タケルライコ対ブリジュラス考察

自分のプレイ方針を決めるためにメモをとっておいたものを清書しました。

ブリジュラス対面は多分強い人と対戦した経験がないので殆どが一人回しから得た知見になっています、そこまで信憑性が高いものではありませんが眠らせておくのも勿体ないのでここに書き記します。
(すごくどうでもいい話ですが、SVのチオンジェンが「カキシルス」っていうのがすごく好きです)

種類別考察

環境には大きく分けてブリジュラスをメインに据えたタイプとディアルガと合わせたタイプの2種類が存在しています。
(さらに細かく分類するとブリジュラス+ハッサムやブリジュラス+スターミーも存在しますがここは割愛します。)

ブリジュラス

微不利対面です。
ブリジュラス側は序盤、非exで盤面を展開しベンチを呼びつつ 2-2-2のプランを通してきます。
タケルライコをバトル場に押しつけた場合、サイド1を取られるまではジュラルドンのぶちかますでタケルライコに30ダメージ与えておいて、次のターンにメタルディフェンダーでダメージを与えておいたタケルライコを倒してサイド2を取りに来ます、このプランを許すとブリジュラス側のベンチ呼び必要回数は2回になってしまいます。
ブリジュラスの一般的な構築はボスの指令が4枚採用されており、更にともだちてちょう、ネオラントで山札からボスの指令を手札に加えやすくしてあります、ベンチ呼び2回はされる前提で戦わないといけません。

よくある負け方

タケルライコ側はベンチ呼びでオーガポンやキチキギスを倒されないように出来ればベンチ展開を絞りたいところです。
しかしブリジュラスを倒すためには5エネを盤面に貯め続ける必要がありオーガポンをベンチに置かないとエネルギーが足りずにブリジュラスを突破出来ないといことも起こりがちです。
勇気のお守りでケアしたところでジャミングタワーで効果を消されるので有効な対策ではありません。
また、ブリジュラス側がベンチ呼びを出来なかったとしてサイドを5枚取るような戦い方をするとナンジャモから動きを止められてしまい負けにつながることもあります。

ブリジュラス側は山札を引いてリソースを確保するデッキでありながら、それを支えているシステムポケモンはかがやくゲッコウガとキチキギスぐらいなのでシステムポケモンを優先的に倒して盤面のエネルギーを温存しながら相手にボスの指令を使う隙を与えないようにすることが大切です。

サイドプランは1-2-1-2で終盤に手札干渉を受けても盤面にエネルギーが残るように取り進めていくことが理想です。

最初のぶちかますで乗ったダメージ30をいれかえカートでケア出来ればかなり有利な展開に持ち込めるのでラティアスを採用していたとしても、いれかえカートを合わせて採用することは重要です。

ブリジュラス(ディアルガ)

不利対面です。
基本的な動きはディアルガ不採用のブリジュラスと同じですがディアルガが採用されていることにより、終盤に捲るプランを持っているのが厄介な相手です、こちらが先にサイドを4枚先行できない限りスタークロノスから巻き返すプランがあるため最後まで油断できません。

サイド3先行では負ける

ブリジュラス側の最初の盤面は非exを並べてきます。
大抵の場合、前に出るのはジュラルドンになりますがジュラルドンはHPが130あるため、タケルライコのきょくらいごうかチヲハウハネのねっしょうどとう、先行を取っているならオーガポンのまんようしぐれ(ジュラルドンに1エネ付いている場合、またはオーガポンに4エネ集められる場合)でしか倒すことが出来ません。

ブリジュラス側は前がオーガポンなら返しにブリジュラスを出せればそのままサイド2を先行出来るので有利な展開で試合を運ぶことが出来ます。
タケルライコが前の場合は、ブリジュラスを展開せずにジュラルドンのぶちかますで30ダメージを与えて次のターンにブリジュラスのメタルディフェンダーからサイド2を取ることを狙ってきます。
チヲハウハネが前の場合、ベンチにexポケモンが出ていないとブリジュラス側は前のチヲハウハネを取るしかなく、タケルライコ側としては最初の攻撃はサイド1のポケモンで盤面を作り、チヲハウハネで戦うのが正解になりそうです。

タケルライコの構築は大抵の場合、exポケモンがバトル場で対戦がスタートするためサイド1の盤面を意図的に作ることは難しいです。
基本的な戦い方は速攻で相手が盤面を作る前に押し切ることを目指すのがいいでしょう。
最初にサイド1を取る場合もかがやくゲッコウガを倒すなど、相手の手札が増えてディアルガがスタークロノスを使う準備をさせないことが大事です。
ディアルガが盤面に置かれたら優先して取りに行き、スタークロノスを使う要求を高くしながらサイドを進めていけば勝てる可能性が高くなります。

盤面にディアルガがいないからといって気を抜くとネジキからディアルガが出てきてスタークロノスを狙える構築がほとんどなので、ネジキプランがあることも忘れずに盤面を作りましょう。

どう対策するか?

メタルディフェンダーのダメージを回収するボタン、ぶちかますのダメージを回復するいれかえカートを採用するといいかなと考えています。
ボタンはドラパルトやサーナイト、カビゴンに対しても強く使えるので現在の環境で採用する価値は高いと考えています。

プレイング面では相手がブリジュラスを出してくるまでにHP220以下のexポケモンをベンチに置くことを我慢出来るかどうかが重要になります。
先行の場合、HP220以下のexポケモンを置くのを我慢したとしてぶちかますの30ダメージさえケア出来るなら2ターン目にはじけるほうこうを選択する余地があるので戦いやすいです。
後攻の場合、相手の盤面にエネルギーが貼られていないなら大抵の場合でてくるかがやくゲッコウガをバトル場に縛って先行2ターン目にぶちかますを使わせないように出来ると戦いやすくなります。

簡単にまとめると以下の点を大事にプレイ出来ると勝率を上げることが出来ます。

  • ブリジュラスが出てくるまではHP220以下のexポケモンを置くのを我慢する

  • 初回のわざを使えるターンでは攻撃を急がずに盤面にエネルギーを貯める動きを重視する

おわり

新環境のリーリエデッキがタケルライコには鬼門になりそうなので、リーリエデッキの流行次第ではテラスタルフェスまでがタケルライコを強く使えるチャンスかなと思っています。
あと2週間ほどはリーリエを気にせずに使えますので、タケルライコ使いの皆様の参考になったなら幸いです。

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