私が初めて泣いた日④(完結)
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私:男子校中高一貫寮生活を行っている。ショタ。A山と軽い肉体関係を持っている。
A山:陰キャチー牛デブメガネ。ゲイ。
B山:A山が好きなショタ。
C倉:私をいじめている主犯格。
高1
高校に入学しても私を取り巻く環境は変わらなかった。
いじめが終わることなんてない。だから私は早くこの苦しい毎日が終わるようにと、いっぱい勉強した。私の学校は高2の際にクラス替えがある。成績順に1組、2組。3組と分けられる。C倉を中心とするいじめっ子は頭が悪いため、C倉と同じクラスにならないために必死で勉強した。学校ではおなかが空いてしょうがなかったが、いままでよりさらに、死に物狂いで勉強した。その結果、無事1組に入ることができた。1組での生活は楽しかった。みんないじめとか関係なく接してくれて、それぞれが目標とする大学に向けて一生懸命勉強していた。それでも、寮に帰ったら地獄だったのだが。
いじめが終わらない一方で、A山との関係性は終わることがなく、いやそれどころか更なる高みへ行こうとしていた。高1の夏に初めてア○ルが開通した。ローションでほぐしてくれたが、痛かった(笑)。A山も寮生だったので私が虐められていることを当然知っているはずだが、そんなことは微塵も感じさせずに接してくれた。今思えば、A山が私の心のよりどころだったのかもしれない。A山にもっと気持ちよくなってほしいという思いで、シャワー室でア○ルパールを入れて拡張の練習をしたこともあった。(当時の清掃の担当の人、ごめんね^^)
高2、高3、そして卒業
高2、高3も変わらずいじめられはしていたが、もうそれが日常となっている私は何も感じなかった。ただ、大学は地元を出てあまり人がいないところに行こうと思った。そのためにそこそこ勉強していた。
高3からはあまり学校に行かなくなってしまった。私をいじめている環境はもう先生方では手が付けられなくなっていた。寮で寝ていると学校のほうの学担が起こしに来てくれたが、なんか行く気になれなかった。もうこの学校に飽き飽きしていたのかもしれない。早く終われと思っていた。
A山との関係もだんだん疎遠になっていく。A山も1組で私も1組。それぞれ勉強が第一だ。自分はゲイなのかバイなのか、ノンケなのか分からなくなる時もあった。寮でア○ルまでしたのはA山一人だけ、手や口だけだったら10人くらいと関係性を持った。とりあえず中高一貫男子校寮生活のため女性と話したことがなかったため、早く大学に入って女性と話してみたかった。
そして無事、卒業した。(大学は第2志望だが、、、センターが悪かった)
卒業パーティーには行かなかった。
親の車で実家に帰った。親にはいじめのことを相談していた。
「よく頑張ったね、〇〇。えらいね。卒業おめでとう。」
そう言われた瞬間、大粒の涙が私の頬を伝った。親のことは嫌いだが、この瞬間だけは親の胸に飛び込み、声が枯れるまで泣いた。
(終)