ダイナミック・プライシングの導入はある?
どうも、ふじみスポーツクラブの上杉健太(@kenta_u2)です。埼玉県富士見市で、誰もがいつまでも、自分に合ったスポーツを続けられる地域社会の実現を目指して、総合型地域スポーツクラブの運営をしています。
今日は、『ダイナミック・プライシング』をテーマにお話します。
ダイナミック・プライシングとは
まずはダイナミック・プライシングとは何か、からいきますね。
ダイナミック・プライシングとは、要するに価格を大きく変動させるという価格設定のやり方です。例えば、旅行業界では需要が高い時期の価格の方が、閑散期よりも高いなんていうのは当たり前ですが、これがダイナミック・プライシングです。価格を需要と供給のバランスに応じて変動させています。
最近では、イベントのチケット価格を、売れ行きに応じて日々変化させたりすることもあるようです。同じイベントの、同じ日の隣の席のチケットでも、買った日によって価格が違うということがあり得るということですね。同じ惣菜でも、閉店間際に買うと安くなるスーパーもこれと同じようなものですね。
(※割引というやり方をとっている点で少し異なりそうですが)
いずれにしても、ダイナミック・プライシングとは、主により多くの売り上げをあげる為に価格を積極的に動かす価格戦略ということです。価格を固定化させないということです。
さて、総合型地域スポーツクラブでダイナミック・プライシングをやろうとする場合、現実的には2つのやり方があるのかなと思っています。
1つは、会員をお客様と捉えているクラブの場合に採用したくなりそうなやり方で、もう1つは会員がクラブの運営主体となっているクラブに合っていそうなやり方。
それぞれのやり方について考えてみます。
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総合型地域スポーツクラブ研究所
総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…
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