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#3 身につけてほしいこと

こんにちは。
中学教員しながら、短距離選手をしているうえだけんたです。

#2からの続きの内容です。

指導者側として、教える子たちにこれを身につけてほしいなと思う能力が2つあります

これは僕自身が大学時代に身につけたもので、陸上競技を行う中だけでなく、勉強や仕事など何をするにも活用できることです。

それでは、いってみましょう!

1️⃣選択する力

「自分で選ぶ」ということをとにかく意識しましょう。

✅どの大会に出るのか
✅ウォーミングアップで何をするのか
✅練習メニューで何をするのか
✅練習を休むのか休まないのか
✅どんな栄養を取るのか

中高生の場合、最初ほとんどは顧問の先生の言うことに従って練習をすると思います。

顧問の先生から言われた大会に出場し、練習メニューや当日のアップもこれをやった方がいいと言われたことをやり、大会へ出場する。

結果が出ているうちはいいんです。

結果が出なくなってきた時に、立ち直り方がわからなくなるのがきついポイントです。

自分で全て選んでおけば、何をした時に結果が良くて、何をした時にはあまり成果が出なかったのかがわかります。

今の時代、中々自分で決めて選ぶということがしんどくなっています。
なぜなら、選択肢が多すぎてしまうから。

にもかかわらず、指導者は強く色々なことを強要することができなくなっています。ちょっとのことでクレームが来たり、炎上したりするからです。なので、余計あなたに対して意見を色々言い、「こうしろ、ああしろ」と言ってくれる人はいません。

たくさんの中から、「自分で選ぶ」という行為を日々ちょっとのことでもやって、慣れましょう。

"自分で選択したことで人生は成り立つ"

選ぶというのは簡単なようで意外と難しい。だからこそ日々ちょっとのことでもやりましょう。

2️⃣調節する力

1️⃣の延長上にあることです。
1️⃣ができていないのに、2️⃣はできません。

自分で選んだ結果は、どうなるかやってみないと分かりません。

上手く行った時はいい🙆‍♂️
上手くいかなかった時にはどうするのか。


例えばの話をします。

英語の点数を高くするために、「長文をたくさん読んで英文に慣れる」という勉強法をした。その結果、あまり点数が伸びなかった。
じゃあ、もっと知ってる単語を増やす勉強に変えてみよう。

これが"調節する力"です。

自分がこうすれば上達するという方法でやってみて、違った場合に、次に何をすればいいかと"調節"できるようになることが、成果を出やすくします。それは「たまたま結果が出た」を少なくさせることになり、ずっとよい結果を出せる秘訣にもなります。

この調節する力を手に入れるためには、圧倒的な量の「自分で選んだ」が必要です。

まずはとにかく、1️⃣の「自分で選ぶ」ということを日々、少しずつずっとやりましょう。

⏺️人生トライアンドエラー


エジソンの名言は有名ですね。

私は今までに一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を今まで二万回しただけだ。

トーマス・エジソン

ようやく最近、この言葉に共感できるようになりました。

自分の行動は全て実験でしかなく、「とにかく試してみる。」違ったらまた別の方法をやってみればいいだけです。

一番もったいないのは「やろうかなどーしようかな」と悩んでいる時間。

自分で選び、やってみる。
その結果が想定と違ったら調節する。

これの繰り返しです。ここに圧倒的な量と時間をかけた人が成果を出せます。

ということを証明するために僕は陸上競技を続けていると言っても過言ではない。


僕の実験を楽しみにしていてください。 

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