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ちば食べる通信3号目の入稿完了をして振り返る。事業を継続するにはカッコつける必要はないんだということ。

無事に、、、ではないが、1月号(創刊3号目)の入稿が完了した。
情報誌を作ることに関しては、全くもっての素人だった。
セミナーのチラシを作ったり(それもパワポ)、成果発表会の原稿を作ったり、接客マニュアルを作ったりという経験しかない。。。(それはそれでもしかすると貴重な経験な気もするが)

食べる通信自体は、他の地域にもあるので、
どんな仕事が必要かを聞くと、
カメラマン
デザイナー
校正
ライター
レシピ作成
が必要だという話を聞き、色々な方に会ったり、紹介をしてもらったり、時には売り込みがあったりして色々な方の力を借りることになった。

同じ職種でも、費用はバラバラ。いろんな方がいる。
既に既存の食べる通信はあるものの、作り方は各編集部によって異なる。
つまり、自由に作れる。
自由というと聞こえはいいが、自分にやりたいことが明確じゃないと難しいとも言える。

僕の場合は、東北食べる通信の読者なので、その影響を大きく受けている。だから、冊子のサイズもB4サイズと大きなサイズにこだわった。大きな誌面で、大きな写真を見る。これがいいと思っていた。

が、しかし、そうでない意見もチラホラ。
何が正しいかというのは無いと思うが、読者さんが楽しいな、いいなと思うことが最も重要で、今はありがたいことに、SNSの投稿などにヒントが隠れていたりする。B4サイズは、意外と保管がしづらい。カバンに入りづらい。などのデメリットがあり、そのことが書いてあった。

その他にも、印刷費用のこともあった。
A4サイズとB4サイズで費用は倍ぐらい違う。ここも正直大きかった。
最近、見直した漫画で「カバチタレ」という漫画がある。
脱サラして、夫婦で始めた飲食店が食中毒を出してしまい、その保証などで大変になっていく回がある。

店主は自己資金が500万円。食中毒の和解金も多めに払ったり、いろんな部分で甘いところがあるという人の話だ。

「甘いな〜」と思うわけだが、自分にも似たような部分があった。
お金は大事。本当に大事に使わないといけない。
本当にその価値があるのかをしっかりと考えることが必要だ。
「そんなこと当たり前じゃん」と思うんだが、実際にこれがそうでもなかった。カッコつけてしまったりもするのだ。

でも、今思うのは、カッコつけても、事業が続かなければ結果、カッコ悪い。ようやくここに気づいた。気づくのが遅かったかもしれないが、気づいて修正を始めた。

まずは、外注費用の見直しからスタートした。
(見直しをしたから、その方がダメだという話ではもちろん無い)
今の僕には、赤字をまずは抑えることが大事だったので、苦渋の選択と言えば、そうかもしれない。

ただ、外注をするということは、自分ができない、自分がやる以上の品質、且つ売れるもの(売れる要素がある)でなければいけない。

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