総合型地域スポーツクラブを味わい尽くす男

 ふじみスポーツクラブのバスケットボール多世代サークルがスタート!!

 どうも!上杉健太です!埼玉県富士見市の総合型地域スポーツクラブの代表をしながら、長野県のクラブのアドバイザーをしています。総合型地域スポーツクラブのキャリア10年目に突入しました。

 今日は、『総合型地域スポーツクラブを味わい尽くす男』というテーマでお話したいと思います。僕のことです。僕がいかに総合型地域スポーツクラブを楽しみ尽くしているかを自慢する回です。


 僕は9年間の総合型地域スポーツクラブのキャリアで、軸足を『クラブマネジャー』においてきました。総合型地域スポーツクラブをマネジメントする人です。ご存じの通り、総合型地域スポーツクラブのマネジャーとは”何でも屋”です。窓口もするし、経理もするし、広報もするし、企画もするし、事業計画や予算の立案までするクラブもあります。指導をしているクラブマネジャーも多いでしょう。

 まず僕はこれが楽しいです。キャリア1つ目のクラブの時は雇われの立場ではあったものの、僕の思い通りに働くことができましたし、僕は職人気質ではなく、色々なことがやりたくなる人なので、色々な種類の仕事や作業ができるのは基本的に楽しいんですよね。しかもそれが、僕が社会に必要な物だと信じている総合型地域スポーツクラブの成長や安定に繋がっていると思えるので、本当にやり甲斐を感じることができています。この辺は9年間色褪せることがないですね。
 というのも、全然定型化してこないからなのかもしれません。僕は9年間のキャリアを振り返ってみて、同じことをしていた1年というのは本当になかったなと思います。毎年必ず新しい何かを始め、何かをやめていたりします。多種目・多志向・多世代の特長を持つ総合型地域スポーツクラブだからこそ、新規事業が生まれやすく、一方で廃止になる事業も生まれやすい。変化が多いのだと思います。確かにこれは総合型地域スポーツクラブのマネジメントの大変な側面なのかもしれませんが、変化を好む僕にとってはいい刺激となり続けているのでしょう。(※席替えとかクラス替えとか引っ越しが好きなタイプ)

 さて、軸足をクラブマネジャーに置きつつも、現実的には業務の半分くらいは『コーチ』としての指導というのがこれまでの僕です。特に僕は、自分自身がスポーツが好きで、しかも特定のスポーツが好きというよりは、色々なスポーツに自分自身が興味を持ってしまうから、「あれもやってみたいな」とか思うと自分で指導を学んでコンテンツを作ってしまったりします。コーディネーショントレーニングは本当にゼロから学んで、何もないところに作ってしまったし、ここ富士見市では経験ゼロなのにバドミントンサークルを立ち上げ、今では資格もとってコーチまでやってしまっています。
 今僕がコーチを務めている種目は、テニス、バドミントン、コーディネーショントレーニング、学習ですが、かつて総合型地域スポーツクラブでコーチを務めたことがあるものには、フットサル、陸上(かけっこ)などもあります。僕のコーチングスタイルは、レッスンをするという感じよりは、”一緒にやる”という感じなので、自分もかなり楽しんじゃいます。最高ですね。
 コーチをやると常に勉強し続けなければならないから、プレーヤーとしてやっているだけでは気付けないことなどもきっと知ることができているでしょうし、本当にスポーツを色々な角度から味わっている感覚はありますね。

 さてさて、ここまでは正直よくあるクラブマネジャーの姿だと思います。テニスもバドミントンも指導しているような人はあまりいないかもしれませんが、まぁでもクラブマネジャーは本当に”何でも屋”なので、なくはない事例だと思います。
 もしかしたら珍しいかもなと思うのがここからで、僕は会員としても総合型地域スポーツクラブを楽しみまくっているわけです。現在、僕がふじみスポーツクラブで”会員として”参加している活動は、

  • バスケットボール多世代サークル(日曜)

  • バドミントンスキルアップクラス(月曜)
    ※たまにコーチアシスタント入る

  • バドミントンサークル(火曜)

  • テニス中級サークル(水曜)

  • ストレッチクラス(水曜)

という感じで、5個も入っています(笑)

 コーチとしてやるスポーツと、プレーヤーとしてやるスポーツはそれぞれに魅力があるわけですが、やっぱりプレーヤーとしてやるスポーツは気軽で楽しいですね(笑) その種目によって身に着くスキルも違えば、価値観の違いなども学ぶことができますし、出会う人も違う。体力も維持できますし、普通にいい自己投資になっているのかなと思います。お金の話をすると、月に1万7000円くらい自分に投資している感じですね。(※それが自分が経営しているクラブの収益にもなるのだから最高)(※子どもの会費も入れたら毎月3万円くらい)

 実は僕がプレーしたいスポーツをベースにすると、まだまだふじみスポーツクラブでやりたい種目というのがあります。野球やサッカーも久しぶりにやりたいし、フリスビーの普及もやってみたいなと思っています。これらは会場の確保が難しい面があり(※会場の取り合いに参加しなければならない)、実現には慎重になっていますが、たぶんこれらの種目を”多世代で”やることには一定のニーズがあると思っているので、早めにチャレンジしてみたいと思っています。何もよりも僕自身がやりたいから!(笑)


 マネジメント、コーチング、プレー。僕はこの3つの動詞で総合型地域スポーツクラブを楽しみ尽くしています。収入の面では人に羨ましがられる職業にはなっていないと思いますが、スポーツが大好きな人にとっては本当に最高の仕事だと思います。何とかこの価値をもっと広めていければなと思います。


 ということで今回は、

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5