週の副音声 9/19-25 2022
19日。
オンラインイベントを初めて主催した台風の日。なんとか乗り越えられて、よかった。無事生還。オンラインの主催者の気持ちっていうのは、反応のない聴衆の前で、どうレスポンスをもらっていくのかっていうのが主催にとっても、参加者にとってもいい場をつくる要因なのかもしれない。
20日。
大地の再生最終日。今日は糧の近くの庭園の整備で、主に「旧堀氏庭園を守り活かす会」という団体が手を入れている場所で行われた。団体の参加者は4名。団体の総人数は15人に対して、この数字。1ヶ月前の呼びかけに対して、この数字。。
っていうように呼びかけをした団体の担当者は思っているかもしれない。集客ができなかった。けど、義務感や周りの歩調に合わせるような調和感が消えた段階で、残った3名はいい熱を持っているのだと思う。集まってくれて感謝。積み重ねていきたい何かを掴めた。
僕も大地の再生講座を主催するたびに、人が集まらないなぁ、、と悲しい気持ちにはなるんだけど、継続するたびに徐々に広がっていく輪に対して、少しずつポジティブな気分を得れるようになってきた。
諦めず、ただ無理な呼びかけはせず、ちゃんと着実に足を踏み締め、伝え続けることで何かが動いていくのかもしれない。
21日。
久々に髪を切った。2ヶ月ぶり。
通い続けて5回目くらいかな、カットしてくれる美容師さんにやっと身の上話をした。心を開く時間っていうのを調整することって大切だと思う。いきなり開ける繋がりもあるけど、通い続けて、やっと自分を出すということでのお互いの喜びっていうのを感じた。開き方に嘘をつかないこと、サービスにならないことっていうのは大事にしたい。
22日。
久々の対面取材。ぼく自身の物語の話と町への目線について語った。
千葉の勝田台の面白不動産daibeamにいる時に、社長に言われたことがあって、大江くんはできないんだから、「のぼうの城」の「のぼう様」になったらいいよ。と言われた。その当時はめっちゃムカーっとした。
けど、今になって思う。
「できない」というのは、びくともしない大きなことを動かそうとしているぼくに対して言ってくれた言葉なのかも。「のぼうの城」の「のぼう様」は、できないことを曝け出すけど愛される人。「しょーがねえなぁ」と部下たちが立ち上がり、みんなで問題を解決していく。
取材ではそのことを語ってないけど、町づくりはひとりの天才だけでできるものではないと思っています。みんなの気持ちがある手足があることで、やれることなんだって思ってます。
23日。
大変なことも多いけど、大変なことに出会った時に不機嫌でいきるのか、機嫌良く対応していくのかっていうので、その対応プロセスの間の気分は全然違う結果になるんよね。同じ現象が起きてても、その期間、楽しくやっていく。そっちの方がいいなって思う。
24日。
自分自身が猛然と拒否することは「頼れない自分になってしまう」というものなのだろう。前に書いた「のぼうの城」と真逆のもので、その「頼れない自分になりたくない」という欲求が「のぼう様」をへの道を邪魔している。とはいえ、頼れる自分になりたいというものでもなくて、頼ってもらいすぎると煙たい。欲求とは不思議なものだ。
諦めようかな、と思えるのは贅沢なのか、いいバランスなのか。諦めようとするのは集団の中にいるときは選択しづらい。けど、1人であるときにはできる事なのだよね。
もしかしたら集団の中にいても諦めるという選択が当たり前にできる環境が一番優しく、強い選択なのかも。
大地の再生講座の4日後の旧堀氏庭園を訪ねてみた。改善の作業をしたところの有機物が剥がされていて、あぁ、失敗した、、と思った。もう少し早く関係者に伝達して、もう少し早く看板を立てることができたら、、と思った。
地元の共感してくださっている青木さんにお話をしたところ、やっぱりそうなるよなぁ、という言葉。いろいろな人が絡む場所についてはどうしたって意見の相違があるし、伝達のミスは起きがち。共感の輪を広げていくのは難しいものだ。
嫁に話もしてみたら、やっぱりモデルケースで成功していくしかないのかもねと結論づいた。もちろん、今試している場所については継続しながらだけど、自分らが見せていきたい空間はしっかり作り込んで紹介できるようにしていかないといけない。モデルハウス、モデル林、モデル環境、モデルパーマカルチャー、いろいろなものをやっていってから、話がはじまっていくはず。
25日。
休みってなんだっけ、という言葉を思い起こした日曜日。それはアクティブな人であればあるほど、きっと同じようなことを思っているのではないだろうか。休まず、アドレナリンドバドバでできる時期もあるけど、そうでない時期もある。そうでない時に、休み方すら忘れてしまうのは健全なのだろうか。
そういえば、ソーヤー海くんからRadioActive Radio extraの最新録音データが届いた。とてもいい音源なんで早くUPしたいなぁと思っている。ディープでみんながトラウマ的に抱えているだろう性についての話。対話してくれていたKokoさんの言葉には大切なことたくさん詰まってた。