ウチのちょうど良さ。
糧の脇に「小さな本屋」的なものを運営しはじめて、おおよそ5,6年くらいか。最初は友人の音鳴文庫の八木くんから古書を大量に仕入れさせてもらってスタートして、ここ3年で新書を中心に仕入れるようになった。
町に素敵な本屋があったらいいなと思ってはじめたが、大衆にうける素敵な本屋になる道というのは、なかなかハードな道のりなのだと途中きづいて挫けていた時期があった。自分にとっての素敵な本屋を様々見て歩いたが、小さいなぁと思っていた本屋であっても売り場に置いてある本の数はすごく多い。こんなに置いてないと素敵に見えないのかと唖然としたし、本屋というのはすごいなと尊敬を持って見るようになった。そして、そこを目指すことはしなくてもいいなと思えた。
最近じぶんの店での本の量のちょうど良さが見えてきている。コントロールできる範囲というか、オススメできる本の量のちょうど良さが見えてきている。
お店に置いておけて気持ちいい量というのがもう少しで飽和量になっていくのだろう。だいたい何冊くらいあるんだろうか、来月は会社の決算。棚卸しでちゃんと量を把握してみたいなと思う。