写真が上達する方法はシンプル!カメラ初心者が独学で学ぶ方法!
こんにちは、kenTanahashiです。
カメラ初心者が一番最初に悩むのが、写真は誰かに教わらないと上達しないのではないか?独学で写真を学ぶことはできるのか?ということだと思います。
結論から言うと写真は独学で学ぶことができます。そして上達する方法は非常にシンプルです。
実際に私は学校や写真教室に通ったり、誰かに手取り足取り撮り方を教わったことはありません。
自分の頭で考え、調べながら写真やカメラについて学んできました。
今回は私が独学で写真を学んできて初心者から脱出した方法について解説させて頂きます。
カメラ初心者必見!独学で写真を学ぶ方法を解説します!
写真を学ぼうと思ったときに、以下のような悩みを抱える人がいるかもしれません。
・技術を習得するために多くの書籍を購入しなければならない
・高額なお金を支払って写真教室に通わなければいけない。
・最新の高いカメラを買わなければらない
しかし安心してください。自走できる人は全て必要ありません。
私は写真歴4年くらいですが、誰かにマンツーマンでみっちり教えてもらったり、写真教室に通ったことは1度もありません。全て独学で学んできました。
独学のプロセスは自分で考えること、撮ること、失敗すること、改善すること、その繰り返しです。近道はありません。このプロセスを繰り返して徐々に上達していきます。
写真を独学で効率的に学ぶには5つのポイントがあります。
とてもシンプルなのですぐに実行してみましょう。
1.撮る習慣を身につける
2.基礎を学ぶ
3.インプットとアウトプット
4.真似をする
5.ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下SNS)を利用する
ひとつずつ解説していきます。
1.撮る習慣を身につける
写真上手くなる方法はとてもシンプル
・撮ること
・続けること
本質はこの2点です。
初心者が最初にやるべきことは写真を撮る習慣を身につけることなのです。
カメラ初心者にとって一番重要なのは、写真をわざわざ撮りにいくという感覚をなくすことです。
わざわざ撮りにでかけるのではなく、どこかに出掛けるついでに撮るというところからスタートしてみましょう。
なぜそうするかというと、写真を撮る習慣が身についていない人にとってわざわざカメラを持ってどこかに出かけて撮るという行動はとてもハードルが高いからです。
そのハードルを越えるためにも最初はとにかく撮る習慣を身につけることが大切です。
初めに使うカメラはコンパクトで気軽に持ち運べるカメラがオススメです。私はCanon EOS kiss X2に単焦点レンズをつけて撮っていました。デジタル一眼レフじゃなくても、安価なミラーレスでもコンデジでもスマートフォンでも構いません。
毎日カバンに入れておけるサイズ、いつでも取り出せてすぐに撮影できるというのがポイントです。
※最初に安くてコンパクトなカメラを購入したほうがよいのは写真を持ち出すのが億劫(おっくう)に感じてしまう人がいるからです。
気合い十分な方は最初から高価で大きなカメラを購入しても構いません。
それでも持ち運ぶのが面倒に感じてしまう場合もありますので、サブ気にコンデジか小さなミラーレス機を購入することをオススメします。
最初に撮るもの(被写体)にこだわる必要はありません。
空が綺麗だと感じたら空を撮ればよいですし、友達と遊びに行くときならカフェで注文し食べ物を撮影したり、その日の記念として友達の写真をのこしてあげましょう。
カメラの設定もオートでよいです。とにかくシャッターを切って写真を撮る喜びを味わいます。
日常の何気ない瞬間を撮るのが好きなのか、人を撮るのが好きなのか、綺麗な風景を撮るのが好きなのか、ジャンルにこだわらずに撮影する中で自分の撮りたい写真をみつけていきましょう。
2.基礎を学ぶ
どんなジャンルでも共通していることだと思いますが初期段階で基礎を学ぶことが大事です。型を身につけなければ応用につなげることはできません。
写真を撮る習慣が身に付いたら一通り基礎を学ぶことをオススメします。
オリジナルを追求するのは基礎を習得してからです。
独学で基礎を学ぶ方法は以下の2点。
・ネットで検索して初心者向けの記事を探す(各カメラメーカーのサイトにも初心者用の記事がアップされてたりします。)
・教本を買う
全て無料で完結させるためにはネットで情報を漁る(あさる)方法がありますが、体系的にまとめられているサイトを探すのが大変なので、教本を1冊だけ購入(図書館で借りても良い)するほうがはやいです。
教本の選び方
大きな書店に行けば大抵置いてます。書いてある内容はどの本もほとんど同じなので本の中身をぱらぱらと眺めて分かりやすそうな本を1冊だけ購入すればよいです。
どうしても自分で判断できない場合はアマゾンレビューなどで評判を確認してみましょう。レビューを読んで決めた場合でも1度本屋で中身を確認したほうが良いと思います。
本を購入するのが目的ではありませんので、読んで基礎を理解できそう、飽きずに読めそうくらいの判断でよいです。文章を読むのが苦手な人は図解で分かりやすいものを選びましょう。
読み方
購入したら最低2~3回は読んでください。最初は内容を理解できなくてもよいです。
・1回目
最初は全体像を把握します。聞いたこともないカメラの専門用語がたくさんでてくると思いますが、分からない用語は飛ばして最後まで読み進めましょう。
・2回目
2回目は分からない用語をネットなどで調べながら最後まで読み進めます。
この段階で基本的な用語や使い方は頭に入っていると思いますが、結局頭でいくら考えても実践しないと身に付かないので一旦教本は投げ捨てて撮影に行きましょう。
今後は撮影の中で何か分からないことが、分からない項目をあれば読み返せばいいです。カバンの置くにつっこんでおきましょう。
全部読むのが面倒な方へ
本を1冊を通して読むのがだるすぎて無理という方は以下の項目だけさくっと勉強してください。
・焦点距離
・ホワイトバランス
・オート、マニュアルフォーカス
・露出(絞り値、シャッタースピード、ISO)
・被写界深度(ボケ)
・天候や光の特性
・基本的な構図の使い方
他にも覚えなければいけないことはたくさんありますが、これらを理解しておけばとりあえず撮れます。
なんとなく理解したら教本を放り出して、今すぐ外に出ましょう。
3.インプットとアウトプット
写真を撮る習慣を身につけて、基本的なカメラの使い方を身につけたら次にやるべきことはインプットです。
アウトプットが撮ることだとしら、インプットは写真(他にはアートや映像など)を鑑賞すること、分析することです。
世の中にはすばらしい作品がたくさんあります。
多くの作品に触れて自分の感性を磨いてください。
写真が上達するためには撮ること、観ることの繰り返しです。
4.真似をする
写真の上達スピードをはやめるためには、好きな写真家やフォトグラファーの作品を真似するとよいです。
真似するというのはただパクればいいわけではなく、写真を分析して
・どんなシチュエーションで撮っているのか
・どんな構図を使っているのか
・光や天気はどうか
・焦点距離はどうか
・視点はどうか
・被写体との距離感はどうか
・現像など
写真からエッセンスを抽出していく感覚です。
写真から自分なりに撮り方を考えてそれを実践に取り入れていきましょう。
例えば被写体との距離が数メートル変わるだけで全く違う写真になります。そういう感覚を鍛えていきます。
私も最初は好きな写真家の写真をたくさん見て真似しました。その経験が今につながっています。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下SNS)を利用する
写真を始めるときは同時にSNSもはじめましょう。
写真系のSNSにはさまざまな種類がありますが、国内で主流なのでがInstagramとTwitterです。まずはこの2つに登録します。
中でも私がオススメなのはTwitterです。
TwitterはInstagramと比較してコミュニケーションがとりやすいです。
一緒に写真を頑張る仲間を見つけることができます。仲間ができると自分ひとりで学ぶよりもモチベーションの維持がしやすくなります。
SNSを使って写真の上達スピードを加速させよう
SNSの利点を書きます。
写真を投稿する・・・写真を世界中に発信する
好きな写真家やフォトグラファーをフォローする・・・交流が広がり仲間ができる
反応がある(リプライやいいね)・・・モチベーションの維持につながる
毎日写真を見る・・・写真をたくさん見ることで感性を養う、視点を学ぶ
写真を撮り始めたのはいいものの周りに写真について深い話ができる人がいないことがほとんどだと思います。目的もなく1人で撮影しているとなぜ撮っているのか分からなくなって悲しくなります。私も最初は孤独との戦いでした。
発表の場を作って自分の写真を人に見てもらいましょう。
まだ孤独と戦っている人は今すぐSNSをはじめてみましょう。
コミュニティに入ればフォトウォークなどの交流会も頻繁に開催されていますし、きっと仲間が見つかるはずです。
私はSNSを特にモチベーション維持のために使っています、もともと意思が弱い人間なので定期的に写真を撮ることがつらい時期もありました。しかしSNSでの毎日投稿をはじめてからはカメラを持ち歩くのは当たり前になり、いつでも自然にシャッターを切ることができるようになって、写真を撮ることが心から好きだと思えるようになりました。
まとめ
もう一度おさらいします。
写真を独学で学ぶには
1.撮影を習慣化する
2.基本的な型を身につける
3.鑑賞と撮影を繰り返す
4.人の写真を分析して自分の写真に落とし込む
5.SNSを上手く使う。
以上が私が独学で写真を学んだ方法になります。少しでも参考になれば幸いです。