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#0593 絵本『からすたろう』②-どこが好きだと思ったのか-
昨日紹介した絵本『からすたろう』
もう少し解像度を上げて僕が好きだなぁと感じたポイントを残しておこう。
主人公の男の子はみんなから蔑まれていてひとりぼっち。
だけれども彼はその内にとても素敵な世界をちゃんと持っていて、揺るがない。
ー好きポイント①ー
『揺るがないところ』
自分という世界(核)をしっかりと持っている主人公の強さがいい。
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小学6年生になった時、担任の先生は主人公の得意を見つけてはクラスの中で彼の輝ける場をつくる。
ー好きポイント②ー
『その子の世界を面白がる』
この担任の先生、めちゃくちゃフラットに子どもをみつめて、その子のありのままを認めている。その子が何に興味を持っているのか、何を面白いと思っているのかということをちゃんと見て面白がれる人なん
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担任の先生が主人公を圧倒的に信じ、面白がることで主人公がクラスの中でも認められていく。
そして周りから認められたことは主人公のさらなる自信となり力となっていく。
ー好きポイント③ー
『変わったのは周囲の人々』
主人公の軸、核は変わらない。
結局変わったのは、周囲の人の主人公を見つめるまなざしだ。
そして、それを変えたのは、たった一人の大人の姿勢だ。
これが教育なんよなぁーって改めて考えた『からすたろう』
良かったら。
それでは今日も遊びあふれる一日を✨