2023年、NSC首席芸人、決まる
日本最大級のお笑い養成所であるNSC。そのNSC現役生の集大成ともいえる「NSC大ライブ2023」が2月、東京、大阪で行われました。
この大ライブは2011年度から創設されて、今年で12年目になります。
過去の首席は下表の芸人になります。
2月17日に卒業記念ライブ「NSC大ライブ OSAKA 2023」がクールジャパンパーク大阪WWホールで開催されました。
優勝したのは「日熊」です。大阪、名古屋、福岡校226組の頂点に立ちました。おめでとうございます!
以下、まとめです。
優勝者「日熊」
優勝者は「日熊」で、異色の新人とされています。
メンバーは大阪出身の若(29歳)とまつこ(28歳)で、ECC予備校で知り合いました。
出場者の略歴
若は立命館大学を経て人材派遣会社に就職し、営業マンとして働いていました。
まつこは同志社大学に進学し、コインランドリー設置会社に勤務していました。
お笑いへの思いを捨てきれず、社会人経験を積んだ後、NSCに入学した経緯があります。
芸名とネタの特徴
若とまつこは、知り合った頃からのニックネームを芸名として使用しています。
社会人時代の経験をネタに取り入れ、漫才やコントの両方が得意とされています。
目標とする芸風
目標とする芸風は「コントも漫才もできるモンスターエンジンのように。ピンでもできる。」とのこと。
若は「ティーアップさんみたいになりたい」としゃべくり漫才を挙げました。
審査員のコメント
NSC大阪校10期の「メッセンジャー」あいはら(53歳)は、正統派漫才で優勝してほしいとエールを送りました。
同期の「ザ・プラン9」のお~い!久馬(50歳)は、「コントばかりだと思ってたけど、漫才もできる。末恐ろしい」と賞賛しています。
2月14日に卒業記念ライブ「NSC大ライブ TOKYO 2023」が浅草公会堂で開催されました。
優勝したのは「江戸ベルト」です。東京校、エリア校304組の頂点に立ちました。おめでとうございます!
以下、まとめです。
優勝者とコンビ紹介
決勝で優勝したのは、スーパーかつ。(29)とキタムラタクロー(29)によるコンビ「江戸ベルト」でした。
江戸ベルトの結成と優勝
キタムラは別のコンビを解散し、知り合いを介してかつと結成した。
成績上位ではなかったが、この日の優勝でNSC首席の座を獲得した。
キタムラとかつのコメント
キタムラは「率直でおなじみですが、うれしい」と大喜び。
かつは「今まで負け続きで、ホンマに優勝したから、あしたからかませない(笑)」とコメント。
見届人と審査員のコメント
見届人はNSCの講師であるNON STYLEの石田明とパンクブーブーの佐藤哲夫。
佐藤は江戸ベルトについて、「自分たちの面白いところを作りなさい」と話してきた指導に従い、強く映し出されていたと講評。
キャリアと夢
キタムラは大学卒業後にプロダクション人力舎に所属し、NSCに入学して芸人として新たな一歩を踏み出した。
キャリアや夢について、キタムラは「めちゃくちゃうれしい!」と表現し、かつは「テレビとかいっぱい出たい。『イッテQ』とか出たいです」と語っていた。
今年は2組とも社会人からの転職組というのは時代の流れかもしれません。
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