丈夫(きちっと処置さえすれば)な怪我ですら、諦めてしまうこともあるそうです。


僕が体験したことではないので「○○だそうです」のような表現があって申し訳ないんですが、お許しください🙇‍♂️



そもそも縁もゆかりもない島部での話なので、正直考えたこともなかったですし、そこをなんとか変えて生きたいと熱い思いを持った人がいることすら知りませんでした。

すいません。。。

森田さんからは、郷土愛をとても強く感じました。

何かアクションは起こしたい。。。
でも、具体的に何をしたら良いのかがよくわからない。。。


場所(島という)問題はやはり物理的・地理的にあるかもしれませんが、このような素敵な町なのに、なにか虚しい気持ちになってしまいます。


問題解決⁉︎するためには?

ここまでの問題点は
ちょっとイメージすればわかるのかもしれませんが、僕は衝撃的でした。


今の身の回りの医療体制が【普通】という感覚は、同じ国内であってもこんなにも差があるものだと。。。

ヘリの搬送も複数人をまとめて各島でピックアップしながら搬送することもあるらしく、このあたりの問題もなかなか難しいですよね。


話を聞きながら「行政レベル」の問題では?とも思いましたけど、何か自分たちにもできることはあるのではないか?とも思いました。
(具体的には全然イメージできていません💦)


「こんなこと書いているならお前が動け」とも思われるかもしれませんが、ちょっとやっぱりこれは1人でどうにかできることでも無いでしょうし、たくさんの方を巻き込まないと難しそうだなぁ〜と。


せめて紹介できる先生が近くにいたりとかすれば違うのかなぁとも思いますし、こういう素敵な土地で働きたい医師の方とかいらっしゃらないかなぁとか、一応素人ながらに思うわけです💦


おそらく大島だけでなく、他の離島地域も同じような問題を抱えているかと。。。

おそらく問題視されてはいるのに、まだまだ整備に時間はかかるでしょうから、そう考えると、やはり都内(本土)まで行かなくても、もう少し近い地域で医療を受けられるとか、継続的に通院しやすいとか、そういうことができないかと。。。



僕らが所属しているSpolinkJAPANも活用していけば、うまく活路を見いだせるのではないかとも思います。


さいごに

僕なんかがこんな記事を書いていいのかすら悩みましたが、ひょっとしたらこの記事が何かの繋がりや、何かのきっかけになれればいいのかなと。

ぜひですね、今はこんなご時世ですが、落ち着いたら大島に行っていただきたいと思いますし、僕も行ってみたいと思います。


少しいつもとは違う視点でしたが、森田さんの抱える問題が多くの方に認知していただければ良いと願っております。


最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️


↓森田さんのTwitterアカウント


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村木健太郎
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