総合型地域スポーツクラブのポジション
時代の価値観と総合型地域スポーツクラブはどう向き合うか。
どうも、ふじみスポーツクラブの上杉健太(@kenta_u2)です。埼玉県富士見市で、誰もがいつまでも、自分に合ったスポーツを続けられる地域社会の実現を目指して、総合型地域スポーツクラブの運営をしています。
今日は、『総合型地域スポーツクラブのポジション』というテーマで考えてみたいと思います。今の日本において、総合型地域スポーツクラブはどのような位置にいるのか。どのように認識されているのか。改めて確認しておきたいと思っています。
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総合型地域スポーツクラブの加入率
まずはスポーツ庁の令和2年度の『総合型地域スポーツクラブに関する実態調査』から数字を拾ってみます。
この調査によると、令和2年度の時点で総合型地域スポーツクラブは3,594クラブあります。また、それぞれのクラブの会員数は、
・1~100人 31.9%
・101~300 41.7%
・301~1,000 20.7%
・1001~ 5.7%
だそうです。
(※301~1000とか、1001~とか、分け方がだいぶ雑(;^_^A)
このことからざっくり推計するに、全国の総合型地域スポーツクラブの会員はおよそ111万人です。1クラブあたり310人くらいとなりますから、大体合ってそうですね。
この111万人の人が全員アクティブな会員とは限りませんが、これくらいの人が日頃、総合型地域スポーツクラブで運動をしていると考えることはできます。
日本人の人口がおよそ1.2億人ですから、0.9%の人が総合型地域スポーツクラブに加入していることになります。
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総合型地域スポーツクラブで運動をした成人の割合
一方、同じくスポーツ庁の令和2年度『スポーツの実施状況等に関する世論調査』によると、18~79歳のかたの内、「この1年で運動やスポーツを行った人」は81.8%。
18~79歳の人口はおよそ9,800万人。その81.8%なので、8,016万人の人が「この1年で運動やスポーツを行った」ということになります。
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