見出し画像

効率的かつ健康的なテレワーク環境を整える

在宅勤務環境を整える上で、まず考えたいことが2つあります。
ひとつは、出社時の業務環境に極力近づけること(効率的)、もうひとつは、運動不足に陥りやすい問題を解消すること(健康的)です。
在宅勤務を始めてみて気付いたのは、会社というのは本当に業務効率のよい環境だということ。仕事するための場所なのだから当たり前ではありますが、自宅で仕事をしてみると、身体への負担や疲労感、集中力、人とのコミュニケーションも含めて、そのことがよく分かります。
自宅内のどこで仕事をするか。例えばコタツなど床に座ってのPC作業は、腰への負担が大きく、肩凝りにも繋がってしまうので、長時間の作業には向いていません。
僕は、ダイニングルームを業務スペースとして利用することにしました。

デバイス周辺(キーボード、マウス、モニタ)

ノートPCは画面が狭い上に視線が下がりがちになるので、そのままでは肩凝りは避けられません。そこでまず購入したのは、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、そしてPCモニタの3点です。

画像1

配線をすっきりさせるため、キーボードとマウスはワイヤレスにしました。
マウスは5ボタン。親指の上側に「進む/戻る」ボタンがあって、ブラウザの戻るボタンを押さなくてよいので、これに一度慣れるともう離れられません。
キーボードは静音タイプのものを。実は別のものを最初に買ったのですが、家の中は意外と音が響くので、家庭内から苦情が出ましたw

モニタ購入の際、サイズ以外で気を付けることは、高さ調節が可能か、画面の角度調節(左右&上下)が可能か、それにスピーカーの有無です。高さと画面の角度は調節可能なものにするのがよいです。あまり安いものは高さや角度調節のできないものがあるので注意が必要です。
スピーカーは、PC本体で音を出すのでモニタからは音が出なくてもよいという方もおられるでしょうから、ニーズに合わせて選べばよいかと。僕は、もしかしたらNintendo Switchと繋いで利用することがあるかもと考えて、スピーカー付きのものを購入しています。
また、予算に余裕があれば、27インチ以上の4kモニタを購入すると、より効率よく作業できるようになると思います。実は、僕は4kモニタのつもりで買った27インチモニタが2k(フルHD)だった失敗がありますので、購入前に解像度のご確認を。2kなら27インチまで大きくなくていいよね…。

もしダイニングテーブルに大きなモニタをずっと置いておけない場合は、モバイルモニタという手があります。これなら、食事の際にPCとモニタを片付けることもできますね。僕は完全に業務スペースにしてしまったので、もうこのエリアで食事できなくなってしまいましたけども。

その後、追加でノートPCスタンドを購入しています。

ノートPCとPCモニタの2画面で作業する際、ノートPCを見るために視線が下がってしまうので、PCスタンドの導入により、メインモニタとノートPC間の視線を横移動のみで済むようにしました。オンラインミーティングの際、カメラと目線の高さを合わせるにも役立ちます。
このPCスタンドは、アルミ合金製でスタイリッシュなのも気に入っています。ガタつきもなく素晴らしいです。

画像2


これにて、効率性から見た業務環境の構築は完了。職場とほぼ遜色ない。

画像3


あとはイスをどうするかということですが…。

昇降可能なスタンディングデスクを導入

健康の観点から、在宅勤務による運動不足に陥りやすい問題を解消するための解決策として、基本はイスを利用せず、立って仕事できるようにダイニングテーブルに置いて使えるスタンディングデスクを購入することにしました。
このスタンディングデスクは、ガス圧で昇降できて高さ調節できますし、キーボードトレイもあります。買って本当によかったです。強くお勧めします。(2021/1/18現在、以下のAmazonの商品は品切れのようです。)

立って仕事すること自体は、正直大したカロリー消費ではありませんが、在宅勤務でしかも終日座りっぱなしというのが体に良くないことは明らかですので、少しでもカロリー消費をしておきたいところです。
なお、僕の勤務先は、電動昇降式のスタンディングデスクを導入しており普段から立って仕事をしていたので、自宅でも導入には抵抗ありませんでした。
自宅の椅子はやはり一日中座って仕事するには向かないし、あまりに運動不足が過ぎる。購入前の暫定策として、立って仕事をするために段ボールやら本やらを重ねて即席のスタンディングデスクを作ってみたものの、見た目がゴタゴタしすぎで気分がよくない上に、高さの調節も簡単にはできず、うまくいきませんでした。
スタンディングデスクの購入により、業務環境は各段に向上しています。ガス圧で簡単に高さの調節ができるので、基本的には立って仕事して、疲れたら時々座ることにしています。

回線選びはNURO光一択

回線は、以前利用していたCATVからNURO光に変更しました。
CATV回線は、在宅勤務開始直後から不安定な状況が続いていて、サポートに問い合わせをしてモデムを交換してもらったり技術者に来てもらったりしたものの、地域の回線全般で容量が逼迫しており、改善の見通しも立たないことが分かりました。
NURO光に変更すると自宅の電話番号が変わってしまうので、もし改善するならと思ってしばらく様子を見ていたものの、仕事に支障をきたすレベルだったことから、もう変更する以外の選択肢はありませんでした。

ちなみに、CATVの場合、光回線が届くのはマンションまでであり、マンション内は回線を分け合う方式なので、地域の容量逼迫の影響にとどまらず、マンション内の利用者が多ければその分通信速度も影響を受けて下がります。
一方、NURO光の場合は、マンションの宅内まで光ケーブルが来ますので、通信速度は高速を保ったまま。開通工事に立ち会った際、マンションの電話ジャックまで光ケーブルが本当に来ることに感動しました。

画像4

NURO光は、下りだけでなく上りも高速なのが素晴らしい。400Mbpsはかつて見たことがない速さ。通信速度は時間帯や計測ツールによって多少前後するものの、概ね100Mbpsを切ることはない印象です。

その後、妻も在宅勤務となったので、同じスタンディングデスクを追加購入してダイニングテーブルに設置し、向かい合って仕事する体制に移行しました。要塞のようになっています。

画像5

一方がオンライン会議の時間帯は、もう一方はイヤホンで音楽を聴く、2人の会議時間が被ったら一人は別室にて対応するなどの家庭内ルールを策定して運用中です。
皆さんの参考になれば幸いです。

なお、少し視点は異なりますが、在宅勤務が多い方にお花の定期便サービスをお勧めします。よろしければこちらもお読み下さい。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?