総合型地域スポーツクラブの資産

　ほとんどの誤字脱字は、誤字脱字に気付いた時点で正しい文字の方も伝わっているのだから、直す必要がない。

　どうも、ふじみスポーツクラブの上杉健太(@kenta_u2)です。埼玉県富士見市で、誰もがいつまでも、自分に合ったスポーツを続けられる地域社会の実現を目指して、総合型地域スポーツクラブの運営をしています。

　今日は、『総合型地域スポーツクラブの資産』というテーマについて考えてみたいと思います。自分でも、何となく資産という言葉が気になって、「そういえば総合型地域スポーツクラブならではの資産ってあるかな？」と思って書き始めているだけなので、どんな結論が出るのか、そもそも結論などあるのか、分かっていません(;^_^A
あまり期待せずにお読みください。

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資産とは

　そもそも資産とは一体何のことでしょうか。いくつかのサイトを引用してみたいと思います。

【資産】
土地・家屋・金銭などの財産。法律で、資本にすることができる財産。
～Oxford Languagesより～

資産とは、会計学用語であり、財務会計および簿記における勘定科目の区分の一つ。会社に帰属し、貨幣を尺度とする評価が可能で、かつ将来的に会社に収益をもたらすことが期待される経済的価値のことをいう。資産の額の総合計を総資産と呼ぶこともある。
～ウィキペディアより～

資産とは、会社の現金や貯金(預金)だけでなく、建物や土地、機械設備などすべての財産のことです。
また、経営においてすでに保有している財産だけではなく、売掛金など将来会社に収益をもたらす可能性があり、金額で評価できるものも資産に含みます。
～Money Forwardクラウド会計より～

　キーワードは『財産』と、『将来的に収益をもたらす』でしょうかね。ここで挙げられているような資産は、総合型地域スポーツクラブに当てはまるものも多いと思います。

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総合型地域スポーツクラブの資産

　まずは現預金ですよね。これは総合型地域スポーツクラブも普通に保有している資産です。これがないクラブはないでしょう。どのような事業・活動も、元手となるお金があってできるので、現預金を使って収益をあげていくことになりますから、現預金は資産なんですね。

　自前の施設を持っているクラブなら、その建物や土地も資産になります。クラブハウスや練習場、事務所などが考えられますね。その建物や土地を使って事業を行い、収益をあげていくわけですから、それらのものは資産ということになるんですね。
　ただ、本当に自分たちのクラブの資産として土地や建物を保有している総合型地域スポーツクラブは少ないのではないかなと思います。借りている場合は、それは資産とはなりません。

　次に挙げられるのは設備や機材などです。総合型地域スポーツクラブの場合、色々なスポーツに関する設備や用具などを保有している可能性が高いと思いますが、それらを使って収益があがっているのなら、それは資産と言えます。例えばサッカーに使うゴール、テニスやバドミントンで使うラケット、暗いグラウンドを照らす照明器具など。また、会計処理的には消耗品の扱いになるとは思いますが、ボールとかシャトルも、確実に収益をあげるものなので資産といっていいのかなと思います。

（※未使用のものが年度末に残っていた場合は、在庫資産として計上した気がします）

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会計上は資産ではないけど資産と考えるといいもの

　さて、一般的に資産と考えられるものはこのあたりのような気がするのですが、どうも足りないような気がしてなりません。本当に総合型地域スポーツクラブの資産ってこれだけなのでしょか？将来的に収益を生むものって、こんなに狭い考え方でいいんでしたっけ？

　例えば『信用』とか『認知』はどうでしょうか？これらが積みあがると確実にクラブに収益をもたらしますから、資産といってもいいのではないかなと思います。問題は”金額で評価できない”という部分だとは思うのですが、クラブを経営する立場としては、ここは資産だと捉えておいた方がいいのかなと思います。会計上の資産とは区別して。