サスティナブル・ツーリズムを国立公園から推進
7月26日(金)、私が代表をしております(一社)ナショナルパークツーリズムリーグと環境省との間での国立公園オフィシャル・パートナーシップ締結式がありました。
今後、本パートナーシップに基づき、環境省と当団体は相互に協力し、日本の国立公園の魅力を世界に向けて発信することにより国内外からの国立公園利用者の拡大と地域の活性化を行なっていきます。
その際、プロモーション一辺倒になるのではなく、日本が世界に誇るべき国立公園(=我が国の風景を代表するに足りる傑出した自然の風景地)をきちんと次世代に継承していく仕組み自体を築いていくことは大変重要なことです。当団体として、オフィシャルパートナー間の「横の連携」も促しつつ、自発的な国立公園関連プロジェクトの推進を行ってまいりたいという決意表明をさせていただきました。
私としては、国立公園を世界レベルのナショナルパークへ高めるとともに、同エリアでのオーバツーリズムを回避し(すでに一部の国立公園内エリアではこの問題が起きてきているように危惧します)サスティナブル・ツーリズムを推進することで、真の観光立国を実現していくベきと思い、実際に行動をしているところです。第一弾として、阿寒摩周国立公園川湯エコミュージアムセンター(下写真)における飲食物提供事業を開始します。川湯エコミュージアムセンターをベースに様々な取り組みを行ってまいります。
また、同日には、別途、内閣府・地方創生SDGs官民連携プラットフォーム分科会(テーマ:サスティナブル・ツーリズム)に出席しました。本分科会は、サスティナブル・ツーリズムが今後の地方創生の実現に寄与し、SDGsの達成に資するという観点から、官民が一緒になって行っているものです。私からは、サスティナブル・ツーリズムを国立公園から推進していくことについて事業者の立場から発表と提案をさせていただきました。
国立公園という限定的なエリアだからこそ様々な形でのモデル的な事例が可能と思い、賛同いただける仲間集めをしているところです。出席いただいた多くの自治体・事業者の皆様からも応援の声をいただきましたが、まだまだご関心のある皆様との連携ができることを楽しみにしておりますので、ご関心をお持ちいただける皆様はどうぞお気軽にお声がけください。