総合型地域スポーツクラブの組織のカタチ
総合型地域スポーツクラブ マネジャーの上杉健太です。日本一のクラブマネジャーを目指して挑戦をする日々をリアルタイムでお届けするこのマガジン。今回は、『組織』をテーマにお話したいと思います。
総合型地域スポーツクラブの組織の形には、色々なものがあると思います。任意団体、一般社団法人、NPO法人、株式会社。さらには、クラブとしては団体の体裁をとらずに、運営会社を置く形。この場合、クラブは”商品”ということになるのかなと思います。
私が2020年10月現在マネジメントしているたかぎスポーツクラブは、一般社団法人です。理事会を置き、社員総会を最高意思決定機関とし、社員の構成員は会員全員です。クラブに参加する会員全員に議決権があるというのが特長です。まさにクラブは地域住民のものということですね。
たかぎスポーツクラブを法人化した理由は、正直言ってしまえば、『助成金を得る為』でした。補助金とか助成金の中には、その条件に『法人であること』があったりするんですね。さらに、『非営利であること』も条件にあったりします。
非営利の法人の王道といえば、NPO法人だと思います。当然、たかぎスポーツクラブでもNPO法人と一般社団法人で比較検討をしました。その結果、違いがよく分からない上に、設立や決算報告などのコストが圧倒的にNPO法人の方が高かったので、一般社団法人(非営利型)の方にすることにしました。判断は間違っていなかったと思います。
ちなみに、『非営利』の定義とは、ざっくり言ってしまえば、「利益を誰かに分配しないで、次の活動費に回す」ということです。株式会社では、利益が出たら株主に配当金として分配しますが、非営利団体はそれはできないということです。よく、非営利団体は“利益を上げてはいけない”と思っているかたがいらっしゃいますが、それは完全に誤認しています。お金をもらっちゃいけない(収益を上げてはいけない)は、もっと酷い誤認です。
立ち上げる総合型地域スポーツクラブの組織のカタチは
12月にたかぎスポーツクラブを退職したら、なるべくすぐに総合型地域スポーツクラブを立ち上げたいと思っています。
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総合型地域スポーツクラブ研究所
総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…
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