高価格よりも値上げの方が難しい

 どうも!総合型地域スポーツクラブをやっています、上杉健太です!

 今日は、『高価格よりも値上げの方が難しい』というテーマでお話したいと思います。特にこれから総合型地域スポーツクラブを作って運営しようとしている人は、本当によく考えた方がいい話だと思います。


 僕はこれまで2つの総合型地域スポーツクラブを運営した経験があります。一つは長野県喬木村の『たかぎスポーツクラブ』。僕が総合型地域スポーツクラブのキャリアをスタートさせたクラブです。(※今はアドバイザーをやらせてもらっています) そしてもう一つは、現在代表を務めている埼玉県富士見市の『ふじみスポーツクラブ』。

 たかぎスポーツクラブでは、立ち上げ当初はチケット制で、11枚つづりの参加チケットを1000円で販売していたそうです。1枚あたり90円ですね。どの教室に参加するにも、1枚でよかったようです。(※まだその時に僕はいなかった) それから2年目に11枚2000円になり、さらにその後、教室参加に要するチケットの枚数が上がったり、会費制になって徐々に値上げをしていきました。指導ありの活動の場合、週1回1時間で2,200円(税込)くらいが一つの基準になっています。1時間あたり550円ですね。
 一方ふじみスポーツクラブは、指導がある活動では1時間1000円を基本として会費設定をして設立をしました。概ね、たかぎスポーツクラブの倍の会費設定ということになります。

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5