目標期限を設けることで、今すべきことが見えてくる
久しぶりの長い雨だな~。明日のテニスが心配だ・・・。
どうも!2つの総合型地域スポーツクラブの運営に携わっています、上杉健太です。
今日は、『目標の”期限”について考えてみる』というテーマでお話したいと思います。イケてる人たちはみな、「いつまでにどうなっていたい?」と聞いてくるけど、僕は正直、生涯スポーツ社会の実現という大きな目標を達成する期限なんて決められないと思っているんですね。あるいは、会員数1,000人という目標ですら、僕は期限を決めていません。そこを目指すぞという道しるべ(方向性)として使っているだけで、”地点”としては使っていないんですね。でも今日はあえて、僕が掲げている目標のいくつかを”地点”として捉えて、そこに到達する期限について考えてみようと思うんです。(※ちょっとだけイケてる人になってみたいじゃない?でも内心は、期限を決めるつもりなんて毛頭ない笑)
僕が総合型地域スポーツクラブをやっていて実現したい最も大きな目標は、「生涯スポーツ社会の実現」です。でも、これだとあまり正確に「達成できた!」という状態が測れません。何となく、そんな社会になってきたんじゃない?みたいなボンヤリした感じになってしまう気しかしません。つまりこれはあくまでも方向性(理念)を現した目標なんだと思うんですね。
じゃあ、そこを目指した総合型地域スポーツクラブの運営をして、どういうクラブにしたら「生涯スポーツ社会の実現」に近づけるかというと、規模を追及する必要があります。社会をつくるのに一部の限られた人たちだけの活動をしていてはダメですもんね。そこは規模が必要。なので一つ計測可能な目標として、「会員数1,000人の総合型地域スポーツクラブにする」を掲げています。(※あ、僕個人で掲げている目標って感じです。別にクラブの事業目標とかにはまだしていないです)
でも会員数1,000人についても、僕は特に期限などを決めていません。いついつまでに会員数1,000人にする!っていう風にはしていないんです。その理由はとにかく、「ゆっくり成長したいから」です。急激な成長はクラブに色々な不安定をもたらし、急激な崩壊リスクも高まると思っていて、生涯スポーツ社会の実現を目指す総合型地域スポーツクラブとしてはあまり選択したくないスタンスだと考えているんです。一方で、目標達成の期限を決める大切さも理解できます。人は期限がないと動かない生き物。これは本質だと思っています。だからたぶん僕も、期限があった方がきっと今の行動力は上がると思います。きっと短期的な目標達成確率は上がるのだと思います。
ところがところが、上がってしまう行動力こそ、僕が良い感じで抑制しておいた方がいいと思っているものだったりもします。突っ走ると速いが、脆い。あとバテる。それが”崩壊リスク”です。一時的なサービスで利益を上げて、ダメになったら畳めばいいビジネスではないんです。僕たちがやっている総合型地域スポーツクラブは。続いていかなければならないんです。バテてはいけないんです。だから期限を決めることが必ずしもいいとは限らないと思っています。
とはいえ、期限をいったん決めてみるという作業はしてみてもいいかなというのが今日のテーマです。期限を決めてそれを表明するのではなく、期限を決めるとしたらこんな感じで、それがどれくらい達成可能かを探ってみるくらいの感じで、今日は作業してみたいと思います。
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総合型地域スポーツクラブ研究所
総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…
総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5