カメラ マニュアル設定のすすめ
こんにちは!けんたです。
年末年始に流行病にかかり、引越しとバタバタ忙しい日々を過ごしていて久しぶりの投稿になります。
今回はカメラのマニュアル設定のすすめについてです。
一眼レフカメラのマニュアル設定と聞くと難しそうと思う方が多いんじゃないでしょうか?
マニュアル設定での撮影で押さえとく設定は3つだと私は思っています。
F値、シャッタースピード、ISO値の3つです。
今回はこの3つの設定について話していこうと思います。
マニュアル設定とは?
マニュアル設定は簡単に言うとカメラの撮影の設定をすべて自分で設定する撮影の仕方です。
1から設定をするのはカメラを買い始めた初心者の方には少し難しい設定にはなりますがカメラを使い始めて慣れてきた人には是非挑戦して欲しい設定になります。
F値とは?
F値は絞りという言い方もあります。
レンズから光の入る量を調整する役割があります。
F値の設定を簡単に説明すると数字が小さいほど明るくてピントがあってない背景部分がボケる写真が撮れます。
逆に数字が大きくなれば暗くなりますが映る範囲すべてがくっきりとした写真が撮れます。
F値が大きくなれば絞りは絞られてレンズから通る光の量が少なくなります。
F値が小さくなれば絞りが開きレンズから通る光の量が多くなります。
F値はレンズによって最小値は違います。
これを「絞りの解放値」と言います。
レンズの解放値は写真のようにこちらを確認していただければわかります。
レンズを購入前には必ず確認しておく必要があります。
F値が低いほど明るい写真が撮れてボケ感が強く出るのでポートレート撮影、物撮りに適してるレンズと言われます。
シャッタースピード(ss)とは?
シャッタースピードとはシャッターが開いてる時間のことになります。
シャッタースピードが速いと、動いている被写体を止めて写せますが、シャッタースピードが遅いとシャッターが開いている間にカメラが動いて手ブレになったり、被写体が動いて被写体ブレになったりします。
シャッタースピードを速くして撮影しないと動いてる被写体(走り回る子供、運動会の撮影時、乗り物、動物)を止めて写せなくなります。
逆にシャッタースピードが遅くなるとシャッターを開いてるいる時にカメラが動いて手ブレが起きてしまったり、被写体が動いてしまって被写体ブレが起きてしまいます。
シャッタースピードが速いほど動いている被写体をブラさずに写し止めることができ、手ブレも少なくできます。
逆にシャッタースピードを遅くすることで、水の流れなど被写体の動きを表現することができます。
シャッタースピードを変えることによって被写体の動きを写し止めるか、動きを出すかで違った写真を撮ることができ楽しめます。
上の2枚の写真を比較していただければ違いがわかると思いますが、シャッタースピードを変えるだけで同じ画角でも写真の雰囲気がガラッと変わります。
滝などの撮影時ではシャッタースピードを遅くすることで普段の肉眼では見られない風景をカメラ越しに見ることができます。
カメラを使ってしか楽しめない写真の撮り方ですね。
ISO値とは?
ISO値とは電子的に光を増幅させることです。
カメラ内に入ってくる光の量は絞りとシャッタースピードで決まります。
そこからISO値で光の量を決めて写真の明るさが決まります。
ISO値は自分で決めるのと自動モードがあるメーカーがあります。
自動モードの場合は絞りとシャッタースピードで決まった、光の量から適切な明るさの画像になるように光を増幅させます。
ISO値が自動モードで撮影すると暗すぎる写真だと明るくし、明るい写真だとISO値で調整しないこともあります。
使い方としてはISO値が上がれば上がるほど、光が少ない場所でもシャッタースピードを速くすることができます。
そのため暗い場所での手ブレや、スポーツ写真の被写体ブレを軽減することができます。
しかしデメリットもあります。
光を電気的に増幅させるため、画像上にノイズが出現して写真がザラザラになり荒れた写真の仕上がりになります。
写真を拡大したときに特にISO値を低く撮った時と比較してISO値が上がっている写真は細部がザラザラしています。
私がISO値を上げる時は室内撮影で自然光が不足している時、夜景撮影で三脚を使用できない場所での手持ち撮影時、サッカーや動く被写体を撮影する時にはISO値を上げることが多いです。
写真の光の入りとISO値を上げてのノイズの具合を確認するために試し撮りをして設定の微調整は必ずします。
まとめ
今回はマニュアル設定のすすめでした。
いかがでしたか?
マニュアル設定で撮影してみようと思ってもなかなか踏み出せない方もいらっしゃると思います。
今回の投稿でマニュアル設定について少しでも知ることができ、
マニュアル設定で撮影してみようと思う方がいれば嬉しいです。
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