【一覧】エホバ2世が実体験した“禁止事項”まとめ【幼少期~小学生】
なぜカルト2世はおとなしく2世となってしまったのか。
前回はこちらから↓
元気ですか?
ケンタです。
実は年末から、オンライン英会話というものをはじめまして。
2024年に延ばしたらぜったいきっかけを失うと思って、年末に駆け込みで申し込みました。
全然語彙力もないし、TOEICは最高600すら微妙に届かない、英語力ナシの私ですが、
ここらでチャレンジ!! ということで。
1回目の授業は、聞き取れない話せないで、慣れてるはずの講師すら困らせてしまって冷や汗だったんですが…
何日かたつと、これがサイッコーに楽しいんですよね。
もうなんか、自分の興味のあることを学べてるっていう感触が!
おとなになってしまったケンタ少年、
いま全力で“青春”を取り戻し中です。
こっからこっから!
まだまだいくでぇええ!
禁止事項のやたら多い宗教
というのも、ごりごりのエホバ2世の私。
エホバの証人はとにかく禁止事項が多く
私が中学生くらいの頃までは両親もとても熱心だったので、
行動の制限、禁止がやたら多かった。
みんなが当たり前に知っていること、経験していることなのに、自分は通っていない…
っていうことがめちゃくちゃ多いんですよね。
一度しかない子ども時代、青春の8割くらいは経験しないまま失われてしまっている…
もう戻らない…かなしい…
ものすごく細かくてわかりやすいまとめが既にあったので、貼っておきますね。
ここはあくまでケンタのひとりごと劇場ということで、
私が実際に体験したこと、言われたことにフォーカスしていきたいと思います。
成長過程で、ぜんぜん禁止事項の性質が変わってくるかな?
と思うので、今回は【幼少期~小学生】のころ編!
イベント行事
基本的に、季節の行事や楽しみごとは全部禁止。
そもそも、ほかの宗教、地域の習慣などが関係するものは一切禁止。
つまりほぼ全滅です。
お正月を祝うこと
「あけましておめでとう」と言う、しめかざりや鏡もちを飾る、など。
成人式
ローカルルールかもですが、ダメだったはず。
節分の豆まき
給食でまめが出たときは、こっそり食べてました(笑)
バレンタイン
甘かったりほろ苦かったり、もはや思い出したくなったり、
人によっていろんな思い出があるのがバレンタインですよねえ。
まあそもそも、チョコたくさんもらえるモテ少年ではなかったですが(笑)
たまにもらえたりすると、こっそり家に着く前に食べてました。
涙出そうでした。いろんな意味で。
ちなみに1回、母親にバレました。
ひなまつり
あかりをつけましょ ぼんぼりに~♪
とつい歌ってると、えらい怒られた記憶があります。
七夕
エホバ以外のだれかにお願いごとをするのがけしからん!
という意味で、禁止です。
???「そもそもベガとアルタイルというただの星であってあれが織姫と彦星なんてありえない作り話でそもそも七夕の起源というのは異教の(早口以下略)」
夏祭り
お祭り自体のなりたちが、神様に豊作を祈るとか、無病息災をねがうとかがあるとして、よくないと言われていました。
浴衣を着てふたり、女の子と手をつないでりんご飴をかじる…
なんて甘酸っぱい10代の夏は存在するはずもなく。
ハロウィン
もろ宗教行事なのでアウト。
そもそも、ゾンビなんて許されるはずがありません。
クリスマス
生まれてこの方、サンタさんにお願いというものをしたことがない。
サンタはサンタではなく、サタンだと教えられていたため、
小さいころお店に置かれていたサンタさんの人の丈くらいの人形で大号泣していました。
誕生日を祝うこと
理由は、聖書には誕生日を祝う場面が2回登場するが、どちらも異教が由来であること。
そして、その場で人が殺されていること。
…だそうです。
ライフスタイル
程度に関係なく、以下はNG。
戦うこと
騎馬戦、応援合戦、武道の授業などなど。
また、相撲やプロレス、ボクシングなど格闘技観戦も×。
※私の場合は体育祭はセーフ
あと、健全でヒートアップしない程度のスポーツはセーフ
熱狂的に何か、だれかを応援すること、夢中になること
エホバ以外のものへの崇拝的行為、偶像(アイドル)化することは行き過ぎた行為として禁止されます。
つまり…
国歌斉唱、国旗掲揚(国を崇拝)
校歌斉唱(学校を崇拝)
アイドル、ミュージシャン、タレントなどを熱狂的に推すこと(アイドルって偶像って意味なのよ! と100回くらい言われた)
スポーツチームの応援(特に国の代表チーム、サッカー日本代表とかの試合は気を付けるように、といわれる)
このあたりは禁止です。
まあつまり、エホバと教団て、「私だけを見て!」タイプの地雷ってことです。
聖書に書かれていない、オカルト、魔法など
占い
お守り
UFOや宇宙人、妖怪を信じること
呪文をまねすること
エホバの証人こそ、ハルマゲドンやら、復活やら、天使やら、サタンやら、よっぽどオカルトなんですが(笑)
あそび、エンタメ
こんなに“禁止”が多いわけですから、無邪気なケンタ少年のあそびも、制限だらけです。
インターネット、ネットゲームは1日15分まで
ん~、まあネットさわらせてくれただけましかな。
律儀に毎回タイマーを押されてました。
暴力要素、魔法、オカルト要素が登場する映画、アニメ、ゲーム、まんが
挙げればきりないですよ~
日本人の魂! 義務教育! これを通ってみんな大人になるんだ!
ってな名作たち、最近までほぼぜんぶ通ってません。
いま必死に取り戻そうとがんばってます。
ドラゴンクエスト(呪文を使うから)
ファイナルファンタジー(戦闘するから)
ポケモン(モンスターだから)
ピクミン(理由はしらん)
モンスターハンター(狩りをするから)
ドラゴンボール(戦うから)
ワンピース(戦うから。あとナミとロビンがエロいから)
クレヨンしんちゃん(お尻を出して下品だから)
妖怪ウォッチ(妖怪だから)
ハリーポッター(呪文を唱えるから)
小学生のころ家にあった漫画は、ドラえもんが5冊くらいと、なぜか美味しんぼ。
ここ最近で言うと、鬼滅の刃、進撃の巨人、呪術廻戦…
このあたりは間違いなく一発レッドですね。
友だちと放課後に遊ぶのは月に2、3回
「悪い交わりは有益な習慣を損なう」
って聖書に書いてあるんですよ。
エホバの証人じゃないこと遊ぶのはほどほどにね、とのこと。
次回は中学生~大人になるまで編
本当に小学生までに限っても、挙げればキリがなくて。
もっと考えたり思い出したりすればジャンジャン出てくる気がします。
もちろん、今はさみしい気持ちこそ残っているものの、親に怒りとかはないです。
制限のかからないことで、親は親なりによく遊びにつれて行ってくれていた記憶がたくさん残っているので。
ただまあ、あまりにも特殊で、いびつであることは間違いないですよね…
我ながら、よくグレずに(?)まともな大人に(?)しかもこんなに好青年に(?)育ったもんだ…
次回は中学生以降編。
そろそろ、このへんから課される禁止事項というのは、人生を大きく狂わせかねないものになっていきます。
次のnoteでお会いしましょう。
それではまた。
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