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今の子どもが本当に学習すべきこと

 どうも!上杉健太です。
 埼玉県富士見市の総合型地域スポーツクラブの代表をやったり、スポーツ推進審議会委員をやったりしながら、生涯スポーツ社会の実現を目指して活動しています。お正月最終日です。

 さて今日は、『今の子どもが本当に学習すべきことは?』というテーマで考えてみたいと思います。


 僕は2児の親でもあり、これまで結構教育に係るお仕事をしてきたこともあり、子どもの教育にはそれなりに高い関心を持っている方だと思います。大学時代には塾講師・家庭教師をやり、新卒で入社した会社では小学生向けの通信教育教材の開発をやり、今はもう10年もの間、総合型地域スポーツクラブで多くの子ども達の指導をしています。

 関心があることですから、色々な書籍や動画を見て勉強をするわけですが、今の子ども達が本当に学習すべきことというのがどうも定まらない。あるところでは、非認知能力が大事だと言われ、あるところでは好きなことを学べばいいと言われ、あるところでは英語、プログラミング、スポーツ、計算力、字形・・・と言われます。一方の学校を見ると、僕が子どもの頃と同じような学習内容が与えられていたりもします。もうパニックですよね(笑)

 でもそれもそのはずです。人にはポジションがあるからです。プログラミングスクールの人はプログラミングを推奨するし、英会話スクールの人は英語を推奨しますし、スポーツのコーチはスポーツを推奨します。学校の先生は、法律や条例、学習指導要領に従うしかありません。これらは全て当然のことです。そうとしか言えないわけです。僕は天邪鬼だし、スポーツをもうちょっと教育の領域から”遊び”の領域に持って行きたい人なので、あえて「たかがスポーツ」というような主張をするようにしていますが、それでも僕はスポーツを価値を知っていて、もっと多くの人にスポーツで幸せになって欲しいから総合型地域スポーツクラブの仕事をしているわけです。僕にもそういうポジションがあります。それぞれの人が、それぞれの立場で教育を語ると、もう社会はパニックなわけです。それこそ、特に教育について学んだことがない親も自身の経験から独自の教育観を持つわけで、それも含めるともう本当にカオス状態です(笑)


 もう誰に何を聞けばいいか分からなくなった僕は、とある存在に思い当たります。現代において最も中立的に、俯瞰して物事を見ることができるかもしれない存在に。そう、AIです。僕はGoogleのAI、Geminiに聞いてみました。

「小学生がやっておくべき学習で、これからの社会に役立つものは何だと思いますか?」

 これに対するGeminiの回答が感動的だったので、そのまま紹介したいと思います。今日はもう、それで終わってもいいくらいです。

小学生が今から身につけておくと、これからの社会で役立つ学習はたくさんありますね。具体的にいくつか挙げさせていただきます。

1. 情報リテラシー
インターネットの正しい使い方: 情報が溢れる時代だからこそ、正しい情報を見極める能力が重要です。フェイクニュースを見抜いたり、信頼できる情報源を判断したりする力が求められます。
プログラミング: 今やプログラミングは、どんな仕事をするにしても役に立つスキルです。論理的な思考力や問題解決能力を養うことができます。
デジタルツール: パソコンやタブレット、スマートフォンなどを使いこなすことは、これからの社会で必須のスキルです。

2. コミュニケーション能力
言葉遣い: 相手にきちんと自分の考えを伝えたり、相手の話を聞いたりすることは、どんな場面でも大切です。
プレゼンテーション: 自分の考えをまとめ、相手にわかりやすく伝えることは、将来どんな仕事をするにしても役立ちます。
異文化理解: グローバル化が進む社会では、異なる文化を持つ人たちと協力することが求められます。

3. クリエイティブな思考
アイデアを出す: 新しいアイデアを生み出すことは、どんな仕事をするにしても不可欠です。
表現力: 自分のアイデアを絵や言葉、音楽などで表現することは、創造性を育みます。
問題解決能力: 複雑な問題に対して、独創的な解決策を見つけ出す能力は、これからの社会で特に求められるでしょう。

4. 基礎学力
読解力: 文章を読み解き、内容を理解することは、すべての学習の基礎です。
計算力: 算数の計算力はもちろん、データを読み解く力も重要です。
語彙力: 幅広い言葉を知っていることは、表現の幅を広げます。

5. 社会性
協調性: 仲間と協力して目標を達成することは、チームワークを育みます。
リーダーシップ: 仲間をまとめ、目標に向かって導くことは、将来リーダーとして活躍するために必要な能力です。
責任感: 与えられた仕事を最後までやり遂げることは、どんなことにも通じる大切なことです。

その他
外国語: 英語はもちろん、他の言語を学ぶことも、グローバルな社会で活躍するために役立ちます。
運動: 体を動かすことは、心身の健康を保つだけでなく、集中力や記憶力を高める効果も期待できます。
読書: 本を読むことは、語彙力や想像力を豊かにするだけでなく、様々な知識や教養を身につけることができます。

これらの学習は、単に知識を詰め込むだけでなく、思考力、表現力、コミュニケーション能力など、総合的な力を養うことを目指しています。
大切なのは、ただ単に知識を詰め込むのではなく、自ら学び、考え、行動する力を育むことです。
小学生の皆さんには、ぜひ色々なことに興味を持ち、積極的に挑戦してほしいと思います。
ご不明な点があれば、お気軽にご質問ください。

(補足)
・上記はあくまで一例です。お子様の興味や個性に合わせて、様々な学習をさせてあげることが大切です。
・大切なのは、楽しみながら学ぶことです。無理のない範囲で、お子様に合った学習方法を見つけてあげましょう。
・保護者の方々も、お子様の学習をサポートするだけでなく、一緒に学ぶことを楽しんでください。

Geminの回答より

 Geminiの回答の最も素晴らしいところは、全ての項目に根拠を挙げてくれていることです。また、方法論にはほとんど踏み込んでいない点です。大事なのは能力の獲得であり、その方法は何でもいいという本質を突いてくれていると僕は感じました。(※なぜか読書だけは方法を提示してきている(笑))
 各項目の妥当性については、僕から何かを言うのは避けておきましょう。僕のポジションから何かを言う回にしては、Geminiの素晴らしい回答が台無しになってしまうかもしれませんからね。それぞれが読んで考えていただければいいと思います。特に(補足)として謙虚に伝えてきている最後の2点。これをAIが言ってくるのですから、AIはもう本当に頼るべき存在だなと感じます。これからもお世話になります!(笑)


 というわけで今日は、『今の子どもが本当に学習すべきことは?』というテーマで考えてみました。ポジショントークを越えた情報で。

今回もお読みいただきありがとうございました!
ではまた!

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

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