スポーツ庁が部活動移行に114億円の予算要求
寒くなってくると、ついつい水分補給を忘れて気が付いたらウ○チが硬くなってる。
どうも!総合型地域スポーツクラブをやっています、上杉健太です。
今日は、部活動の地域移行関連で何やら国から具体的な動きが出てきたようなので、それについて勉強してみたいと思います。実は僕は、こういう国(行政)の動きには基本的にはあまり興味がないタイプで、国がこう動いたから地方自治体がこう動き、僕らにこういう影響があるとか、そういうのはあまり分かっていないです(;^_^A なので、あくまでも今回は自分なりに考えてみた、という感じですので、それを前提に読んでください(笑)
まずはこちらのニュースをご覧ください。
僕なりに総合型地域スポーツクラブに特に関わりそうなところを箇条書きで要約して理解してみると、
・スポーツ庁の予算が過去最大の463億円となりそう。
・部活動の受け皿となる地域スポーツクラブ活動体制整備事業等に約102億円を計上。
・この102億円の予算は4本柱で構成されていて、「運動部活動の地域移行に向けた支援」(77億円)・「アドバイザー事務局の設置」(1.4億円)・「地域スポーツクラブ活動のモデル創出など」(3.6億円)・「中学校における部活動指導員の配置支援事業」(20.16億円)となっている。
ということですね。
さらにここから4本柱を深掘りしてみます。
1.運動部活動の地域移行に向けた支援
まずは77億円が計上されている「運動部活動の地域移行に向けた支援」のところですが、ここはさらに4つの大項目に分かれているようです。それが、
①コーディネーター設置支援等体制整備
②運営団体・実施主体の整備・充実
③指導者設置支援等体制整備等
④参加費負担への支援
です。
①コーディネーター設置支援等体制整備
1つ目のコーディネーター設置支援~という部分ですが、これは都道府県や市町村単位でコーディネーターを置き、その地域の部活動移行をまとめていくということですね。これは、行政職員やどこぞの役職の人がまとめ役になれない地域では絶対に必要なポジションでしょうね。その人に権限とお墨付きを与えることで、堂々と地域スポーツをまとめていくことができるようになります。(※なりたい) 当然ここに収まる人は、体育・スポーツ協会や総合型地域スポーツクラブ、公民館等の関係者になってくる可能性があります。その人たちはそもそもが”まとめよう”としてきた人たちだからですね。団体単体の利益を追求する人たちとは少し思考が違うと思うので、コーディネーターに向いていると思います。
コーディネーターの業務としては、色々な言い分を聞いて調整したり、新しいアイデアを提案したり、実際にそれを取りまとめて実行していくところまでが求められるでしょう。ただ言うだけの人では恐らくまとめられない。実際にクラブマネジメントや組織マネジメントをしたことがある人財が求められると思います。
②運営団体・実施主体の整備・充実
2つ目は運営団体・実施主体の整備・充実ということですが、スポーツ庁が公表した資料には以下にように書かれています。
具体的にはどういう取組がイメージされているのかは分かりませんが、部活動の受け皿として手を挙げた団体には、一定の条件を満たした場合に何らかの助成金等があるということなのかもしれません。ふじみスポーツクラブもどうせ中学生以上を対象としたコンテンツも増やしていきたいので、ここは積極的に狙って行ければと思います。
③指導者設置支援等体制整備等
3つ目の指導者設置支援等体制整備等(※「等」が2つ)については、基本的にはシンプルに指導者を確保する為の財源を用意するということでしょう。指導者に支払う報酬などの助成金などが用意されたり、指導者をリストアップする事業などを都道府県や市町村が行うということかなと思います。
④参加費負担への支援
ここから先は
総合型地域スポーツクラブ研究所
総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…
総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5