兼業主夫のリアル―妻が帰ってくるまでに終わらない家事のジレンマ―
朝から晩まで働きながら家事をこなす兼業主夫の日々。
仕事の合間に洗濯機を回し、子どもたちが寝静まる前に夕食を作り、さらには掃除もこなす…。
これだけやれば「完璧!」と思いたいところですが、現実はそう甘くありません。
特に妻が帰宅するまでに家事を終わらせたいというプレッシャーが、想像以上に大きいのです。
これはただの自分のわがままですけど。
今日はそんな現実とジレンマについてお話しします。
家事をやってもやっても終わらない!現実とは?
家事には終わりがありません。
洗濯物を畳んだ直後に新しい洗濯物が追加され、床を掃除したと思ったら子どもが食べこぼし、片付け終わったと思ったキッチンがまた散らかる。
この繰り返しに、「今日こそ完璧にやり切ろう!」という思いは何度も打ち砕かれます。
妻が帰ってくるまでに完璧を求める罠
妻が仕事から帰ってきたとき、「ちゃんとやってるな」と思われたいという気持ちは多くの主夫に共通するものではないでしょうか。
特に、仕事と家事の両立をアピールしたい自分がいる。
しかし、その完璧を目指す姿勢が、実はストレスを増幅させているのです。
こんなシーンはありませんか?
- 子どもたちに「片付けて!」と言いすぎて、逆に険悪な雰囲気に。
- 自分のスケジュールを犠牲にしてまで、家事をやり切ろうとしてしまう。
- 完璧に仕上げようとするあまり、失敗が気になりすぎる。
やりがち…
妻の帰宅後に起こる"ちょっとしたズレ"を笑おう
ようやく一日の家事を終わらせてホッとした瞬間、妻が帰宅。
「何か手伝おうか?」と言ってくれるのはありがたいけど、その一言が微妙に心に刺さるときがあります。
「全部やり切りたかった…」と思う自分と、「手伝ってくれるのはありがたい」と思う自分が葛藤するのです。
素直に受け取ればいいのに…
家事分担をもっと柔軟に考え、「完璧」ではなく「一緒にやる楽しさ」にフォーカスすることで、ズレをポジティブに受け止められるようになるかもしれません。
まとめ: 家事は一人で背負わなくてもいい
誰がやるに関わらず、家事は「誰がどれだけやるか」ではなく、「家族みんなでどうやって楽しむか」が大切です。
たとえ完璧に終わらなくても、家族が笑顔でいられる時間が増えれば、それが本当のゴールなのかもしれません。
次回は妻や子どもたちとも一緒に家事を分担してみよう―そんな軽やかな気持ちで取り組むのもいいですね。
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