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人を動かす
「人を動かす」D・カーネギー著
人を動かすと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?様々な事が挙げられると思います。
人事からの部署異動の通達、上司からの指示。
部活動の顧問からの指示。
多々あると思います。
その中でもこの本は人を動かす方法について書いてありました。3つご紹介します。
人に好かれる方法はまた別で書かせていただきたいと思います。
1.人を批判しない(盗人にも5分の理を認める)
こんなエピソードがありました、リンカーン大統領は選挙で勝つために相手を愚弄するような記事を書いたところ、相手は怒り心頭で決闘を申し込んできたと。
その時に初めて批判するような内容はその人の反骨心を煽ることになりこのような事態になると。
そこから学びを得て、南北戦争の際指示に従わなかった将軍に対して咎めももしなかったと。人のことを批判すると自分の首を絞める。相手には相手なりの正義があるということ。
2.重要感を持たせる
鉄鋼王カーネギーは周りの力があったから、助けがあったから成功できたといっていた。つまり従業員が私にとってとても重要な存在であるということをしめしていたのである。
「己よりも賢明なる人物を身辺に集める方法を心得る者ここに眠る」
この言葉は前回書いたブログに通ずるものがある。自分のなりたい理想の姿に近い人たちを周りに置くということ。
3.人の立場に身を置く
相手がやらせたいことをやらせて目的を達成する。私の実体験からこれに類似したエピソードは思い浮かばなかったです。
1つ挙げるとするならば、練習メニューを後輩に仕切らせてチームをまとめる難しさを実感させたことくらいでした。
この著書から3つの知識が私の中でアップデートされました。嫌われる勇気にも照らし合わせて読めるのでとてもおすすめです。