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ノーヒットノーラン①

今シーズンのプロ野球も、まもなくオールスターを迎え、前半戦を折り返すところまで来ました。最近のコロナ感染で、一部チームの戦力に影響したり、試合が中止になったり、少し影響はありますが、なんとか毎日、プロ野球観戦できていてうれしく思います。

コロナもそうですが、今シーズンの話題の一つにノーヒットノーランや完全試合が目立つのが特徴となっています。

2022.4.10 佐々木 朗希投手(ロッテ)・・・完全試合                2022.5.11 東浜 巨投手(ソフトバンク)               2022.6.  7 今永 昇太投手(DeNA) 
2022.6.18 山本 由伸投手(オリックス)

前半戦だけで1完全試合を含む4回記録されました。完全試合は1995年の槙原選手(巨人)以来、27年ぶりの記録です。また、ノーヒットノーランにはカウントされませんでしたが、大野投手(中日)も9回までは完全試合でした。

過去10年で9回しか記録されていないノーヒットノーランが、今年は前半だけで4回というのは、顕著な特徴ではないでしょうか。  プロ野球OBの解説陣からは投高打低が言われていて、2桁本塁打を打てる打者が減ったとか、打率3割を打てる打者が減っていて、投手の技術向上に比べ、打者の技術が追い付いていない結果というコメントもありました。

では、実際に2桁本塁打や3割打者は減っているのか、調べてみました。

まずは、セ・リーグの2009年から2021年までの13年間のシーズンの中で、
・打率3割上の選手が何人いたか
・本塁打10本以上の選手が何人いたか
・打点60以上の選手が何人いたか
をグラフ化してみました。

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先の投手選考進化論でいうと、3割10本60打点の選手が右肩下がりになっていれば成立します。しかし、グラフをみると、シーズンによって乱高下しているのが分かります。くしくも、2009年と2021年は3項目とも同数になっています。ということは、説立証とまでは言えないということになります。

ただ、今回4つのノーヒットノーランのうち、3つはパ・リーグですので、同様に、次回、パ・リーグも見てみたいと思います。

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