二言はあっていい、ただ...。
おっす!ワシ「健斗」っちゅんだけど〜...。
よく巷〜で「"あの時こう言ってくれたのに..."」とか。
「"こんな人だと想わなかった!"」
「"話がコロッコロ変わって何考えてるか分からない!"」みたいに聴くことがあった。
この人ってどうしたいんだろう?
そんな気持ちでモヤモヤすることがある。
「男に二言はない」って言葉があるけど、みなさんご存知の通り。
要は、対して腹落ちしてないくせに勢いで話して、周りに気を遣わせるなって話。
元々「武士に二言はない」って言葉から派生したんだと想う。
日常でありそうな小さなことなら。
「"晩ご飯何食べたい?"」って訊かれて「"カツ丼がいい!"」って言ったから作ったのに、帰ってきたら「"やっぱりカレー食べたい!"」って言い出す...。
大きな決断で言えば。
この会社で定年まで働くって決めてたけど、働いてみたら想像以上に大変で、1年持たずに退職して会社員として働くことがトラウマになったり...。
この人と結婚するって決めて、一生大事にするよって言っておきながら、3年後に関係が拗れて不倫しちゃった...。
みんな何かしらやっちゃったなって経験があると想う。
そんな本人に全く悪気はないんだけど、何かのタイミングでどうしても変わってしまう気持ち。
変わることはいいこと。
ただ、それが火種になって人だったり環境が拗れることがある。
この話しは半分、これからの自分に対しての戒めでもある。
どうしたらこんな状況にならないか、未熟なけんとの偏見を話していく。
「男に二言はない」を信じたいロマンチスト
「二言はない」って信じたい女性。
「二言があっては」格好がつかないとプレッシャーをかける男性。
もちろん、これは世間の一般的なイメージ。
女性は大体の人が歳上の男性を好む。
リードしてほしいし惚れていたい。
男性だって多少見栄を張って、カッコよくリードしたい気持ちがある。
そこまで賢くなくても、堂々とふるまえる度胸もある程度必要。
ただ、いずれにしても体裁だけじゃなくて、リードできるだけのふるまい方の成熟度が求められる。
こういう土台の固まった男性って中々お目にかかれないと想う。
だから、初めはこの人素敵って想っても時間が経つにつれて、素がみえてきてこんなはずじゃなかった...。
みたいに一気に目が覚める。
正直これは、女性側の好意が先行して判断力が鈍った可能性もありそう。
類は友を呼ぶって言うけど、その時の自分が惹きつけられる人は同じレベルの人だと想う。
自分も心が堕ちてた時は、同じ様に心が堕ちてる人に居心地のよさを感じた。
だけど、今は逆に居心地の悪さを感じて距離をとる。
結局どの程度成熟してるかで全く居心地のいいタイプが変わる。
これは偏見だけど、基本女性の方が男性より賢い。
その理由は、経験上女性の方が視野が広くて本質的な部分を理解する力と、建設的な話し合いをする力に長けてるから。
反対に男性は、眼にみえる現実的な部分を形にしていく推進力に長けてる。
ただ、女性の考えてることが現実的でないと判断したり、どうしたら思考回路がそこに辿り着くのか混乱した時。
それを達成できないと悟って、女性の意見を批判したり殻に閉じこもっていじける。
ただ、これは女性を喜ばせてあげられないっていう自信のなさからくるもの。
女性からしたら落ち込んでないで引っ張っていってよって想う。
男女の特性の相互作用で、現実を一つ一つ作り上げていけるけど、どうしても男性側が拗れやすい。
プライドを保ちながらも何とかリードしたい男性と、プライドを傷つけない様に葛藤する女性。
この影響で、女性の友達やママ友と度々話になる。
精神年齢って言葉があるけど、男性の実年齢-10歳以上は見積もった方が、女性も可愛がる対象としてストレスが溜まりにくい気がする。
リードしてもらえることが女性の喜びかもしれないけど、実際のところ男性は女性に育ててもらわないと理想の男性に近づけないことが多い。
運命の人なんて言うけど、女性からしたら全然タイプじゃない人が運命の人っていうのはよくある話。
それくらい理想と現実は乖離があるってこと。
男女の分かり合えないことで他にも、女性の察してほしいに対して中々気が付けない男性。
正直これも反応するアンテナがないと中々難しい話。
女性の感覚を共有するしかない。
話が結構飛んだけど「二言はない」って信じるのはかなりハードルの高いこと。
それくらい男女が分かり合うのは平坦な道じゃない。
現実を生きる上で障害はいくらでも湧いてくる。
もし、信じ続けたいなら「恋愛」で留めておくのがいい。
腹落ちしてるつもりだったことを言いづらい
「"こう想う!"」って話した後に、やっぱりそうじゃなかったって気が付いて、言い直したいけど「"あの時言っちゃったっしなあ...。"」
みたいに悶々とすることがある。
話したせいで「"結局どっちなのよ!"」って突っ込まれたり、揚げ足をとられるのは面倒くさい。
「"男に二言はないって言うし...。"」みたいな感じで歯止めをかけて、せっかく大事なことに気が付いても話せなくなる。
それが自分にとっても、周りにとっても有益なことでも言いにくい。
こんな状況は本当にもったいない話。
ただ、やっぱり意見がコロコロ変わるっていうのは、よくない印象を持たれがちだし気にする。
その時は単純に、腹落ちしてるつもりでいたけど、時間が経って落ち着いた時に「"あの時こう想ってたけど、こうかもしれないな...。"」って気が付くことなんてザラ。
世の中のことを全部知ってる人なんていないし、一つ一つ肌感覚で味わって落とし込んでいくのが人生。
上手くいかせるには、上手くいかないルートをいくつも通ることになる。
だから「男に二言はない」って言葉で、無理して十字架を背負う必要もない。
変わらないものなんてないし、好き嫌いなんて特にそう。
20代までは脂っこいものが好きだったけど、30代から一気に身体が変わって油を受けつけなくなったり。
一生ガラケーのつもりだった人も、スマホに変えてみたら使い勝手がよくて簡単に手放しちゃったり。
いいと想ったらすぐ受け入れる人もいるし、5年かけて少しずつ受け入れる人もいる。
一方で、令和でも昭和の時に流行った初代「シルビア」とか「S600」みたいな車を乗り続ける人もいる。
持ち物も考え方も、その時の自分が選びたい様に選ぶのが自然。
大事なことは何かって抑えつつ「"もっとよくできないかな?...。"」って考えることが大切。
要は、少ない労力で大きな成果を生めれば、人生たのしむことに時間を割ける。
そうやって新陳代謝をよくしていくのがコツ。
日頃から小さな違和感の共有で気持ちの確認
最近は特に変化が激しいから、よく陥りがちなのが、考えるばかりでどっちか本音か分からなくなったり。
分かったつもりでいたけど、違くね?ってなること。
こうしたいって想ってる気がするけど、こうなんじゃないか?
いや、それともこれか?
みたいに延々悩み続ける。
そんな状態になって、意見を求められた時に何も言えなくなったりすることもある。
いずれにしても、その時の状況を相手に伝えることが1番トラブルを生まない秘訣。
よくあるのが話し合いの機会を設けないせいで、不満だけ溜めてしまったり大きな問題になってから言い出すこと。
「"もっと早く話せただろ!"」
「"なんでずっと黙ってたの?"」
なんてケンカになって収拾がつかなくなる。
話し合いをするだけでも面倒くさいし、特に男性が話し合いに乗ってくれないことが多い気がする。
正直、こうなったら別の機関に頼むしかない。
似た様な経験をして既に解決してる人がベスト。
せめて共感能力の高い人に話を聴いてもらうだけでも全然違う。
ただ、ゴーグルで探すにしても途方もない。
周りにそんな人がいればいいけど、中々そこまで信頼できる人がいないのが現実。
こうならない様に注意を払わないといけない。
それに話すことが、自分と周りの人の負担を少しでも軽くするってことは頭に入れておくべき。
人に受け入れられなかったり、変な誤解を生んでしまったらって想うと、意見するのも中々厳しい。
それでも何とかしたくて、気持ちを伝えられるのはすごいこと。
注意しないといけないのは、意見する時に「自分が正しいんだ!」って相手の意見をねじ伏せてまで押し通したり。
自分の気持ちに寄り添ってもらったからお腹いっぱいって、相手の気持ちに寄り添わないこと。
それは、相手の畑をグチャグチャに荒らして争いの火種に発展しかねない。
あくまで意見交換の場。
日頃から小さな違和感を感じたら話し合うクセをつければ、そこまで大きく転ぶことはないと想う。
軽々しく言わない様歯止めになってくれてる
これまで中々意見をしてこなかった人ほど、伝えることを必要以上に気にする。
「"こう想ってるんだけど、伝えて大丈夫か?"」
「"昨日はこう想ってたけど、今日はこんな気がする...。"」
「"酔った勢いであんなこと言っちゃったけど絶対違う!"」
みたいに慎重になり過ぎて沈黙を貫くことが多くなる。
これは単純に表現不足だから、まず気持ちを伝え合う場を設けないといけない。
SNSなんかみてると、特に予測もできないコメントが飛び交ってることもあって、ヒヨる気持ちも分かる。
それくらい自分の気持ちを受け入れてもらえないことはダメィジがでかい。
戦場だからこそよく考えて発言することが最低ライン。
そのくらい伝え方だったり、考え方の土台をしっかり準備しておけよってことだと想う。
公の場でなくても、こういう気構えにさせてくれる言葉として「男に二言はない」ってあるお陰で、自分のふるまい方を見直す機会になるかもしれない。
余計な一言だったり、相手にストレスを与えることを平気で言える雑さは地球環境によくない。
気にし過ぎて何も言えなくなるのはマズいし、周りのことも考えずに軽々しく言えるのもマズい。
けど、月日が経つにつれて身体も考え方も変わっていく。
必要以上にしがみつかないで、人生をたのしむ為に「よりよく」変えていくことが大事。
腹落ちするまでしっかり時間をかけて出した答えなら、昨日今日で出た答えよりも自信を持って伝えられるはず...。
みんながこうしてるからとかそんなのはいらない。
周りがどう反応しようとも、考えることは自分がどうしたいかだけ。
「男に二言はない」って言葉があるお陰で、こうして探究することができたことに感謝。
この話しが、何かの気付きに繋がったり「じりつ」への転機になると嬉しい。
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