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世界遺産 ガラパゴス諸島

みなさんこんにちは!

今回は、世界遺産に登録されているガラパゴス諸島についてお話しします。

ガラパゴス諸島とはどんな場所で、どんな人物が関わって来たのでしょうか。

ガラパゴス諸島

まずは、ガラパゴス諸島がどんな場所なのかについて考えてみましょう。

ガラパゴス諸島は、「諸島」という名前が付いていることからも分かる通り、複数の島々から成っています。

実際、その島々は200kmの範囲に広がり、総面積は8000平方kmもあります。

かなり広大な場所ですよね。

そして、ガラパゴス諸島が位置している場所ですが、

西経90度と緯度0度が交わる所にあります。

シンガポールからひたすら東に進み続け、南米大陸にぶつかる直前ぐらいにあるのが、ガラパゴス諸島なんです。

では、そのガラパゴス諸島は、いったいどこの国に属しているのでしょうか。

これに関しては、答えはエクアドルです。

エクアドルは、「赤道」という意味があるように、赤道の直下にある国ですが、

ガラパゴス諸島は、そんな国に属していることもあって、同じく赤道の直下にあります。

赤道の直下にあるぐらいですから、当然ガラパゴス諸島は1年を通して暑いんだろうと思いますよね。

ですが、ガラパゴス諸島の気候は、思い描いてるような熱帯の気候とは大きく異なります。

夜になれば、長袖が必要なほど涼しくなることだってあるんです。

特に6〜11月は、1年の中でも冷涼な気候です。

そんな特徴的な気候のせいか、ガラパゴスにはペンギンが住んでいたりします。

ガラパゴスは進化論の聖地

ガラパゴス諸島と言えば、やはり忘れてはいけないのがチャールズ・ダーウィンです。

進化論を唱えたことで有名ですが、そのヒントを得たのがガラパゴス諸島です。

彼が最初にガラパゴスに足を踏み入れたのは、1835年のこと。

ガラパゴス諸島の島々のうちの1つ、サンクリストバル島に上陸しました。

その当時のガラパゴス諸島にも、ガラパゴスの固有種たちが暮らしていたと思いますが、

それらの固有種の中で、ダーウィンが目を付けたのがゾウガメです。

ゾウガメの甲羅の形は、個体によって形が違うことをご存知でしょうか。

実際は、サドル型とドーム型の2種類があるんですが、ダーウィンはそんな甲羅の形の多様性に注目したわけです。

川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 より→https://ameblo.jp/oldworld/entry-10019359757.html

サドル型のゾウガメは、高い場所にある実を食べ、

ドーム型のゾウガメは、地面の実を食べる。

これはまさに、それぞれの環境に適した甲羅の形へと変化したと考えられます。

それこそが進化であり、ダーウィンが種の起源の中で提唱したものです。

そうして、ガラパゴス諸島で進化論のヒントを得たダーウィンは、その後24年の月日を経て、

1859年、遂に種の起源を出版しました。

その著書の中で進化論を唱えるのに、かなり長い時間が必要だったことが分かります。

しかし、ダーウィンが唱えた進化論は、今でも進化という考えに大きな影響を与えています。

ガラパゴス諸島という場所は、自然が豊かで、多様な生物が暮らしているだけではなく、

それ以上の価値を持った場所なのです。

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