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ハードルを下げるだけで“地蔵”を脱出!40代から始める、目標分割メソッド


はじめまして。私は現在45歳の男性で、ナンパにおける「地蔵」克服を専門とする講師をしています。
ここで言う“地蔵”とは、ナンパをしようと街へ出かけても、不安や緊張が強すぎて足がすくみ、まるでお地蔵さんのように固まってしまう状態のこと。**「やりたい気持ちはあるのに体が動かない/口が動かない」**という辛い感覚を抱え続け、結局一日中声をかけずに終わる……この地蔵を繰り返す40代以上の男性が多いのではないでしょうか。私のもとには、“自分で克服を試みたのに失敗ばかり”“いい加減このままじゃダメだと思う”と悩む声が多く届いています。

実は私自身、20歳になるまで恋人がおらず、大学時代の新歓コンパやサークル飲み会で話せない“陰キャ”体質でした。30歳で子どもができたものの、37歳で離婚し、バツイチ・子どもありの身で「もう一度恋愛をしたい」と思ったとき、合コンもアプリも成果が出ず、最終的にストリートナンパを始めました。しかし、最初は5時間街をうろついても一言すら出せない“地蔵デビュー”を果たすことに。挫折しそうになったことは一度や二度ではありませんでしたが、ある方法を取り入れた結果、最終的には一回り年下の女性と再婚するまでに至ったのです。

その方法の一つが、“目標をできる限り低くする”という、とてもシンプルな考え方でした。多くの地蔵に苦しむ人が、最初から“連絡先を交換しないと意味がない”“最初の一声でうまく話し、連れ出さないとダメ”と高い目標を設定しすぎてしまい、結局足が動かず“地蔵”という最悪の結果で終わってしまいます。そこで目標を低く抑え、“挨拶できれば合格” “3メートル以内に近づければ成功”のようにハードルを下げるだけで、行動のハードルが一気に低くなり、足が自然と動き出すわけです。本記事では、“目標を低くする”だけで地蔵を劇的に克服できる理由と、その具体的なやり方を、私の壮絶な地蔵体験とともにわかりやすく解説します。“やりたいのに動けない”状態を今日で終わりにし、小さくとも一歩を踏み出せる自分へと変わってみませんか?


なぜ“高い目標”が地蔵を強化してしまうのか

まずは、なぜそもそも高い目標を設定しすぎると地蔵が強化されてしまうのかを整理します。

  1. 行動前から“失敗したら大変”と考えすぎる

    • 連絡先交換や連れ出しなどの大きな成功を目指しすぎると、始める前からプレッシャーが高まり、“恥をかくなら動かないほうがマシ”と判断してしまう。

  2. “成功しなければ全部失敗”という思考に陥る

    • 高い目標を達成できないとき、“今日は何も得られなかった”と自分を責めて自己否定する。結果、“もうやる気が出ない”となり、地蔵を繰り返す。

  3. 小さな成功を無視してしまう

    • “声を出せただけ” “3メートル以内に近づけただけ”などの前進を“たいしたことない”と見なすため、前向きなフィードバックが得られない=モチベーションが下がりやすい。

こうして高い目標は一見“やる気満々”に思えますが、実際には“行動しないほうがリスクが少ない”と頭で考え、足を止める地蔵の要因になってしまいます。


目標を低くするメリット:地蔵を脱却しやすい3つの理由

  1. 行動ハードルが劇的に下がる

    • いきなり完璧なアプローチで連絡先をゲットしようとするのでなく、“挨拶1回できれば合格”など低ハードルにすれば、“それくらいならやろうか”と足が動きやすくなる。

  2. 部分的成功を評価しやすくなる

    • 高い目標だと“成果0”と捉えがちだが、低い目標なら“3メートルまでは近づけた、やったね”とポジティブに捉えられ、自己否定に陥らず行動を継続しやすい。

  3. 慣れが早く形成される

    • ナンパで大切なのは“慣れ”。最初は小さな行動を積み重ねるほど早く“緊張が和らぐ”瞬間が訪れ、結果として行動量が増え、大きな成功に結びつく。


私の体験:5時間地蔵→「まずは3メートルまで」で変わった人生

私がストリートナンパを初めて挑戦したとき、連絡先交換や連れ出しなどの“高い目標”を最初から掲げてしまいました。すると5時間歩き回っても一言も出ずに終わり、“やっぱり俺には無理だ…”と絶望を味わったんです。しかし、その後“まず挨拶だけできたら合格”くらいに目標を下げた結果、翌日は“3メートル以内に近づく→深呼吸→“すみません”と言う”だけ実行しようと決め、そこまでは何とか動けた。すると、一度でも足を動かせば案外大きな恥をかくことはなく、“じゃあもう少し話してみようか”と行動欲が湧いてきたんですね。

数週間続けてみると、いつのまにか“連絡先交換を狙う”ことに抵抗がなくなり、最終的には一回り年下の女性との再婚にまで至ったのは本当に大逆転でした。もし最初から“必ず会話で盛り上げないとダメだ”など、高い目標ばかりに囚われていたら、挫折してナンパをやめていた可能性は極めて高い。その意味で、**“まずは3メートルまで近づいて挨拶だけ”**という超低ハードルを設定したのが人生を変えたと言っても過言ではありません。


小さな目標で地蔵を壊す5つのステップ

ここでは、“目標をできる限り低くする”具体的なアプローチを5ステップにまとめてみます。私や多くの受講生のケースで実際に効果があった方法です。

ステップ1. 行動を細分化して“一番小さな行為”だけを目標に

  • やり方:ナンパの流れをバラバラに分解し、“ターゲット発見→3メートル以内に近づく→深呼吸→“すみません”と言う→会話”などとステップ化。そこから“一番初歩の初歩”を目標に据える。

  • 理由:いきなり“全部成功”を狙うと地蔵が発動しやすい。最初は“3メートルに近づく”“挨拶だけ”など、他人から見たら些細な行為を合格ラインにすると行動が断然楽になる。

  • 「今日は3人見かけたら、そのうち1人にだけ“すみません”と一言言えたら合格」

  • それだけでも足が動く確率が何倍も上がる。


ステップ2. 成功条件を“挨拶できたら100点”程度に設定

  • やり方:初期のうちは“連絡先交換”“会話を○分する”など禁止。とにかく“挨拶だけ”や“近づく→一言だけ声を出す”で合格という超低ハードルに。

  • 理由:ハードルが低いほど、チャレンジする前の“やっぱり無理だ”を回避しやすい。行動ゼロより挨拶一つのほうが遥かに成長が大きい。

  • 目標:1回でいいから挨拶する → 達成したら“よくやった、自分!”と日記に書く

  • これを10回続ければ必ず慣れが出て、その先の会話に進む土台ができる。


ステップ3. 失敗後の分析でも“部分成功”に注目

  • やり方:ナンパ後に失敗しても、“近づけただけでもOK”“声は出せなかったが周りを気にしなかった”など、部分成功を意識的に探す。

  • 理由:高い目標だと“できなかった部分”ばかり目につき自己否定しがち。目標が低ければ“できたところが多い”と評価しやすく、次の行動に繋げられる。

  • 「今日話せなかったけど、挨拶の口を動かそうとしただけ前進」と日記に書く

  • こうすればモチベが下がりにくい。


ステップ4. 慣れてきたら目標を少しだけ上方修正

  • やり方:挨拶がわりとすんなりできるようになったら、次は“挨拶+一言質問”を新しい目標にする。あくまで段階を踏んでゆっくり上げる。

  • 理由:一度に大きな目標に戻すとまた地蔵が発動。慣れを積み上げながら、少しずつステップアップするとスムーズに行動量を増やせる。

  • 第1段階:3メートル以内に近づく→“すみません”だけ

  • 第2段階:“すみません”の後に“ちょっとお聞きしたいんですが”と続ける

  • 目標を少し上げるたび“挨拶だけは余裕じゃん”と自信がつく。


ステップ5. “3歩進んで2歩下がる”を許容し、自己否定をしない

  • やり方:人間は気分や体調によって日によって行動量が変わる。“昨日は挨拶できたのに今日はできなかった”日も必ず出るが、そこで“ダメだ”と自己否定しない。

  • 理由:目標が低い分、“失敗しても問題ない”と捉える姿勢を貫くことで、翌日以降もまた小さなチャレンジを続けられる。

  • 学び:地蔵克服には慣れと回数が不可欠。“今日は調子悪かったかも。まぁ、いっか”と切り替えると行動継続しやすい。

  • 「昨日は2回挨拶できたのに、今日は気が乗らず0回。でも一昨日よりは1回近づこうとはしたしOKにしよう」

  • 行動ゼロで終わらないのが大事なので、“小さくても続ける”を評価する。


私の経験:超低ハードルで行動が激増し、大きな成果に化けた

繰り返しになりますが、私も当初“完璧な声かけをしなきゃ”と思い込み、初日5時間地蔵で一言も言えずに激しく落ち込みました。そうした挫折が続き“もう無理だ”と思ったときに、師匠的存在の先輩ナンパ師から「まずは3メートル以内に近づけば合格。挨拶できたら神」と教わり、**“そんなに低くていいの?”**と驚いたんです。でもやってみると、たしかに“それくらいなら……”という気になり、実際に3メートル以内までは行けるようになった。

一度近づけると、次は“じゃあ挨拶も……”“思ったより恥でもないかも?”と少しずつ行動範囲が広がる。結果的に行動量が倍増し、“挨拶だけ”だった状態が“会話がちょっと続く

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