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#0408 16歳の語り部ーあの日を語ろう、未来を語ろう。ー

教育ライターの太田美由紀さんが編集協力された本『16歳の語り部』を読んだ。

東日本大震災当時、小学五年生(11歳)だった方達が5年後の16歳の時に語った話がまとめられている。今から6年前に出版された本。

“案内役”の佐藤敏郎先生は当時女川中学校に勤務。女川小に通っていた娘さんを津波で亡くしている。

涙なしには読めないけど、多くの人に読んでもらいたい一冊。


そこには、当時、大人でも、子どもでも“なかった”3人の語り部からは震災のリアルがリアルのまま語られていた。

自分たちが最後の世代だとーあの日の体験を理解し、震災を自分たちのことばで語れる最後の世代ー

僕には想像もできない大きな覚悟を持った語りを、未災地のぼくらは受け止めないとあかんと思った。


去年の3.11は自分は何を思っていたのだろう。

思いは変わらない。でも、軽い。

そんな風に思えるほどの重く、リアルな語りを読むことができて、自分の中でも改めて『生きる』ということについて考えることができた。

それについてはまた今度。


今日は3.11。

ほんま、「いま・ここ」に生きてる喜びを感じて。


それでは今日も遊びあふれる一日を✨

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