ローストポーク
12/25。11月と12月は労働組合に申請しなければいけないほど残業をしたので、今月はあまり残業ができない。
しかしながら俺の仕事が減ったわけではないので、今週も結構残業をしてしまった。調整のためにこの日は定時で上がった。
豚肉の塊が余っていたので、ローストすることにした。
クリスマス気分を味わうにはローストポークは最適な料理だ。
乾いた笑みを浮かべながら、豚肉に塩コショウをする。鍋に水を張って加熱して沸騰させておく。
両面に塩コショウをした豚肉はフライパンに油をひかずにそのまま載せる。豚肉から大量に脂が染み出るからだ。
中火でじっくりと全面加熱し、表面がこんがりと焼けたら、ラップで2重に巻いて耐熱袋に入れ、沸騰したお湯で湯煎する。
豚肉の大きさにもよるが、俺は300gくらいで30分加熱したまま湯煎した。
ローストビーフとは違い、豚肉は中までしっかりと火を通す必要があるため、湯煎の時間は長すぎるくらいが丁度よい。
湯煎している間にソースを作る。豚肉から大量に脂が出たため、余分な脂を捨て、フライパンに醤油と酒・みりんとハチミツを入れ、中火で加熱する。
アルコール分と水分が飛んでトロリとしてきたら、ソースの完成だ。
野菜を盛り付けた皿にローストポークを盛り付け、上からソースをかけたら完成。
ローストポーク。バジルを振ったご飯と共に。
ナイフで切るときれいな断面だった。美味い。
仕事終わりにじっくり肉を焼くのは面倒だが、今日は定時上がりなので、比較的時間にも心にも余裕がある。
あっという間に平らげた。今日も忌々しい聖夜だが、昨日ほどの惨めさは感じていない。
明日からはようやく休みで、その後2日間会社に我慢して行けばあとは待ちに待った連休だ。
ここ最近有給もさっぱり取れていなかったし、三連休があっても一日は休日出勤していたので、俺にとってこの連休は本当に待ち遠しかった。
まずは2日間乗り切るための体力を土日で養い、残り2日も頑張ろう。
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