![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144578334/rectangle_large_type_2_98fb5aa2e60972e0ec6586d43a2c115b.png?width=1200)
マスク着用が義務化されたお陰
オッス!ワシ「健斗」っちゅんだけど...。
今回は、マスク着用が義務化されたお陰で気が付けたことを話す。
マスクを付け始めてから悩んだ人って、本当にたくさんいると想う。
SNSとかyoutubeでも、ニキビ跡が残ってトラウマになった人の話とか。
お肌が荒れたからこそ、いつも以上に気を遣って、数ヶ月で整えた人もいたり。
顔のパーツにコンプレックスがあって、マスクをしたことで、更に気にする様になったり。
状況は色々。
自分も悩んでたうちの1人で、気にしなきゃいい話なんだけど、どうしても気になってしまって、色々と支障が出たのが苦しかった。
ただ、経験できたことには感謝してる。
そんな苦しかった時の状況だったり、気持ちを共有していく。
マスクを付け始めてから顔中にニキビができた
人前でマスクを外したくなかった1つ目の訳が、マスクを付け始めてから顔中にニキビができたから。
コロナ禍に転職して、コールセンターの派遣社員になる。
コールセンターにもルールがあって、外せるのは、飲み物を飲む時と、お昼休憩にご飯を食べる時くらい。
隣の席の人とは、透明なアクリル板で遮られて、できるだけ会話も控えないと注意される。
休憩時間を除いて約7時間、ずっと座って電話応対。
電話がたくさん鳴る繁忙期もあれば、全然鳴らないまま1日が終わる時もある。
正直、我慢大会。
黙って座ってられない人もしんどいけど、そんじゃない人もしんどい。
おまけにマスクも中々外せないから、吸って吐いての繰り返しで、顔が赤くなってくる。
頭がボーッとしながらも、なんとか耐え切ってみんな一目散に帰宅。
週5日この繰り返し。
日を重ねる毎に、乾燥肌が酷くなってきて、身体が一生懸命脂を出す。
結果、ニキビがポツポツと増えてくる。
毎日鏡をみるのがイヤだった。
寝る前はパック、化粧水、乳液、美容液、クリームなどなどしてる。
出かける前も、日焼け止めクリームを塗る。
それでも、約7時間の呼吸による乾燥を止められない。
これならやっても意味がないじゃん、って想いつつも、やらないともっと悪化するかもしれないから、やめる訳にはいかない。
少しずつ増えていくニキビを、周りの人達にみられないか、必要以上に気にする様になった。
飲み物を飲む時も、お昼ご飯を食べる時も、ニキビをみられたくない。
同僚が目を逸らしてるタイミングで、サッと水を飲んだり。
休憩室以外の場所で、ごはんを食べる様にしたり。
マスクを付けたまま、下から飲み口を通して飲めるタイプの水筒にしたり。
色々と工夫してやり過ごす。
職場では当然、外してはいけないけど、外す事自体が怖くてたまらなかった。
着用が義務化された時は、まだ転職前で「はやくマスク外せないかなあ...。」って想ってたのに...。
働く期間が長くなるほど、仲良くなる人達が増えてきて「"一緒にご飯食べに行かない?"」とか「"今度、飲みに行こうよ!!"」なんて誘いを受ける。
そんな時は決まって、予定が入ってる事を伝えたり、お酒を飲むと勢いで散財しちゃう事を伝えて、断る様にしてた。
本当は行きたい誘いもたくさんあって、残念でならなかった。
でも、ニキビ面をみられるよりはまだマシ。
有難いことに、同級生の結婚式に呼ばれることもたくさんあった。
おめでとうの気持ちがあるからこそ、これはさすがに断れない。
挙式はまだいいとして、披露宴で外すしかなかった。
たくさんの人がいる中、中々食べられないご馳走がたくさんあったけど、みられてることが気になって味が全然入ってこない。
相手だってちょっとビックリしてるはず。
でも、気を遣ってそのことを言わない様にしてくれてる。
それを察してまたつらくなった。
ただ、せっかくの結婚式だし、同級生にも会えたことをもっと喜ばなくてどうする。
そんな気持ちから、全力で気にしてないフリをして取り繕う。
正直、気にし過ぎなところはある。
けど、やっぱり周りの人達は、みんな肌が綺麗だから余計浮いてみえた。
マスクをとってもイケメンだって勝手に想像されてた
人前でマスクを外したくなかった2つ目の訳が、マスクをとってもイケメンだって勝手に想像されてたから。
コールセンターの派遣社員をし始めたのが、マスクの着用が義務化されて、1年たった辺りから。
3年間働いてやめたんだけど、その期間に周りの人からよく「"モデルさんみたいですね!!"」とか「"イケメン!!"」って言われてた。
仕事をするとなっても、よく目をかけてもらえたし、好意を寄せてくれる人もいる。
相手が受け入れてくれてる実感があるから、ちょっとした会話もなんだかいつもよりたのしい。
女性同士で盛り上がってる様な光景も目にして、一体自分はどうみられてるんだろう?なんて不思議だった。
おそらく想像してたのしんでたんじゃないかと想う。
10個20個上のお姉様方からは、お菓子をもらったり、よく声をかけてもらったり、息子みたいに関わってくれたり...。
チヤホヤしてもらえることは有り難かった。
ただ、そうなればなるほど、マスクを外した時にどんな反応をされるのか気になって、有難いのに素直に喜べない自分もいる。
期待値が高い分、そうじゃなかった時の反動も大きくなりやすい。
もし、イケメンじゃないことが分かったら、これまでは仲が良かったけど、急に態度が冷たくなるんじゃないか?
そんな恐怖心で、ふとしたタイミングでマスクが外れないかばかり気にする。
電話をとるオペレーターの時期は、まだよかったけど、管理者を任されてからは、余計気にする様になった。
派遣会社の退職直前に勤めてた職場が、人員整理の関係で、辞めることが決まった時期。
ちょうど年末だったのもあって、忘年会の誘いを受ける。
その時たまたま、飛行機で実家に帰る予定を先に入れてたから断ることに。
最後だし、本当は参加したかったけど、大人数にみられなくて済んだ、なんてホッとする自分もいた。
マスク詐欺なんて言葉も聞く様に、顔のほとんどがマスクで隠せてしまうからこそ、何割増しかでお顔が整ってる様にみえがち。
綺麗なパーツのお顔なら、なんの心配もいらない。
むしろ、マスクがそのよさを邪魔してるとも言える。
自分が1番気にしてるのは、団子鼻。
気にする様になったのは、仲良くなった同僚の一言。
「"想ったより鼻低かった...。"」って聞こえるか聞こえないかの小さい声で、笑いながら言われたこと。
それ以降、特に気にしてしまう自分がいる。
気にしなければいい話。
それに、団子鼻のお陰で可愛らしい笑顔にもなる。
いいところではあるんだけど、そういう風に直接言われると、気にしちゃうのは当たり前。
正直、鼻の整形も考えた。
鼻を高くして、小鼻を小さくすればイケメンにはなれると想う。
2つの施術を100万円でしてくれるところもある。
でも、イケメンになった代わりに、自分のチャームポイントの笑顔がなくなるかもしれない。
それは困る。
それに、親からもらった身体の形を変えるっていうのもなんか気になる。
与えられたもので、強く生きる方を自分は選びたい気持ちもある。
とは言え、そんな気持ちもそのうち変わるかもしれない。
ずっと悩んでて、鼻だけ整形してる人はいるし、理想の顔になりたくてあちこちしてる人もいた。
ただ、生活に支障が出るほど悩んでる訳でもないし、イケメンだけが全てでもない。
年齢を重ねるほど、見た目よりも中身に重心が向く。
見た目が重視されやすいのは若い頃。
結局人が1番みるのは、どんな想いで暮らしてるのかってところ。
見た目は、形が整ってることよりも、健康的であることの方が大事だと想う。
イケメン美女が優遇されるのは、遺伝子の都合上仕方ない。
特徴的な顔をしてる分、他の部分を磨いていけばいい。
もっと自信を持たないといけないと想って、あるものを数えてみた。
肩幅は広くてガッチリしてるし、身長も181センチある。
体幹自重トレーニングも2021.1.1から、風邪を引いたり特別な事情がある時を除いて、毎日やってるから、筋肉の乗りもいい。
字も綺麗だし、眼光も鋭い。
キング牛丼を食べられるくらい、ご飯もいっぱい食べられる。
無邪気で甘えることだってできる。
なんでそんなに人に優しいのって、言われることも数え切れないくらいあった。
工夫できるところなんていくらでもある。
時間をかけて色々考えた結果、しばらくはしないことに決めた。
まとめ
ここまでみてくれてありがとう!
人前でマスクを外したくなかった訳を2つ話してきたけど、結論、気にし過ぎだし、肌を整えればいいだけの話。
当時の自分も、あまりにも思い詰め過ぎて、人と関わることに支障が出るほど。
ただ、これだけのつらい想いにかき乱されたからこそ、肌を整えようと想えたからいい出来事。
もし、これがなかったら、だらしない生活をいつまでも繰り返してたかもしれない。
顔中ニキビになったことと、団子鼻のお陰で体験できたことに感謝。
この話が、何かの気付きに繋がったり、じりつを促す転機になると嬉しい。
バイバイ!みんな...。