シティリーグベスト4 テラスタルフェス環境のタケルライコ その2

レギュレーション変更の前にタケルライコを使うのはシーズン2のシティリーグが最後かなと思っていましたが、シーズン3の追加募集枠で運良くFGHレギュレーションで参加出来ることになりました。

↓シーズン2参加時の記録

2025のシティリーグはシーズン1からタケルライコを使い続けているので、3度目の正直の今回こそはトーナメント進出を果たしたいと意気込んで参加しました。
当日使用したデッキリストはこちらになります。

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前回のシティリーグ参戦時から1ヶ月弱ぐらいの間隔での参加ですのでデッキ構成は大きく変えませんでした。
(サブアタッカー枠をコライドン2枚にすることも考えていましたが構成を詰めきれずにスナノケガワ+イダイナキバのままに)

イダイナキバを強く使うために、手札干渉を抜くことで相手の手札ではなく山札に強い攻撃を出来るようにしています。

一般的に山札は薄く強くがポケモンカードの強いプレイングですが、薄くすることで強いカードが濃縮された山札は山札をトラッシュされると有効なカードが多く捨てられてしまうため、この一般的なプレイングが裏目に出てしまいます。
あえて手札干渉を採用せずにイダイナキバを採用することで相手の動きを止められるのではないか?という考えのもと、今回の構築に至っています。

ロストシティは直前まで採用するかどうかを悩みました、サーナイトに対して勝率を少しでも安定させたいということで1枚採用していますが使い方を全く練習出来ていなかったので大会当日はあまり強く使うことが出来ませんでした。

結果はどうだったかというと…

見事Best4に入ることが出来ました!
今シーズンはCSPを80P貯めることで追加のプロモーションカードが貰えるので、シティリーグで50P、トレーナーズリーグで30P貯めることが目標でした。
今回Best4入りということでCSP50Pが貰えます、あとはトレーナーズリーグで30P貯めれば目標達成です!

当日のマッチング

お腹の調子が悪く最後まで戦い抜けるかどうか、トイレドロップになるかもなと思いながらの参戦でした。

予選1 ミライドン ◯

先行を取るもこちらの盤面がかがやくゲッコウガとキチキギスで先にサイド2を取られることを覚悟します。
しかし、相手も動きが渋かったようで先にこちらが動きだして押し切って勝利。

予選2 ドラパルトリザードン ◯

バトル場イダイナキバスタートするも後1むずむずかふんされずに先2でオーリム博士+じばんほうかいを使って相手の山札を削るところから試合が動き出します。
ここで、ヨマワル、キチキギス、カウンターキャッチャーを落としたことで出来れば使われたくないカードが3枚も落ちたことが幸運でした。
特に、ドラパルトリザードンは盤面を作るコストが高いデッキなのでキチキギスを戻すために夜のタンカ要求になるのがとても大きく、相手は終盤まで動きが鈍いままこちらが押し切って勝利。

チヲハウハネスタートだとバトル場に居座るプレッシャーがあまりないのですが、イダイナキバはバトル場に放置すると山札を削られ続けるというプレッシャーを相手に与えてくれるのでなかなか優秀です。

予選3 ネイティオドラパルト ◯

私の使っているタケルライコの構築は、今の環境で観測してきたドラパルト(ボム、リザードン)に対しては圧倒的な高勝率を誇っていますが、ネイティオ型については未知数です。

試合開始時、相手の盤面がネイティでスタートしたので、ネイティオ型のドラパルトを想定しつつクレッフィを出されるのが厄介だなと考えていました(更にポケモンリーグ本部も入っていると厳しいかもなと思っていました)。
結果として、1ターン目でクレッフィを置かれることは無かったので安定して盤面を展開しながら山札を強く作ることが出来たので手札干渉にも止まらずに走りきって勝利しました。

予選4 オムスターV ◯

何のデッキだか分からず、見える範囲から様々な負けパターンを想像してそれを回避する動きを取りながら戦いました。
結果として、かなり時間を消費しつつも何とか押し切って勝利することが出来ました。
この日一番ヒートアップした対戦だったかもしれません。

こういうマイナーデッキで勝ち上がれる人は尊敬します。

予選5 ルギア ◯

前の対戦でかなりカロリーを消費したのでヘロヘロでした。
相手がバトル場ガチグマでスタートしたことに加えて、こちらのタケルライコをみてかなり渋そうなコメントをしていたのでデッキをルギアと推測します。
(タケルライコに対してルギアがガチグマスタートするとルギア側はほぼ勝てない)

こちらも手札はあまり強くなかったため、オーガポンのベンチ展開は出し惜しみせずに沢山ドローして先に走り切る方向でゲームプランを考えます。
先2でガチグマを処理しつつ、チラチーノ、チラーミィを順調に処理して相手がタケルライコを一回の攻撃で倒せる盤面を作らせずに押し切って勝利。

予選6 大空洞ルギア ◯

前の対戦でトーナメント進出が決まっていたので、正直ここは負けてもいいかなーぐらいの気持ちでいました(お腹の調子もあまり良くなかったので早々に投了してトイレに駆け込もうかと考えていました)。

しかし、対戦が始まると相手の盤面にテラパゴスやスピンロトム、ホーホーが並んできたことからタケルライコの構築がテラパゴスに封殺される可能性があり、この対戦で負けるとこのデッキとトーナメントでも当たる可能性があるため絶対に負けられない!とかなり気持ちが引き締まりました。
(ちなみに、試合が終わったあとに聞いたらクラウンオパールは使えない構築とのことでした)

試合展開としては、こちらのデッキがこの日一番の大回りをして押し切って勝利しました。

決勝1 サーナイト ◯

決勝トーナメントが始まる前に15分ほどの休憩時間があったので無事トイレ問題は解決しました、あとはやり切るだけです、サーナイト(とサーフゴー)さえ踏まなければ優勝しちゃうかもなと思っていましたがとうとうサーナイトと当たりました。

序盤、相手の動きが渋く(こちらの想定より1ターン遅かった)、こちらは盤面に順調にエネルギーを貯め、動きが止まることも無かったので勝利。

決勝2 サーナイト ✗

またしてもサーナイト、やや不利対面ではありますがタケルライコ側に止まるターンが出来なければ負ける対面でもありません、運が悪くなければ勝てます。
が、こちらは盤面にポケモンを展開出来るもののエネルギーにアクセス出来ずに2ターンも止まってしまいます。
こうなると相手がどんどんサイドを取り進めてくるので、サイドを取り切る勝負では歩が悪いためイダイナキバでLOを狙うプランに切り替えます。
ボタンで相手のターン数を増やして対戦が長期化するように動いていきます、こうすることで相手は強い山札を作るためにリファインやサーチ系カードを使って山札を減らしていくはずなのでLOを狙いやすくなります。

相手の山札が9枚になったところからイダイナキバでLOをしかけていきますが、相手はここを乗り越えてきて敗北。

一般的なタケルライコの構築ではサーナイトに先制された時点でゲームが終わるのですがイダイナキバを採用することで最後まで勝ち筋を追えるようになったことについては採用した意義があったかなと思いました。

おわり

予選全勝、Best4という、タケルライコが強く使えるであろう最後の環境で最高の結果を残せたことはとても良かったと思います。

対戦頂いた皆様、店舗スタッフ、ジャッジの方々、ありがとうございました!

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