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NY ADC Young Guns 17を受賞した話

世界の感動時間を増やそう!「感動時間」という言葉を英語にしたら何と言うのかわからない篠原健太です。

SNSでもお知らせしましたが、篠原健太は国際賞「NY ADC Young Guns 17」winnerと 一般投票で選ばれる「Creative Choice Award」をダブル受賞しました!ダブル受賞は日本人初の事だそうです。

TYOニュース

セレモニーはニューヨークのソニーホールで行われました。

ソニーホール入り口

お客さんが入る前の会場

会場では、Twitterのフォロワーや、何かしらで僕のことを知ってくれた人が話しかけにきてくれました。

右・通訳をしてくださったMikaさん

同じ受賞者でアニメーションクリエイターのMARCUS ARMITAGEさん(湯浅政明さんのファンだそうです。)

入場が有料なのに200人以上のお客さんが集まった会場

トロフィーの授与は、スクリーンにシズルリール(自分の作品のいいとこ詰め合わせ映像)が流れた後に、登壇して受け取りました。

28人の受賞者の表彰が終わった後、「Creative Choice Award」の発表がありました。正直、 SNSで投票してくださった方々がいたことを知っていましたが自信はありませんでした。なぜなら世界レベルがわからなかったからです。

結果はダントツでトップの投票数だったようです。

ステージでトロフィーを掲げる篠原。

クリエイターは作品で語るタイプの人が多いように思います。僕も本来はそうでした。自分で自分の作品をアピールすることはカッコ悪いことだと思っていたのです。作品を見ればわかるだろ、と突き放して発信することもしませんでした。

僕は過去に力を尽した作品が、受け取って欲しい相手に届かないという虚しさを経験しました。
「作品は届けたい人にちゃんと届けるまでやらなくては意味がない」と考えを改めて、自分自身で情報発信を始めました。といいますか、一人ではそれしかやりようがありませんでした。スマホがあればできます。

自分のやりたい事を本当に理解してブランディングできるのは自分だなぁと思ったのです。

ちゃんと自分の出来ることを伝えて、知ってくれた人のリアクションに答えて、つながりを作っていきました。活動を始めてから約一年、その物語がこの「Creative Choice Award」に繋がっていると思います。

今までの物語とつながりがあるから、「自分に投票お願いします。」を堂々と言えました。

そうでなければとても言えません。

日本は負けてない

そして、日本は全然世界に負けてないです。ニューヨークに来てそう感じました。しかし、古いやり方に囚われてちょっと上手く能力を出せてないことはあるかもしれません。

できないことだらけの僕でもこのような国際賞を頂けたので全然やれます。実際、僕は普段から人に頼ってばかりです。今回のニューヨーク滞在も広報の方、通訳の方がいなければ死んでました。

一人で散歩に出て、たった五分でチップをぼったくられる篠原


会社の皆様、作品制作でお世話になったスタッフの皆様、推薦してくださった川村真司さん、家族や友人、そしてオンラインでつながっている皆様、本当に本当にありがとうございます!

おまけ

トロフィー

トロフィーを会場でコマ撮りする篠原。

受付で冊子を配る印象的な人。

受賞者の集合写真

運営のBridgidさんとステージで抱き合う篠原。

前夜祭で受賞仲間、SI NGA IANさん、AU CHON HINさんと写真。

受賞仲間、2DアニメーターのSTEPH HOPEさんと写真。

左:広報の佐藤さん 真ん中:篠原 右:通訳のMikaさん

つづく!

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篠𠩤健太ストップモーションアニメーター
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