もしかしたら、これからは住民主体で立ち上がる総合型地域スポーツクラブが増えるのかも。

 どうも!ふじみスポーツクラブの上杉健太(@kenta_u2)です。埼玉県富士見市で、誰もがいつまでも、自分に合ったスポーツを続けられる地域社会の実現を目指して、総合型地域スポーツクラブの運営をしています。

 今日は、『総合型地域スポーツクラブという崇高な形』というテーマでお話しようと思います。ちょっとテーマだけだと謎過ぎると思うのですが、要するに普通にしてたら、総合型地域スポーツクラブって発想はなかなか生まれないよね、というお話ですね。

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 ちょっと古いデータですが、平成24年2月に文部科学省が行った『平成23年度総合型地域スポーツクラブに関する実態調査』で、「総合型地域スポーツクラブ創設のきっかけ」を聞いた質問がありました。
 その結果は、

1位 自治体からのすすめで 57.5%
2位 母体となる活動から自主的に(自然に) 24.7%
3位 体育指導委員からのすすめで 17.4%
4位 体育協会からのすすめで 14.8%
5位 広域スポーツセンターからのすすめで / 地域住民の声から ともに11.7%
(以下省略)

でした。

 母体団体から自然にできたというクラブが24.7%もあるのは驚きですが、それ以外のものはいわば公的な機関からのすすめです。すすめ、と言っても、実質的には主導しているパターンがほとんどでしょう。

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5