【第13話】「子どもにとって、遊びと学びは同義語である。」――“楽しむ力”の大切さ
はじめに
子育てをしていると、
「子どもが遊んでばかりで大丈夫かな?」
「もっと勉強させたほうがいいかも」
と気になってしまうことがありますよね。
私も兼業主夫として、
「宿題は? もう少し机に向かってほしい…」
と口うるさく言ってしまう時期がありました。
ところが、この言葉が私の考えを大きく変えてくれました。
「子どもにとって、遊びと学びは同義語である。」
子どもは大人のように「学習時間」と「遊び時間」を明確に分けず、
興味や好奇心のままに遊ぶ過程で、
自然に学んでいるのだと改めて気づかされます。
この名言が伝えること
• 遊びの中には学びの要素が詰まっている
たとえばブロックで遊ぶときには空間認識やバランス感覚、
カードゲームをするときには戦略やコミュニケーション能力…と、
実は多くのスキルが身につきます。
• 子どもは遊びを通じて世界を理解する
興味があることを試行錯誤しながら体験することで、
頭と体をフル回転させ、
「どうすればうまくいくか」
「これは何の役に立つのか」
を学んでいく。
• 学ぶ意欲は“楽しさ”から生まれやすい
子どもは強制されるより、
自分が楽しいと思えることにのめり込むとき、
最も集中し、結果的に深く学ぶようになります。
兼業主夫の実体験:家の中の“宝探しゲーム”で感じた成長
わが家では、雨の日に「どう過ごそう?」と悩んでいたとき、
子どもが「宝探しゲームがしたい!」と言い出しました。
• 私がこっそりいくつかのお菓子を隠し、地図らしきものをざっくり描いてスタート。
• 子どもはワクワクしながら「この辺りにあるかも!」と推理し、実際に家の中を動き回って探します。
ただの遊びのように見えますが、
地図を読み解く力や推理力、集中力、そして「自分で発見した!」という達成感が得られます。
遊び終わったあと、子どもが「すごく楽しかった! またやりたい!」と言うのを見て、「楽しみながらすごい勢いで学んでるんだなぁ」と感じました。
明日からできる!“遊びながら学ぶ”3つのヒント
1. 家にあるものを“教材”に変える
• ブロック、おもちゃだけでなく、新聞紙や段ボール、ペットボトルなどを使って工作や実験をすると好奇心が刺激される。
2. 子どものアイデアを尊重する
• 親が遊びをすべて設計するのではなく、「どうしたらもっと面白い?」と子どもに発想を広げてもらうと、より深い学びにつながる。
3. 成功も失敗も楽しむ空気づくり
• 「こうすれば成功するよ!」と大人が先回りするより、「どうして失敗したのかな?」「別のやり方ある?」と対話しながら、子どもの考えを引き出してあげる。
まとめ
「子どもにとって、遊びと学びは同義語である。」
この言葉を意識すると、
を遊びはただの暇つぶし」ではなく、
子どもの成長に欠かせない大切なプロセスに思えてきます。
無理に「勉強しなさい!」とプレッシャーをかけるより、
「面白いことを一緒にやってみよう」と提案するだけで、
子どもは自ら学びを深めていくかもしれません。
もしこの記事が「もっと遊びを大事にしてみよう」というきっかけになればうれしいです。
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