会員を集める第一歩のやり方
総合型地域スポーツクラブ マネジャーの上杉健太です。埼玉県富士見市を拠点にした総合型地域スポーツクラブを、ゼロから作る挑戦をお伝えする当マガジン。とはいえ、まだまだあと2ヶ月は長野県の一般社団法人たかぎスポーツクラブでも頑張るので、富士見市での挑戦の準備と同時進行でやっています!(事業計画がごちゃ混ぜにならないように気を付けます笑)
もう契約が決まったので、新天地をしれっと発表させていただきました(笑) 埼玉県の富士見市で新しくクラブをつくります。
【埼玉県富士見市】
https://www.city.fujimi.saitama.jp/
さて、今日もまたプランとかアイデアレベルのお話をさせていただきます。
総合型地域スポーツクラブではなくても、『クラブ』に絶対に必要なものは3つです。『仲間』と『目的』と『約束』です。
「俺とあいつと一緒に、5キロ痩せる為に、毎朝走ろうぜ」
これがクラブだと思っています。
「俺とお前で、日々のストレスを発散する為に、毎週金曜日にあの店で飲もうぜ」
でもいいです。
この3つが揃うと、とりあえず『クラブ』と言えると思うのですが、一番揃えるのが難しいのが、ダントツで『仲間』。総合型地域スポーツクラブでいうところの、会員ですね。私は指導者もクラブの仲間だと思ってますが、今日は話を絞る為に仲間=会員とさせてください。
今日はその『仲間』を集める為に、埼玉県富士見市という新天地に移った後、まず何をするか、お話したいと思います。現在マネジャーを務めているたかぎスポーツクラブの場合、行政が主導して設立したクラブなので、会員を集めようと思ったらまずは村民に働きかけました。具体的には、学校と保育園へのチラシ配布、村内の全戸へのチラシ配布、村内放送(ラジオ・テレビ)での告知です。これらをたかぎスポーツクラブは、利用させていただいています。これは非常に強いツールで、まず、チラシ代以外にコストがかからないんですね。配布や放送のコストがゼロなので、コストパフォーマンスをあまり考えなくていいんです。とにかく配ればいい。村外に配るときは新聞折り込みを利用しているのですが、村内に配るだけならほとんどコストをかけずにできるんですね。これが行政支援のあるクラブの強いところです。
一方、私の次の挑戦はゼロから総合型地域スポーツクラブを作ることですから、当然最初から行政支援を見込むわけにはいきません。もちろん、支援をしていただけるように、実績を作りながら働きかける続けるつもりではいますが、知人から聞くところによるとそう簡単にはいかなそうです。なので最初は、そこに頼らない方法を採用するしかありません。しかも、長く挑戦を続ける為にはリスクをできるだけ低くしたいので、初期に大きなコストもかけられません。ではどうするか。
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総合型地域スポーツクラブ研究所
総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…
総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5