これから臨地実習を受ける学生さんへ
私が勤務している病院に来週から学生が臨地実習に来ます。
今回はこれから臨地実習についてお話ししたいと思います。
実習の内容について
臨地実習では一般、生化学・免疫、輸血、血液、細菌、生理、病理を1〜2週間ずつ回っていきます。
午前中は忙しいので、学生はほとんど相手にしてもらえません。
色々教えてもらえるのは午後の空いた時間なことが多いです。
各項目の詳しい内容
※各病院や技師さんによって、やることや質問されることは当然異なるので過去に行かれた先輩に聞いて、リサーチしておくと良いでしょう!
※検体検査では患者さんの検体を扱う機会が多いので、自分が感染しないように扱いには気をつけましょう!(手袋、マスクの着用は必須!)
実習態度や心構えについて
実習態度や心構えについてはこちらの記事も合わせてご覧になってください!
この記事でも「積極的に聞く」ことが大切と述べられていますが、
この場合の積極性は
ことだと思います。
現場の技師さんは勝手に行動されるのが1番困ります。(余計な仕事が増えます笑)
積極性の意味を履き違えないようにしましょう。(学生時代の自分に言いたい笑)
正直、技師さんの質問に答えられなくても大丈夫です。
大事なことは家に帰ってから調べることです。
技師さんは質問に答えられるかより、答えられなかったことを調べてくるかを重視していると思います。
勉強に関しても予習より復習(記録ノート)を重視して、実習中に教えてもらったことを忘れないにしましょう。
臨地実習は結構同じ質問をされることが多いので、しっかり答えられるように復習しておきましょう。
一番大事なことは体調を整えることかなと思います。
実習時間中に寝ることは勿論許されませんし、休んでしまうと貴重な経験が出来なくなりますので、疲れたときは早めに休みましょう。
とにかく毎日元気な姿で実習先に行きましょう!
臨地実習先と就職先の関係について
インスタグラムで質問を頂きました。
臨地実習でいい評価をもらった、気に入ってもらえたからといって、そこに就職出来るかは別問題ですが、どういう人かというのは分かってもらえてるのは有利かなとは思います。
むしろ、臨地実習は「病院で働きたい!」「検査センターで働きたい!」「企業で働きたい!」という就職活動の大まかな指針を立てるのには大きな役割を果たしていると思います。
最後に
慣れない環境で、気を遣いながらの実習になりますが、学校の講義や実習より何倍も知識が身につきます!笑
臨地実習は残りの学生生活を有意義なものにするためのターニングポイントだと思います。
しっかり勉強してきて下さい!!
ご質問はこちらまで!