タケルライコオーガポンの教科書
教科書を名乗るぐらいなので文量がものすごく多いです、全部読むのはしんどいと思います、目次の項目から自分が欲しい情報だけ拾って読むことをオススメします。
なお、大空洞型のタケルライコオーガポンについては一切検討していないため関係する情報は一切書いていません。
全文無料で公開します、SNSへの拡散も不要です、頑張って書いたなって思っていただける優しい方で財力にも余裕のある方は投げ銭いただけると私のビール代になるので助かります、よろしくお願いいたします!
デッキコンセプト
オーガポンみどりのめんexの特性とオーリム博士の気迫を使って盤面にエネルギーを集めていき、タケルライコexのわざ、きょくらいごうを使って相手のポケモンを倒していってサイドを取り切るアグロタイプのデッキとなります。
デッキ内のグッズが30~40%を占めるためポケストップで効率よく盤面展開のためのカードを集めることが出来、また、サポートのオーリム博士の気迫はトラッシュからエネルギーを加速するカードであるため山札からエネルギーを抜きとってトラッシュに落とすことが大きな問題にならず山札の圧縮も比較的行いやすいため、強い山札が作りやすいのもポイントです。
タケルライコexのわざ、きょくらいごうはエネルギー4枚トラッシュでVStarを一撃圏内に収められ、これはオーリム博士気迫とオーガポンみどりのめんの特性みどりのまい2回で達成出来ます、2進化exだと5枚のトラッシュが必要ですが、VStarの条件に手貼りで条件を達成するので、盤面にエネルギーが無い状態からでも高火力を叩き出すことが出来るのが強力です。
火力が出せるだけではなく、この条件を達成するための行動で山札からカードを5枚ドローすることになるので、継続的に攻撃し続けることを可能にしているのも強力なポイントとなります。
タケルライコexは素の耐久が240と高く設定されていることに加えて、ドラゴンタイプであることから弱点が無く倒されにくいという点も評価出来るポイントです。
先攻でも後攻でも強く、エネルギー加速と山札ドローが同時に行われることによる再現性の高さがあり、スピード・火力・耐久・安定性と全てを兼ね備えTier1文句なしのデッキといえるでしょう。
採用されているカードについて
タケルライコex
このデッキのメインアタッカーです。
上技のはじけるほうこうは手札をトラッシュして6枚引く、下技のきょくらいごうは場のエネルギーをトラッシュした数×70ダメージとどちらの技も非常に強力です。
タイプがドラゴンであるため弱点もなく、HPは240とたねexとしては破格の性能を誇ります。
勇気のお守り、ブーストエナジー古代に対応しており、これらをつけることで耐久力がさらに向上するので一撃で倒されることが少なくなります。
きょくらいごうでトラッシュするエネルギーを解決出来さえすれば隙の無い非常に強力なポケモンです。
デッキには3~4枚採用されることがほとんどです、大抵の場合タケルライコexから対戦がスタートするのが望ましく4枚の採用が安定します、対戦でう使う枚数は2~3枚なので3枚にしたからといってデッキが回らないということはありません。
オーガポンみどりのめんex
タケルライコのきょくらいごうでトラッシュするエネルギーを供給しながら山札を掘り進めることが出来るシステムポケモンです。
テラスタルのポケモンであることからベンチ狙撃に強く、また、サポートのブライアに対応しているので終盤に試合を決めるためのアタッカーとしての役割を持つこともあります。
タケルライコオーガポンの構築に採用される草エネルギーの数は6~7枚となります。
オーガポンがアタッカーの運用もこなすことを考えると草エネルギーが分散してしまわないように盤面に並べる数は2枚までとなります。
(まんようしぐれの必要エネルギーが草3枚なので、盤面にオーガポンを3枚以上並べてみどりのまいを使うとエネルギーが分散してしまい、攻撃したいときに草エネルギーが足りなくなって攻撃出来ないことが起こり得るため)
3~4枚採用されることがあります、対戦で使う数を考えると3枚の採用で十分ですがサイド落ちによって手札に加えにくくなるケースもあるので安全に振るなら4枚目の採用もありです。
サブアタッカー(スナノケガワ/チヲハウハネ/タケルライコ/ハバタクカミ)
スナノケガワ
上技のじばさくれつは盤面にエネルギーが3枚ある場合と条件はつくものの闘エネルギー1枚で90ダメージ出せるという必要エネルギーに対して効率のいいわざを持っています。
下技のパワージェムは闘1無1で60と寂しい数字で基本的に使いませんが上技は弱点を計算しないため、闘弱点の相手には下技を使います。
現在の環境で対象となるのが、クレッフィ、ハバタクカミ、ミミッキュ、キルリア、ラルトス(わざがメモリースキップのほう)、キュワワー、ヒトカゲ、ポッポ、リザード(特性がフレアヴェールのほう)、ドラメシヤ、ドロンチ、チラーミィ、チラチーノとかなり広いのがポイントです。
チヲハウハネ
闘エネルギー2枚で120+やけどのねっしょうどとうが強力です。
スナノケガワが対象にしているサイド1のポケモンが取れる他に、闘弱点、HP260までのex、Vポケモンも対象に取ることが出来ます。
環境にはガチグマexやロトムVが様々なデッキに採用されているため、然るべきタイミングで使えると非常に強力です。
やけどはポケモンチェックでダメージが入るため、やけどで倒した場合はキチキギスexのさかてにとるやアンフェアスタンプの起動条件を満たさずにサイドを進めることが出来ます。
タケルライコオーガポンが苦手とする古代BOXに対して、ブーストエナジー古代なしのポケモンを1回の攻撃で倒していけるので環境次第では優先的に採用したいポケモンです。
使うシーンこそほぼありませんが、上技のふみならすは相手の山札が残り1枚の場合はそこからLOを狙いにいけるので存在を忘れないようにしましょう。
タケルライコ
上技のらくらいあらしは雷1闘1で60ダメージのベンチ狙撃が出来ます、さらにエネルギーを1枚追加することで90ダメージのベンチ狙撃が出来るようになり、相手のベンチのポケモンを呼び出さずに倒していけます。
最近の環境では、ベンチでヨマワルを待機させつつ進化させてカースドボムからサイドを一気に進めることを狙ってきたりする構築が増えており、そういった構築には非常によく刺さるポケモンです。
他にもドラパルトやサーナイトなど1進化ポケモンがシステムポケモンになるような相手でもベンチを狙って相手の盤面が整わないようにするなど、前を倒すだけだった構築に器用な攻撃パターンを加えてくれます。
タケルライコオーガポン構築へのマークが厳しくなると、ギルガルドやオンバーンなどこちらの攻撃をシャットアウトしてくるタイプのメタカードが採用されだす可能性もあり、こういったポケモンに対して進化する前にに対処出来るという点が優秀です。
ハバタクカミ
きぜつさせる対象にとる相手はスナノケガワとほぼ同じです。
わざを使うための要求が無3とかなり重く使い難いのですが、特性あんやのはばたきによって相手バトル場の特性を封じることが出来るのでロスト軸のデッキに対して強く出れたり、テツノイバラex相手でも特性を使えるようにするなどの用途があります。
他に、かがやくリザードンやガチグマexが攻撃するための要求エネルギーを大幅に引き上げるなど、状況によって使い所が無いわけではありません。
優先度は低いものの、環境によっては採用出来る可能性があります。
システムポケモン(イキリンコex/かがやくゲッコウガ/キチキギスex/テツノツツミ)
イキリンコex
最初のターンのみ、手札をトラッシュして6枚引けるシステムポケモンです。
タケルライコオーガポンの構築は後攻1ターン目から280の大ダメージを狙うことが出来ますが、イキリンコの特性イキリテイクはそのための条件を整えるのに適した能力です。
手札をトラッシュするのはオーリム博士の気迫で戻すエネルギーのトラッシュ手段にもなります。
かがやくゲッコウガ
手札のエネルギーをトラッシュして2ドローに変換してくれるシステムポケモンです。
タケルライコオーガポンの構築ではエネルギーは早々に山札から抜き去ってトラッシュに送り手札干渉に強い山札を作ることが求められます。
かがやくゲッコウガは特性のかくしふだによって山札から抜いてきたエネルギーをトラッシュ出来るので強い山札を作るということに貢献出来ます。
当然、2ドロー出来るのというのも強い効果です。
キチキギスex
前の相手の番に自分のポケモンがきぜつしていると3枚ドロー出来る特性、さかてのまいが非常に強力です。
タケルライコオーガポンはアグロ型の構築で、相手より先にサイドを取り進めていく都合、終盤のナンジャモなどの手札干渉から動きと止められて負けてしまうというパターンがあります。
キチキギスexを盤面に出しておくと、手札干渉された後でもすぐに手札を増やすことが出来、止まることなく動くために重要な役割を担ってくれます。
序盤は使わないのでトラッシュに送っておいて、使うタイミングで夜のタンカで戻すという使い方も出来るので序盤に引いてしまったら気軽にトラッシュしても問題ありません。
テツノツツミ
特性ハイパーブロアーによって相手バトル場のポケモンをベンチポケモンと強制的に入れ替えます。
タケルライコオーガポンの構築ではサイドを2枚ずつ取って勝つことを目指すのが基本となるためサイド1のポケモンを前に出された場合、かつ、ベンチにサイド2のポケモンのみが置かれている場合に使えると強力です。
強く使えるケースが限定的なので採用するかどうかは環境を見て決めたいところです。
例えば、ミラー対面を考えた場合、かつ、相手が先攻だった場合はサイド1のポケモンをバトル場に出して番を返してくるのでベンチのサイド2のポケモンを後攻1ターン目から狙うためにテツノツツミを使うと強く使うことが出来ます。
似たようなケースはたねexを主体にしたアグロ系の構築でそれなりに起こり得るため、環境にたねex主体のアグロが増えた場合に採用すると強く使えるでしょう。
ポケモンサーチグッズ(ネストボール/ハイパーボール/ヒスイのヘビーボール)
ネストボール
たねポケモンしかいない構築なのでネストボール4枚の採用は確定です。
ハイパーボール
ハイパーボールについては構築の枠的に2枚の採用が現実的ですが、盤面の展開を安定させるために他のカードを削って4枚まで採用出来ます。
ハイパーボールは手札を2枚コストにしますが、これによって中盤・終盤に不要なカードをトラッシュ出来るので強い山札作りに貢献することも出来ます。
ヒスイのヘビーボール
ヒスイのヘビーボールについてはシステムポケモン(イキリンコex、かがやくげっこうが)のサイド落ちによる盤面展開の遅れを懸念するなら採用します、採用する優先度は低いです。
稀ですが、タケルライコやオーガポンがサイドに2~3枚落ちることもあるので、これらの採用枚数を絞っているなら採用するのはありです。
その他サーチグッズ(大地の器/ポケギア3.0/トレッキングシューズ)
大地の器
山札からエネルギーカードを2枚抜き取って圧縮します。
抜き取ったエネルギーはかくしふだやみどりのまいで山札ドローに変換してさらに山札を圧縮していきます。
山札からエネルギーを抜き取ることによって、ポケギアやポケストップなど山札を上から見てサーチするカードが強く使えるため早々に、沢山使いたいので4枚採用は確定です。
ポケギア3.0
最初に攻撃出来るターンで可能な限りオーリム博士の気迫を手札に加えてサイドを取り進めていきたいです。
オーリム博士の気迫にアクセスしやすく出来るよう、ポケギアを3~4枚採用出来ます。
ポケギアを多めに採用しておくことで、手札干渉からポケストップ、ポケギア、オーリム博士の気迫とアクセスしていくことで一気に手札を復帰させることも出来ます。
ポケギアを使う前に、山札のサポートの割合が上がるよう、エネルギー、ポケモンは可能な限り抜き取っておきましょう。
トレッキングシューズ
サーチカードに分類するには見れる山札の枚数が少なすぎるのですが、他に分類が難しいのでサーチカードとしています。
実際には山札を1~2枚圧縮するというものなので、サーチカードというほどの効果はありません。
タケルライコオーガポンの構築は山札の圧縮が1つのプレイテーマでもあるので、シンプルにそれをサポートするこのカードは相性が良いです。
他に採用したいカードがあるため削られがちですが、もし枠に余裕を見つけられるなら採用したいカードです。
サルベージグッズ(すごいつりざお/夜のタンカ/エネルギー回収/スーパーエネルギー回収/ともだちてちょう)
すごいつりざお
強い山札をつくりたいタケルライコオーガポンの構築において、山札にカードを戻すというのはあまり強い効果ではありません。
夜のタンカでは戻せるポケモンの数が不安というケースで採用しても良さそうです。
夜のタンカ
ポケモンか基本エネルギー1枚をトラッシュから手札に戻せる便利なグッズ。
かくしふだで草エネルギーを捨てたあとすぐに戻してみどりのまいをしたり、序盤にキチキギスを捨てておいて必要になるタイミングで戻したり、倒されたアタッカーをすぐに盤面に戻したりと様々な用途で使えます。
サブアタッカーを中心に戦いたい対面などもあり、2枚採用しておくと安心です。
エネルギー回収
きょくらいごうでトラッシュしたエネルギーをみどりのまいで即座に盤面に戻せるので非常に使いやすいグッズです。
オーガポンが2枚盤面に出ているなら草エネルギー2枚を戻すと盤面に2エネルギー追加すると共に2ドローにもなります。
スーパーエネルギー回収
エネルギー回収より回収出来るエネルギーの数が2枚多く、みどりのまい×2、かくしふだ、手貼りで盤面にエネルギー3枚を加速、山札から4ドローとかなり強力な効果を発揮します。
エネルギー回収2枚、スーパーエネルギー回収1枚の採用が一般的ですがリソース管理に自信があるならエネルギー回収の採用を見送ってスーパーエネルギー回収2枚の採用でもデッキを回すことが出来ます。
ともだちてちょう
使ったサポートを山札に戻すことで終盤に手札干渉されても、サポートにアクセスしやすくなります。
また、1枚採用のサポートが多くなる傾向があるのでそれらをトラッシュしてしまった場合に戻す役割もあります。
非常に重要なカードなので、1ターン目に手札に気た場合にイキリテイクを使うかどうかは慎重に判断する必要があります。
その他グッズ(いれかえカート/ポケモンキャッチャー/ロストスイーパー)
いれかえカート
いれかえ兼HP回復手段になる便利グッズ、最近の環境はダメカンをのせつつサイドの一気取りを目指してくる戦い方が主流なのでそれをケアするために使うことが出来ます、入れ替え効果も当然有用で、逃げるエネルギーを消費せずにバトル場を入れ替えたりと盤面のリソース維持にも役立ちます。
ダメカンのケアは今の環境では特に大事なプレイングとなるので、使い所を考えるのが難しいグッズでもあります、撒かれるダメカンのケアが必要なデッキが多い環境なら2枚採用は必須ですが、アグロが多い環境だと1枚採用でも十分です。
ポケモンキャッチャー
サイドを2枚ずつ取って勝つことを目指す構築であるため、ベンチ呼び出しの手段は重要です。
採用枚数を増やしすぎると手札事故の発生率が上がってしまうので、期待値1となる2枚採用が妥当だと考えています。
(コイントスにせよ、ダイスにせよ、プレイヤーが練習することで50%という確率を変動させることが可能で個人的にコイントス関連のカードは嫌いなのですが、現状、他に有用なカードが無いのでポケモンキャッチャーを採用しないといけないというのがもどかしいところです。
この話、コインの投げ方によっては確率が50%以下になっている人もいるということなので公式から上手いやり方を提示してほしいなと常々思っています、クロススイッチャーやカスタムキャッチャーは偉大だったな…)
ロストスイーパー
現在の環境では使いたい対象が多く1枚は採用しておきたいグッズです。
スタジアムだと、ポケモンリーグ本部、ニュートラルセンター、ゼロの大空洞、どうぐで、ヒーローマント、きらめく結晶、先貼りした森の封印石、勇気のお守りなど…
自分で出したポケストップも相手の状況が渋そうならロストに送ってしまうのも有効な使い方です。
オーリム博士の気迫
トラッシュからのエネルギー加速、3ドローと効果が強すぎるサポート、4枚採用確定です。
(エネルギー加速対象が弱かったら相対的にこのカードも弱くなるんですが、古代ポケモンは強いのが多い!)
使うための条件として、古代のポケモンが盤面に出ている、エネルギーがトラッシュに落ちている、とあり、実は序盤に使うためのハードルはそこそこ高いです。
ボスの司令
自分のターンにサポートを使う権利は多くの場合、オーリム博士の気迫に使われるので使うタイミングがなかなかありません。
攻撃する際に、きょくらいごうによるエネルギートラッシュが少なくなるようなポケモンを対象にすることで次のターンにボスの司令が使える状況を作っておくのも大事なプレイングの1つとなります。
非ルール主体の構築が相手だと盤面にエネルギーが残りやすくなるので、ボスの司令も使いやすくなります。
ポケモンキャッチャーを採用しないなら2枚採用、そうでないなら1枚採用ぐらいが丁度よい塩梅です。
手札干渉サポート(ナンジャモ/ジャッジマン/ツツジ)
手札干渉のサポートは1~2枚の採用が検討出来ます、同じもの2枚でもいいし異なるものを1枚ずつでもいいし、環境に合わせてカスタマイズ出来る部分です。
ナンジャモ
序盤に使うと沢山ドローできて(相手も)、終盤に使うと相手の手札を山札の下に送ってアクセスし難くすることが出来る便利カード。
山札から必要なカードをサーチして抜き取るタイプの構築に対して使うと、強い効果を発揮します。
(山札から有用なカードが抜かれているため、山札には不要なカードの割合が高くなっている可能性がある)
序盤のドローソースの意味合いと、アグロ以外の対面を見る場合に採用出来るでしょう。
ジャッジマン
お互いに手札を山札に戻して4枚ずつ引き直せるサポート。
以下は目安ではありますが、このようなタイミングで使えると高い効果を得られます。
・カウンターを狙っていくようなタイプの構築に対しては、攻撃を仕掛けるタイミング。
・手札にカードを沢山抱えて都度妨害を仕掛けてくるコントロールタイプの構築に対しては、ドローソースを潰せるタイミング。
・速攻を狙ってくる縦引き型アグロタイプの構築に対しては手札に不要なカードを抱えていてそれを捨てきれていない中盤ぐらい。
ステラミラクル環境で考えるならリザードン、ドラパルトに対して強く使えるのはジャッジマンであり、この対面を重く見るなら採用出来るカードです。
ツツジ
相手がサイドを3枚以上取得してからでないと使えない、明らかに終盤向けのカード。
このサポートも手札と山札を混ぜて引き直すタイプなので、強い山札を作っていく構築に対してより強く使えます。
(といっても終盤はどの構築も強い山札を作っているはずなのでその強さは誤差レベルです)
アグロタイプの構築に対して、サイドを先攻されてしまった場合でもツツジから手札に不要カードを引かせる可能性がありアグロを強く見るなら採用出来るカードです。
ジャッジマンでも同じことは言えますが2枚と4枚の差は大きいです。
その他サポート(ブライア/ボタン)
ブライア
使用するための条件は厳しいものの、サイド1枚を多く取れるという強力な効果を持っています。
タケルライコオーガポンの構築の場合、攻撃するポケモンはオーガポンとなるので、オーガポンの出せるダメージで取れる相手を考えて採用を検討する必要があります。
オーガポンはそこまで大きなダメージを出せるポケモンではなく、終盤のサイド1ポケモンの押し付けの無効化が最も使えるシーンとなりそうです。
トドロクツキ、古代BOXあたりが最も効果的に使えそうです。
サーナイトやリザードンに対しても使うことは出来ますが、相手の練度に依存する部分があり、上手く使わせてもらえないこともあります。
ボタン
ステラミラクル環境ではカースドボムの研究が進んできたことから相手の盤面にダメカンを貯めておいて一気にサイドを取り進めるというプレイが流行りつつあります。
ボタンを使うことで盤面に貯まるダメカンを回収して相手のプランを崩し、こちらがサイドを取り切るスピードを相手より早くすることが可能になります。
勇気のお守り
たねポケモンのHPを50上げてくれて、相手の攻撃回数を増やすことでサイドレースを優位に立たせることが可能になります。
相手の対策としてジャミングタワーやロストスイーパーからどうぐを剥がしてきぜつさせ、さらに他のポケモンをきぜつさせてサイドを一気に取るプランを与えることにもなるので、勇気のお守りを剥がされてもきぜつしないように入れ替えカートを使ってHPを調整するプレイは心がけておきたいところです。
スタジアム(ポケストップ/ロストシティ)
ポケストップ
山札を上から3枚トラッシュしてグッズを加えるというアグロタイプの構築でよく利用されるスタジアムです。
デッキの30~40%がグッズの構築ではかなり強く使うことが出来ます、また、グッズ以外でもエネルギーをトラッシュに落としたり、ポケモンを落として夜のタンカで拾うなども出来るので非常に強く使うことが出来ます。
手札干渉からの復帰にもとても役に立ち、山札のグッズの割合を高くしておくことで即座に盤面を復帰させることが出来ます。
サポートがトラッシュされる可能性もあるので、それだけが厳しい部分になります。
ロストシティ
2進化デッキのたねポケモンの盤面復帰を防ぐことが出来るスタジアムです。
相手の手札がそこまで強くなく、盤面展開に苦労していると一方的な展開に持ち込むことが出来ます。
流行りのカースドボムを使う構築に対しても、ヨノワールがトラッシュにいかないため夜のタンカからの連発が出来なくなるので有効に働きます。
赤ロストのようにかがやくリザードンを何度も押し付けて戦うことがコンセプトとなる構築にも強くなります。
ポケストップと異なり自分の盤面展開速度も遅くなるので、採用するのであればそこをケアするようにデッキ構成を考える必要があります。
ACE SPEC(プライムキャッチャー/シークレットボックス/アンフェアスタンプ)
プライムキャッチャー
グッズでベンチを呼べるのでオーリム博士の気迫を使いながら倒したいポケモンを倒しにいける、一番シンプルに使えて効果も申し分ありません。
序盤、中盤、終盤、どのシーンでも強く使えて、どの対面に対しても有効に働くので特定の対面に対して強く出たいとかがなければプライムキャッチャーを採用しておくのが良いです。
シークレットボックス
グッズ、サポート、どうぐ、スタジアムを一気に手札に揃えることが出来るのでこれ1枚使うだけで盤面が一気に整います。
ロストシティの項に書きましたが、盤面展開をケアするために合わせて採用すると相性が良いです。
序盤に最も効果が高く使えますが、序盤に手札に加える手段がないため、その点が不安定な要素となります。
アンフェアスタンプ
序盤〜中盤に使えるツツジのような意味を持つカードとなります。
相手の盤面にシステムポケモンがいると使ってもすぐに盤面が復帰されてしまうので、それらを倒しつつ使うのが効果的ですが、タケルライコオーガポンの構築はサイドを2枚ずつとって勝つというコンセプトとアンマッチしており使いこなす難易度はかなり高い1枚です。
基本的な回し方
各対面によって回し方は異なってきます。
ここではデッキの強さをシンプルに発揮するための基本的な回し方について記載していきます。
先攻か後攻か?
基本的に先攻を取ります、先攻1ターン目に盤面をしっかり準備出来た場合、先攻2ターン目のサポート権をオーリム博士の気迫以外に回せるので手札干渉から攻撃を始めたり、ボスの司令で確実にサイド2枚を狙いに行くことができます。
相手のデッキが分かっている場合のみ、後攻を取ります。
後攻を取るかどうかの判断は以下の通りです。
後攻からわざを使うことが出来てこちらのサイド2のポケモンをきぜつさせることが出来る
わざを使い始めるスピードが遅い、または、サイド1主体のポケモンで戦う
前者のデッキはサイドを先行されるとサイドレースが不利になってしまうため、何処かで手札干渉を挟んで相手の動きを止める必要が出てきます。
手札干渉を挟んだとして、止まるかどうかは運頼みのところがあり不利な展開を強いられるので後攻を選択して先にサイド2を取得しながらサイドレースを有利に展開していくプランを取ったほうが強いです。
後者のデッキはサイドを2枚ずつ取らせてもらえないことが多く、盤面を作ってから妨害してきたり、サイド1ポケモンで高火力を出してサイドレースを巻き返してきます。
サイドの巻き返しが追いつかないように早々に攻撃を開始してサイドを取り切るプランを取るのが強いです。
上記のケースに当てはまっても後攻をとらないほうがよい場合があり、それはクレッフィが採用されている可能性がある場合です。
クレッフィが採用されているデッキに対して後攻を選択してしまうと、相手は先行1ターン目にクレッフィをバトル場に出して返してくることがあり、クタケルライコオーガポン側のイキリテイク、かくしふだ、みどりのまいを止められて盤面が上手く展開出来ません。
サーナイトやネイティオ型のドラパルトなど、クレッフィがいなければ後攻が有利なのですがデッキの細部まで分からないなら先行を取っておくのが安全です。
山札圧縮の仕方
タケルライコオーガポンの構築は基本的にエネルギーをコストにして山札を掘り進めていきます、ですので手札にエネルギーが無いことには始まりません。
大地の器が手札にあるなら優先的に使っていき山札からエネルギーを抜いていきます。
抜いたエネルギーは他のカードのコストとしてトラッシュしても問題ありません、オーリム博士の気迫によって盤面に戻したり、エネルギー回収によって山札を引くためのコストにしたりとトラッシュから再利用する手段が豊富にあるからです。
序盤、まずは盤面にポケモンを展開していきたいです。
例えば、ネストボールがあって、かくしふだやみどりのまいが使えるケースではネストボールを使う前に山札を引く特性を使うほうがポケモンを引ける確率は高くなりますのでまずは山札を引いていくことから始めます。
ポケモンを展開出来たらサポート、出来ればオーリム博士の気迫が欲しいところです。
ここでの選択肢は、ポケストップ、山札ドロー、ポケギアが挙げられます。
ポケストップは使うか使わないか判断が難しいところですが、使うことを前提に考えるなら、ポケストップ→山札ドロー→ポケギアの順番に使うのが良いです。
ポケストップを使うかどうかの判断は山札の枚数と山札に残っているサポートの枚数から考えて判断します。
(当然、ともだちてちょうでサポートを戻したあとにポケストップを使うのはNGです!)
ある程度盤面を作れたらそこからは手札干渉されてもすぐに復帰出来るように山札や手札に圧縮をかけていきます。
圧縮は特に難しいことはなく、使わないカードをトラッシュしたりロストに送るだけです。
山札を少なくした後で、ともだち手帳を使ってオーリム博士の気迫を山札に戻して置けると手札干渉に対して盤石の山札になります。
終盤の山札がオーリム博士の気迫、ポケギア、エネルギー回収系のように出来ると盤石です。
サイドの取り方
基本はサイド2取れるポケモンだけを倒して2-2-2で勝負を決めます。
今の環境、サイド1のポケモンを倒すことはデメリットになるケースが多く、先制してサイドを取れるからといって、その行動が本当に正しいかどうか?というのは慎重に考えないといけません。
目安ですが、サイド1を取るときは以下のように考えておくと良いでしょう。
カウンターキャッチャーとまけんきハチマキからサイド2を取り返されることがない
アンフェアスタンプで手札干渉される可能性があり、手札干渉されると困る
そのポケモンをきぜつさせることで、次のターンに攻撃される可能性がなくなる
放置するとサイド2を取ってくるような危険なポケモンである
相手の番の返し方や表情・仕草などから手札が芳しくないことが推測できる
かなり知識を問われる判断となります、最低限、Tier表に出てくるような構築にどのようなカードが採用されているかは把握しておきましょう。
対戦デッキ別回し方
VS. リザードンex
相性:不利
攻め方が豊富すぎる、ACE SPECが読みにくい、手札干渉もあって相手が事故気味でないと勝てない対面です。
サイドレースを考えながら戦うとかなり難しい選択を強いられるので、序盤〜中盤にジャッジマンで手札干渉をかけて相手の手札に事故が起こることを祈るのが手っ取り早く勝率を上げる方法となります。
かがやくゲッコウガやスナノケガワはヨノワールのカースドボムで取られてしまい、相手のサイドプランの幅を広げてしまうので盤面には可能な限り出さないほうが良いです、出すなら勇気のお守りでケアするようにしましょう。
相手の盤面にヨマワルが並ぶかどうかでこちらの行動に分岐が発生します。
ヨマワルがいる
ヒトカゲが1体だけならヒトカゲを狙ってサイド1を先行します。
そうでないならポッポを狙ってサイドを先行します。
(ヒトカゲを盤面から消したとしてネジキから戻って来ることがあるのですが、序盤のサポート権をネジキに使うのは弱い行動なので気にすることはありません。)
相手は返しにカウンターキャッチャーを絡めてリザードンexでサイド2を取ってくるので、こちらはそれをお守りを付けたタケルライコで返せると理想的です。
お守りを付けたタケルライコでリザードンexを倒せると、相手はまけんきハチマキを付けたリザードンexでなければこちらのバトル場を倒すことが出来ません。
この時、リザードンexで戦いにきてくれると、こちらはブライアからサイドを3枚取って勝つプランが取れるようになります。
相手はこのプランを嫌ってベンチ呼び+かがやくリザードンで戦うプランを目指してきますが要求が厳しくそうそう上手くいくものではありません。
相手は当然手札干渉を絡めてくるので、こちらも理想通りのプランで動けるわけではなくそうなった場合はリザードンexに押し切られて負けてしまいます。
ヨマワルがいない
自分の盤面を作りながら相手のサイド2のポケモンをとる準備をします。
後1、先2でロトムVやネオラントVが倒せたとして返しのアンフェアスタンプで止まるような手札、盤面なら攻撃するのは我慢しましょう。
リザードン側が先に攻撃をしかけてくる場合、バーニングダークで180のダメカンをのせておきながら、次ターン以降にカースドボムできぜつさせるプランを狙っている可能性があります。
180のダメカンをのせられたポケモンがオーガポンなら入れ替えカートで30回復しておくことでサマヨールのカースドボムは耐えるようになるのでケアしておけるとよいです。
相手の盤面にピジョットが出ているとマッハサーチから相手が望んだ通りのプランを通されてしまうのでピジョットから倒せると盤石です。
こちらがサイド2を先行すると、かがやくリザードンで戦ってくるケースがあります。
このケースではエネ加速のためにベンチにリザードンexが置かれるので、かがやくリザードンは無視してベンチのサイド2を取れるポケモンを狙っていきます。
かえんばくは連発出来ないので、ベンチを呼べそうにない時は手札干渉しながら1ターン待つというプレイも有効です。
かがやくリザードンにはエネルギーが2枚以上ついているはずで、がやくリザードンを無視してサイド2を取れると、オーガポンのまんようしぐれできぜるさせることが出来ます。
ブライアを使ってかがやくリザードンを倒せばサイド2-2-2のプランで勝ち切ることが出来ます。
ACE SPEC考察
リザードンexには様々なACE SPECが採用されますが、それがタケルライコオーガポンに対してどのように作用するのかの考察です。
・アンフェアスタンプ
環境のリザードンのほとんどがこれを採用しています。
自分は5枚ドロー、相手の手札を2枚にすると妨害とリソース確保を兼ねており対戦に安定感を出すのに優れた1枚です。
タケルライコオーガポンとしては山札を圧縮する前の、最初にサイドを取得したタイミングで使われるのが厳しく、盤面にポケストップを置けていないとこの1枚で何も出来ずに負けることがあります。
相手のサイドを取る前に手札干渉を仕掛けたり、ピジョットを取るなどしてアンフェアスタンプにアクセス出来る確率を減らしておきたいところです。
・ヒーローマント
リザードンexの耐久を上げてオーガポンのまんようしぐれを防いだり、ピジョットの耐久を上げてマッハサーチを止められないようにしたり、リザードンの継戦能力が上がる1枚です。
オーガポンでリザードンexを倒すプランを崩されたり、きょくらいごうのトラッシュエネルギーが増えることで連続して攻撃するリソースが切れてしまったりと使われるとかなり嫌なカードです。
ロストスイーパーさえあれば無力化出来るので、ロストスイーパーを引き込めるかどうか?が対戦の分かれ目となります。
・マキシマムベルト
exポケモンへのダメージを+50することから、リザードンexがサイドを取られていない状況でも230のダメージを出せるようになるので先に攻撃しながら2-2-2のプランを通してサイドレースを優位に進めることが出来るようになります。
また、かがやくリザードンにつけることで勇気のお守りつきタケルライコも突破出来るようになるのでタケルライコオーガポン側からすると一番厳しいACE SPECとなります、対策は特にありません…
環境にはマキシマムベルトが死に札になるレジドラゴVStarがいるので採用率が低いのが救いです。
・偉大な大樹
リザードン側の進化を安定させる他に、ヨマワルから一気にヨノワールに進化してカースドボム130の不意打ちを狙えるようになります。
タケルライコオーガポンとしては特に後者のカースドボムがきつく、倒されない想定で戦っていたポケモンがきぜつしてしまったり、サイドを一気に進められる危険があります。
また、スタジアムを剥がせないと毎ターン進化されて盤面を作られてしまうので手も足も出ない状況になりがちです。
タケルライコオーガポンの構築にはスタジアムが2~3枚、ロストスイーパーが採用されているのでスタジアムを剥がすのはそこまで難しくなく、無闇にトラッシュしないで温存しておくプレイを心がければそこまで問題になるカードではありません。
・プライムキャッチャー
タケルライコオーガポン視点では特に影響のないACE SPCEです。
ACE SPECが見えていない状態で呼び出し手段がまだあるかもぐらいに考えておけば問題ありません。
この対面で有効なカード
ジャッジマン、ブライア
VS. ドラパルトex(ネイティオ型)
相性:微有利
ネイティオを採用することでエネルギー加速の問題を解決しつつ、安定して盤面を展開してくるような構築である場合が多いです。
クレッフィを採用してイキリンコ、かがやくゲッコウガ、オーガポンの特性を止めたり、ポケモンリーグ本部を採用してわざの要求エネルギーを上げてタケルライコオーガポン側の動きを止めてきます。
ていさつしれいとアカシックセンスによって要求カードを揃えていく都合、ピンポイントな妨害が出来るわけではなく、早めに攻撃を開始していければ相手の盤面が整う前にこちらの盤面が整うのでそのまま押し切れる展開が多いです。
後攻を取って早めに攻めていきたいところですが、ドラパルト側からすると相手がタケルライコと分かったらクレッフィをバトル場に出して番を返すことでこちらの盤面展開を止めてくるので、先行をとってしっかり盤面を作りつつ2ターン目からサイドを取り進められるようにしたほうがよいです。
ジャッジマンを使って相手の要求カードが手札に揃わないよう妨害出来れば難しいことなく勝利出来る対面です。
この対面で有効なカード
ジャッジマン
VS. ドラパルトex(ピジョット型)
相性:五分
先行2ターン目からファントムダイブを使ってダメカンをばら撒いていき、最短4ターン目に勝負を決めにきます。
ヨマワルとサマヨールを1枚ずつ採用している構築もあり、ファントムダイブで撒かれるダメカンだけでなく、カースドボムのダメカンも考慮して戦う必要があります。
勇気のお守りはジャミングタワーで無効化されるので、付けているから倒されないという考えは捨てましょう。
以下のケースで盤面にダメカンがバラ撒かれるので、考慮漏れがないように覚えておきましょう。
(かがやくフーディンの特性でダメカンを動かされるのは忘れがち)
ファントムダイブによるダメカン
かがやくフーディンによるダメカンの移動
ヨマワルが盤面にいる場合、カースドボムによるダメカン
初回のファントムダイブではバトル場に200、ベンチのオーガポンに10ずつ、タケルライコに40と次に呼び出してきぜつさせられるようにダメカンを乗せてきます。
カースドボムを使うこともプランに入れている場合は、イキリンコに30乗せることもあります、この場合、最速で先行3ターン目に試合を決めてくるので入れ替えカートを使って阻止するようにしましょう。
入れ替えカートを使ってサイドの一気取りをケアしながら戦うことになりますが、ケアしたとして、相手はサイド4-2のプランをサイド6取りのプランに変更してダメカンを撒いてくるのでドラパルト側が攻撃し続けてくると、タケルライコオーガポン側がサイドを取り切るより早くサイドを取りきられることがあります。
また、かがやくフィーディンがアタッカーとして動いてくることもあり手札が溜まりがちなタケルライコオーガポンではサイド1押し付けでサイド2を取る動きをされることがあるため、自分の手札の枚数に気を配っておく必要があります。
上振れた動きをされるとかなり厳しい戦いになるので、ジャッジマンを絡めて相手の動きに制限をかけながら戦えると安定します。
他に、ボタンを採用した場合、相手が上振れた動きをしても相手がサイド6を取り切るスピードを1ターン先に伸ばせるのでこちらがサイドを先に取りきることが出来るようになります、ピジョット型のドラパルトが多い環境になるなら採用を検討してもいいでしょう。
この対面で有効なカード
ジャッジマン、ボタン
VS. タケルライコオーガポン
相性:五分
先にサイド2を取ったほうがほぼ勝ちます、その可能性がある後攻が明確に有利となる対面です、1ターン目の動きが大切で、先行/後攻別に盤面の作り方が異なります。
先行の場合
バトル場にはサイド1のポケモンを置いて番を返すようにします。
テツノツツミをケアするためにベンチにもサイド1のポケモンを置いておけると盤石です。
手札が強く、2ターン目に動ける目処が立ちそうならあえてサイド2のポケモンは盤面に置かないことで相手にサイド2を先行されなくなるので有利な展開に持ち込めます。
後攻の場合
相手の盤面にサイド2を取れるポケモンが出ているなら全力で山札を掘り進めて盤面を展開していきます。
ベンチにかがやくゲッコウガ、イキリンコを置いてタケルライコで攻撃することを目指しましょう。
大抵の場合、先行を取った相手はバトル場にサイド1のポケモンを置いて番を返してくるのでプライムキャッチャー、ポケモンキャッチャー、テツノツツミいづれかでベンチのサイド2のポケモンを呼びだしましょう。
ここでサイドを2取れれば8割は勝利が確定します。
もし、サイド2を取れるポケモンが出ておらず、バトル場、ベンチにポケモンが置かれているならこちらも相手と同じような盤面を作ることを意識します。
お互いに膠着状態になるので、ここからは手札干渉のサポートを先に使えたほうが有利になります。
サイド2を先行された場合
非常に厳しい状況ですが、以下のようにプレイすることで巻き返せる可能性があります。
こちらも相手のポケモンを倒してサイド2を取り返します、このときサイドを取るタケルライコには勇気のお守りを付けて相手のきょくらいごうの要求エネルギー数を増やして相手の盤面にエネルギーが残らないように戦います。
4枚目のサイドを取る時、キチキギスが出ているならそれを狙います、それ以外ではエネルギーがついているポケモンを狙います。
攻撃する前に手札干渉のサポートを使う、ポケストップが出ているならロストスイーパーで盤面から消しておくことで相手の動きを止めるようにします。
運がよければ1ターン貰えるのでサイドレースが逆転して勝てる可能性が出てきます。
手札干渉を行うサポートはツツジが最適で、ミラーマッチを重く見るなら1枚採用しておくとよいです。
この対面で有効なカード
テツノツツミ、ツツジ
VS. サーナイトex
相性:五分
よく不利対面と言われますが、サーナイト側の攻め方やサイドプランを覚えて戦えば五分ぐらいの勝率を取ることが出来ます。
この対面で一番キツイのは毎ターン使われる手札干渉なので、手札干渉に対して強い盤面作りを意識することが大事です。
ポケストップを置く、かがやくゲッコウガを置く、オーガポンを多めに展開しておくなど。
サーナイト側は2ターンほど盤面展開に使いますが、この間にサイドを取られたとして2枚まです、ここからサイド1のポケモンを押し付けながら2-2-2でサイドを取りに来るので理想通りに動かれるとサイドレースが間に合わずに負けてしまいます。
サイドの取り方がフワンテ+勇気のお守り→フワンテ/サケブシッポ+アドレナブレイン→サーナイト+アドレナブレインという形で取りに来るケースが多く、中盤はマシマシラを狙い続けることでプランを崩すことが出来ます。
序盤はキルリアを優先的に狙い続けることでサーナイトの展開を阻止することも出来るのでそうなると相手の攻撃に入るターンが遅れて一方的な展開に持ち込めます。
サーナイトのデッキに対して火力が必要なのがサーナイトexだけなので、アタッカーはオーガポンをメインにしてもよく、早く攻撃出来るポケモンにエネルギーをつけて戦うことを目指します。
ミミッキュをバトル場に出して時間を稼いでくることもあるので、非ルールのサブアタッカー育成や、採用しているならテツノツツミを使ってサイドを取り続ける動きが大切です。
後攻を取って早めに攻めていきたいところですが、サーナイト側からすると相手がタケルライコと分かったらクレッフィをバトル場に出して番を返すことでこちらの盤面展開を阻止してくることがあります、先行をとってしっかり盤面を作りつつ2ターン目からサイドを取り進められるようにしたほうがよいです。
以下にアタッカー別ダメージ一覧を記載するので、どの攻撃でどのポケモンがきぜつするのかしっかり頭に叩き込んでおきましょう。
フワンテ
・180(お守りなし)
・210(お守りなし、アドレナブレイン)
・240(お守りなし、アドレナブレイン×2)
・300(お守りあり)
サケブシッポ
・160(お守りなし)
・190(お守りなし、アドレナブレイン)
・220(お守りなし、アドレナブレイン×2)
・240(お守りあり)
・270(お守りあり、アドレナブレイン)
・300(お守りあり、アドレナブレイン×2)
サーナイト
・190
・220(アドレナブレイン)
・250(アドレナブレイン×2)
上記を覚えただけでは完璧ではなく、ミミッキュのゴーストアイ(70+α)や、ハバタクカミのあんやのはばたき(90+α、10~20+α)も考慮する必要がありますので、これらのアタッカーが出てくる場合は上記に新しいダメージラインが加わることも加味して戦うようにしましょう。
スタジアムにロストシティを採用している場合、相手のポケモンをどんどんロストに送ってしまえるので比較的楽に戦えるようになります。
この対面で有効なカード
非ルールアタッカー、テツノツツミ、ロストシティ
VS. ソウブレイズex
相性:微不利
イキリンコ、ゼイユ、博士の研究、ポケストップなどを駆使して山札を一気に掘り進めて炎エネルギーをトラッシュしていき、2ターン目にソウブレイズexが高い火力を出して攻めてくるデッキです。
こちらが攻撃出来る最初のターンで相手の盤面に出ているイキリンコを取れるかどうかで対戦の難易度が大きく変わります。
相手がサイド2を先行するより先にイキリンコを取ってサイド2を先行できると、そのまま2-2-2で取って勝ちきることが出来ます。
もし、相手にサイドを先行されるなら最初にサイド1のポケモンを倒させます。
これで相手が勝つためにはブライアをつかいつつ1-2-3のサイドプランをとるしかなくなるので、こちらがサイド4を取るターンに手札干渉を使いブライアに触りにくい状況を作れれば勝ちやすいです、手札干渉に使うサポートはツツジが最適です。
採用されるACE SPECにはパーフェクトミキサーを採用しているタイプとレガシーエネルギーを採用しているタイプの構築が存在します。
前者は早い段階で高火力を出せる可能性があり、先行2ターン目には250程度の火力を出すことが出来ます。
後者は炎エネルギーをトラッシュする手段が乏しくなるため、先行2ターン目でも150程度となることが多く、ソウブレイズexの取られるサイド枚数は減るもののこちらのサイド2のポケモンもきぜつしません、順当に相手のポケモンをきぜつさせていけば相手側が息切れします。
ソウブレイズ側が2ターン目に出せる火力は大体250程度なので、タケルライコに勇気のお守りを付けることが出来れば2ターン目の攻撃を受けてもサイドを取られないことがあり、有利に戦うことが出来ます。
注意しないといけないのは、オーガポンは炎が弱点であるために相手のトラッシュに炎エネルギーが少ない状態でもボスの司令からサイド2を取られてしまう点です。
可能であれば、相手が最初に攻撃する番はオーガポンは盤面に置かずにタケルライコかサイド1のポケモンに攻撃が向くようにしましょう。
この対面で有効なカード
手札干渉(特にツツジ)
VS. ルギアVStar
相性:不利
チラチーノをメインアタッカーにしているタイプやかがやくリザードン、アヤシシV、ライコウなど様々なアタッカーを採用しているタイプがあります。
どちらにもチラチーノが採用されており、タケルライコオーガポンはサイド1のポケモンでサイド2を取ってくる動きに弱く、そのアタッカーをメインに戦ってくるルギアのデッキは苦手な相手です。
後者の様々なアタッカーを採用しているタイプの構築の場合、盤面にサイド2のポケモンが3体以上並ぶケースがあるので、それを狙い続けることで2-2-2のプランを通せる可能性があるため若干戦いやすいです。
苦手なタイプのポケモンが採用されているだけでなく、ACE SPECにはレガシーエネルギーが採用されていることで2-2-2でサイドプランを考えられる盤面だったとしてもサイド1枚分をズラされてしまう可能性があります。
ルギア側はアッセンブルスター前にルギアを取られると動けなくなるため、大抵の場合はルギアVを2体盤面においてくるため、それを取ってサイド4、チラチーノを非ルールアタッカーで取ってサイド5、最後に出てくるガチグマexを取ってサイド6を目指したいところです。
ギフトエネルギーがついているポケモンを倒すことで相手が手札にボスの司令を引き込む可能性があるので、できる限りギフトエネルギーのついていないポケモンを呼んで倒すようにすることでこちらのプランが通しやすくなります。
非ルールのアタッカーにチヲハウハネを採用している場合、ガチグマexに対しても有効に戦えるので、早い段階でガチグマexが盤面に見えたときにチヲハウハネを押し付けられるとわずかではありますが、有利に試合を運ぶことが出来ます(ミストエネルギーがついていると倒せないので注意が必要です)。
基本的に2ターン目にアッセンブルスターを決められると勝てないのですが、そこは割り切りつつ以下の点を考慮して戦うようにしましょう。
ギフトエネルギー付きはできる限り倒さない
サイド1のポケモンでサイドを取るターンを多くつくる
ルギアVが1体しか出ていなかったら全力で狙いにいく(ネジキでケアされるかもしれないが、サポート権がネジキに使われるのでサイド4を先行しやすい)
サイド2を取れるポケモンを積極的に狙っていく
この対面で有効なカード
なし
VS. レジドラゴVStar
相性:有利
ひたすら山札を引いてメインアタッカーのレジドラゴVStarで戦うデッキです、レジドラゴVStarを立てるのは2体が限界で、それを一撃で倒せるタケルライコオーガポンが有利な相手です。
レジドラゴ側はレジドラゴVStarをレガシースターを使うだけのシステムポケモンとして使い、かがやくリザードンを押し付けるプランで戦ってくることがあります。
かがやくリザードンのエネルギー要求を満たすためにサイド2を先に取らせてから戦い出してきますが、1回目に出てくるかがやくリザードンにはエネルギーが3枚つきます。
こちらは一旦かがやくリザードンを無視してベンチのポケモンを呼び出してサイド2を取得しつつ、次の攻撃でベンチ呼びでサイド2を取る、ブライア+まんようしぐれでかがやくリザードンを取る、いづれかのプランで勝ちきれるようになります。
こちらの動きが悪く、相手の動きが良い場合は劣勢になりますがそうでなければまず負けません。
この対面で有効なカード
なし
VS. トドロクツキex
相性:微有利
後攻を取って先にサイド2を取得することを目指してきます。
トドロクツキexはタケルライコを倒すにはくるいえぐるを使うしかなく、それをサイド1アタッカーで返されるとサイドレースで劣勢になります。
オーガポンに勇気のお守りを付けて常にくるいえぐるを要求するように出来れば相手が2-2-2のプランを通すために毎ターンベンチ呼びが必要になるので、リソースが追いつかずに勝ちきれる可能性が生まれます。
相手もサイド1のトドロクツキを押し付けてきますが、倒してサイド1を取ってもその後にトドロクツキをブライア+オーガポンで倒せばサイド3が取れるのでサイドレース上、そこまで大きな障害にはなりません。
ジャッジマンやアンフェアスタンプなどで手札干渉も交えてくるので、それに対抗出来るように盤面、山札を作ることを意識しましょう。
この対面で有効なカード
ブライア
VS. ボムパルキアVStar
相性:有利
カースドボムとげっこうしゅりけんを組み合わせたサイドの一気取りや、パルキアVStarの高い火力を押し付けてくるデッキです。
こちらのポケモンはカースドボム+げっこうしゅりけんのサイド4取りプランに対して耐性が強く、イキリンコとキチキギスを置いていない限り相手はパルキアで攻撃してサイドを進めるプランを選ばざるをえません。
パルキアのあくうのうねりのダメージを調整するために自分のベンチの数を気にしながら戦えればまず負けない相手となります。
ウッウを採用してサイド1のポケモンでダメージを蓄積させながら戦ってくることもありますのでベンチを呼んでサイド2-2-2で勝つことをめざしましょう。
この対面で有効なカード
なし
VS. 大空洞パルキアVStar
相性:有利
ヨルノズクのほうせきさがしによって盤面展開が安定し、ゼロの大空洞によって2進化exを一回の攻撃で倒せるようになったパルキアVStarの新タイプの構築です。
火力を維持するためには、場にテラスタルのポケモンがいることとゼロの大空洞が出ていることが条件となります。
タケルライコオーガポンの構築はロストスイーパーとスタジアムが2~3枚採用されているためゼロの大空洞を壊しやすいです、合わせてベンチのテラスタルポケモンをとっていけば相手はゼロの大空洞を再び貼り直しつつ盤面の展開をやり直さないとならず、手札のリソースをそちらに割く必要が出てくるため、相手の動きを鈍らせることに繋がります。
動きが鈍るとこちらのバトル場のポケモンを倒せないターンが出てくるので、その隙にこちらがサイドを取りきってしまう展開に持ち込めれば勝ちやすいです。
こちらはベンチに展開するポケモンの数を3までに絞っておけば勇気のお守りをつけたタケルライコがパルキアに倒されなくなるのでベンチ展開については慎重に行うようにしましょう。
この対面で有効なカード
なし
VS. ミライドンex
相性:微有利
ミライドン側がタケルライコを突破する手段に乏しく、タケルライコの攻撃でサイドを2-2-2で取れるので比較的楽な対面です。
とはいえ、ミライドン側の行動の再現性はそれなりに高く、後1からシークレットボックスで盤面を展開し、特性エレキシンボルのサンダー2体展開や、げんきのハチマキ+サンダーからミライドンのフォトンブラスターでタケルライコを突破してきます。
その後相手にペースを掴まれるとテツノツツミやボスの司令連発からサイドを2-2-2で取りきられてしまいます。
また、テツノイバラを採用しているタイプもあり、後攻を取ってサイドを先行しようとすると特性を止められて相手に先制攻撃を許すことになってしまいます。
先行を取って、バトル場のタケルライコに勇気のお守りをつけるというプレイが出来たらあとは運に任せて走りきりましょう。
この対面で有効なカード
なし
VS. 大空洞ミライドンex
相性:微有利
ゼロの大空洞を採用してライコウVの火力を上げて戦ってくるデッキです。
こちらのベンチが5、相手のベンチが8で最大280の火力を出してきます。
後1での相手ベンチ展開はせいぜい6が限度なので、こちらのベンチを3ぐらいで展開しておきながらバトル場にタケルライコを置くと後攻1ターン目に倒される確率が大幅に減ります。
(大空洞ミライドンにはエレキシンボルのサンダーが2枚ほど採用されているケースがあるので、ライコウVのライトニングロンドの火力はベンチの数×20+40ぐらいで見積もっておけると安全です。)
タケルライコに勇気のお守りをつけるとライコウVのライトニングロンドの最大火力でも倒されなくなりますが、相手ベンチにサンダーが出ているとエレキシンボルによって火力がさらに伸びるので、可能ならこちらのベンチ展開は3~4に絞っておけるとよいです。
相手が一回の攻撃でこちらのポケモンを突破出来ないターンさえつくれれば、こちらがサイドを2枚ずつ進めて勝利出来ます。
この対面で有効なカード
なし
VS. パオジアンex
相性:不利
パオジアンexで高火力を出してくる他にテツノカイナexでサイドを1枚多く取ってきたり、かがやくゲッコウガで攻撃し続けてサイド4取りを狙ってきたりとサイドの取得方法が豊富にあり、厳しい対面となります。
タケルライコオーガポン側はサイドを2-2-2で取って勝ちにいきたいところです、パオジアン側はサイド1だけのポケモンで盤面を固めることが出来、夜のタンカによってかがやくゲッコウガを押し付け続けやすくなったことから、3回のげっこうしゅりけんからサイド4を取って、最後(または最初)にパオジアンでサイド2を取るというプランで戦ってくることもあります。
こちらがサイド1のポケモンを前にして番を返すとテツノカイナのごっつぁんプリファイからサイド2を取られてしまうので取らせるサイドをズラしながら戦うような隙もありません。
セグレイブのきょくていおんによって多彩な動きが保証されるデッキなので、セグレイブが立たないようにビーダル、かがやくゲッコウガ、セグレイブとシステムポケモンを中心に狙っていけると勝てる可能性があります。
ロストシティによってセビエ、セグレイブをロストに送ってしまうのが最も簡単な対処法となります。
この対面で有効なカード
ロストシティ
VS. 古代BOX
相性:無理
タケルライコオーガポンの天敵です、トドロクツキによるビートダウンのプラン、イダイナキバによるLOプラン、どちらを取られても厳しく、こちらはサイド1しか取れないので勝つのは困難です。
早い段階でかがやくゲッコウガを倒し、ジャッジマンで手札干渉をかけられれば勝てる可能性があります。
ポケストップを出すと、相手に使われて盤面復帰される可能性があるので極力出さないようにしましょう。
サイド1のサブアタッカーにチヲハウハネを採用している場合、相手の火力が上がってきた段階からチヲハウハネを押し付け続けることでサイドを優位に保ったまま勝てる場合があります。
この対面で有効なカード
チヲハウハネ
VS. サーフゴーex
相性:五分
1進化デッキである都合、キレイに回った場合にサイド2を先に取れるのはサーフゴー側となります。
お互いに前を殴り合う展開になるので、止まらずに走りきれたほうが勝ちます。
ロストシティを採用している場合、サーフゴーに進化する前のコレクレーをロストに送るとサーフゴーを立てられる数が減ることからドローのスピードが落ちるのでやや有利に試合を進めることが出来るようになります。
サイド2を先に取ると勝てるタイプのデッキは相手のサイド2のポケモンが盤面に出るまではサイド1のポケモンをバトル場に出して、待ち、相手も同じように待ちの姿勢を取るなら手札干渉から攻撃に入る、または、サイド1のサブアタッカーで戦う、という基本的なプレイで戦うだけで難しいことを考える必要はありません。
この対面で有効なカード
ロストシティ
VS. ロストゾーンBOX(青)
相性:微不利
序盤にウッウでダメージを与えながら、中盤〜終盤にかけてげっこうしゅりけん、ロストマイン、ごっつぁんプリファイなどでサイドを巻き返すことを目指してくるデッキです。
採用されるポケモンは人によって大きく異なるため、一般的に採用されているポケモンのみをベースに考察します。
以下に書く内容はロストゾーンBOXの基礎的な考え方なので、この考えをベースに対戦相手毎にアレンジしながら戦いましょう。
ロストゾーンBOXは終盤までサイド2のポケモンが出てこないので1-1-1-1-1-2のようなサイドプランを強制してきます。
こちらが受けるダメージは、
1ターン目 攻撃なし
2ターン目 ウッウのおとぼけスピット110
3ターン目 かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん180(90×2)
4ターン目 ヤミラミのロストマイン120
5ターン目 ガチグマexのブラッドムーン240
とすると、650となり、ちょうどたねex3体分ぐらいになるので効率よくダメージを撒かれてしまうと相手のほうがサイドを取り切るスピードが早く負けてしまいます。
いれかえカートを上手く使うことでダメージを回収しつつ相手のサイドプランを崩せるとよいです。
ボタンを採用しているなら、一気に盤面からダメカンを消せるので相手のプランを大きく崩すことに役立ちます。
この対面で有効なカード
ボタン
VS. ロストゾーンBOX(赤)
相性:無理
ロストを7枚貯めて、かがやくリザードンにミラージュゲートでエネルギーを加速してサイド1高火力のポケモンを押し付け続けてくるデッキです。
ウッウやヤミラミはかがやくリザードンの打点調整に使われることが多く、かがやくリザードンでサイドを2-2-2で取ってくるのでタケルライコオーガポンはサイドレースが間に合わずに勝つことが非常に難しい対面となります。
古代BOXと並んで勝つことが難しい対面ですが、ロストシティを採用した場合、かがやくリザードンのおしつけが1回になるので、有利対面に変貌します。
この対面で有効なカード
ロストシティ
VS. テツノイバラex
相性:五分
テツノイバラの特性によって相手の動きを止め、その間にボルトサイクロンによる中打点で攻撃し続けてサイドを取り切るデッキです。
ジャッジマンやクラッシュハンマーで手札とエネルギーに対しても攻撃してきます。
タケルライコオーガポンとしては特性のないタケルライコとサイド1のサブアタッカーで戦うことになります。
チヲハウハネを採用しているとサイド1のポケモンでサイド2のポケモンが倒せるので有利に試合を運ぶことが出来るようになります。
序盤はタケルライコのはじけるほうこうでエネルギーをトラッシュに送りつつ山札を圧縮していき、オーリム博士の気迫を使ってエネルギーを加速してサイドを進めていきます。
勇気のお守りを適切なタイミングで付けることで相手がこちらのポケモンを倒す攻撃回数が2から3に変わるので使い所を誤らないようにしたいです。
ボタンを採用していると相手の攻撃回数が2〜4回増えるので優位に試合を進めることが出来るようになります。
テツノイバラに攻撃するとき、1回の攻撃できぜつさせないとボタンで回収されて盤面のエネルギーが無駄になってしまうので半端なダメージは与えないように注意しましょう。
この対面で有効なカード
チヲハウハネ、ボタン
VS. カビゴンストール
相性:五分
相手のリソースに攻撃をしかけて、サイドを取るためのプランを潰して投了を狙うデッキです。
おはやし笛、エリカの招待で戦うことの出来ないポケモンを盤面に引きずりだしてきます。
野党三姉妹やおはやし笛など、運の要素が大きく絡む対面ですが、以下の点を考えながら戦えるとよいでしょう。
ロトムVを真っ先に倒す
相手の手札が増えているなら手札干渉して減らす
盤面に展開するのはタケルライコ×2、オーガポン×2(またはオーガポンとキチキギス)、サブアタッカー×1
イキリンコとかがやくゲッコウガはカビゴンに縛られてしまうので、手札に引き込んだらなんとかしてトラッシュする(トラッシュする手段を手札に持っておく)
サブアタッカーにチヲハウハネを採用していると、ロトムV、ヒーローマントカビゴン、勇気のお守りミミッキュを1回の攻撃で倒せるのでやや楽に戦えます。
上技もかなり有効で、こちらがサイドを取る前にふみならすを連発していると相手はボスの司令を引くまで山札を削られ続けるので、その後の動きに大きな影響を与えられます。
ボタンを採用しているとイキリンコやかがやくゲッコウガが盤面に出されてしまっても回収して縛る対象を消すことが出来ます。
この対面で有効なカード
チヲハウハネ、ボタン
おわり
教科書と言えるだけのボリュームになったと思います。
タケルライコオーガポンは馬鹿でも使えるなどと心無い言葉を放つ人もいますが、これだけ考えて使っているんだぞというのを少しでも分かってもらえたら嬉しい限りです。
ここから下は何もありませんが、この記事に労ってくれる方は購入いただけると幸いです。
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