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【青森グルメ】せんべい汁×陸奥八仙 ヌーヴォーおりがらみ

 おばんでがすー(朝読んでいる方は、おはようござりすー)。
 ご当地グルメネタです。

 僕は宮城県出身で、今は福島に住んでいるので、この地域+東北全般の食べものの紹介をしていきます。実際食べたもの、あるいは調理したものを書いていきます。ご当地グルメに合わせた、日本酒の紹介もします(たまに方言出ますが、基本仙台弁です。福島弁ではありません。念のため)。

 今回は、せんべい汁。醤油味の鍋に南部せんべいを入れたものです。※この料理は青森県八戸周辺から岩手県北部までにかけてのものですが、今回は便宜上青森グルメとしています。 

由来

 南部せんべいは旧南部藩の領地だった青森県南東部から岩手県北部にかけての伝統食品で、小麦粉に塩と水を混ぜ鉄製の型で丸く焼いたもの。
 戦前、農家の多くは鉄製の型を持っており、せんべいは冷害が多く米がよく取れなかった地域の貴重な保存食だった。これを味噌汁や鍋に入れて煮たものが「せんべい汁」だ。

うちの郷土料理:農林水産省 より  

 昔は、「せんべいかやぎ」と呼ばれていて、「せんべい汁」という名前が定着したのは、つい最近(B級グルメが流行りだすころ)だそうです。

 「せんべいかやぎ」の「かやぎ」は「貝焼き」で、昔の青森では、ホタテの貝殻を鍋の代わりにしていたことから。昔は、さばの水煮と「すまし(味噌を煮溶かした湯を濾した液体)」で味をつけ、南部せんべいとネギを入れるだけのシンプルなものだったようです。

↓参考文献

 

つくりかた、食べ方

 作り方はこちらを参照。
 南部せんべい、醤油味以外は特に決まりはないので、自由に作ってください。

  今回使った南部せんべいはこちら。

 今回は、豚肉を入れ、セリをトッピング。

 酒!飲まずにはいられないッ!

 煮込んだ直後はモチモチ、時間が立つと、トロっととけて味がしみる食感になります。

 

合わせる日本酒

 さて、今日の日本酒は。青森県八戸市の「八戸酒造」から、「陸奥八仙 ヌーヴォーおりがらみ」。ヌーヴォーの名のとおり、2021年産の新米で作った酒です。


 青森県も、強豪ひしめく日本酒の激戦区。その中でも陸奥八仙は、いつ何を飲んでも大当たりという銘柄。もちろん今回も大当たり。せんべい汁との相性も抜群。

 いぎなりうめぇぇぇぇぇ

 

 んでまず。おみょうぬづ(それでは、また明日)。

 

東北グルメ・日本酒シリーズは↓

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齋藤健太@未来会計・渋沢栄一研究・東北の日本酒
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