【第9話】「子どもが初めて口にする言葉は“ママ”や“パパ”ではない。『なぜ?』だ。」――好奇心を刺激する育児のヒント
はじめに
子育て中、とにかく子どもが「なんで?」「どうして?」を連発する時期に遭遇しませんか? 私も兼業主夫として慌ただしい日々を送る中、何度「どうして○○なの?」と聞かれたか分かりません。
一見、答えるのが大変な「なぜ?」攻撃ですが、この名言からは「子どもは生まれながらに好奇心を備えている」という事実を改めて感じさせられます。
「子どもが初めて口にする言葉は“ママ”や“パパ”ではない。『なぜ?』だ。」
この言葉が示すように、子どもが「自分の頭で世界を理解しようとする意欲」をいかに尊重し、伸ばしてあげるか――それが育児の大きなテーマなんだと気づかされます。
この名言が伝えること
• 子どもは本能的に“世界の仕組み”を知りたがっている
「なんで雲は白いの?」「なんで夜は暗いの?」…実は大人がハッキリ答えにくいことも、子どもは純粋な目で疑問に思っている。
• 質問する力こそが学びの原点
「なぜ?」を潰してしまうと、子どもの好奇心が萎縮し、学ぶ意欲も下がってしまう可能性がある。
• 答えに悩む“親”もまた成長できる
子どもに問われて「え、なんでだろう?」と一緒に考える過程が、親自身の学びや発見につながるケースも多い。
兼業主夫の実体験:言いにくい「わからない」を認めてみる
うちの子は本当に「なんで?」の連発がすごい時期がありました。
「なんで電車は線路の上を走るの? 車と同じ道を走らないの?」とか、「なんでごはん食べないとお腹が空くの?」など、正確に説明するのが難しい質問も多くて…。
最初はつい「うーん、そういうもんだから」とか「当たり前でしょ」と答えてしまったことも。けれど、この名言を知ってからは「一緒に考えよう!」というスタンスに変えました。
• 「パパもちゃんと説明できないなあ。いっしょに調べてみようか?」
• 「どう思う? 君はなんでだと思う?」
と投げかけると、子どもも「そっか、わからないけど調べてみればいいんだね!」と楽しそうに図鑑やネットを一緒に見るようになりました。
“疑問を共有する”ことで親子の会話が増え、私自身も「あ、そうなんだ!」と驚く知識をゲットできて、一石二鳥でした。
明日からできる!「なぜ?」を活かす3つのポイント
1. 質問を肯定的に受けとめる
• 「そんなことも知らないの?」ではなく「いいね、その疑問。面白いじゃん!」と前向きなリアクションをする。
2. すぐ答えられなくてもOK
• 「ごめん、パパ(ママ)もわからないな。あとで一緒に調べよう」と正直に伝えよう。完璧に答えるよりも、調べる姿勢が大事。
3. 子どもの仮説を引き出す
• 「どうしてそう思った?」と聞くと、子どもの中にある独自の考えや発想が見えてくる。そこからさらに興味が広がることも。
まとめ
「子どもが初めて口にする言葉は“ママ”や“パパ”ではない。『なぜ?』だ。」
この名言のとおり、子どもの「なんで?」は彼らの学びと成長の入り口。
めんどうだなと思うときもありますが、そこには無限の可能性が詰まっています。
親も一緒に楽しむ気持ちで向き合えば、子どもとの会話がグンと増え、親子関係もより深まるはずです。
もしこのお話が少しでも「そうか、子どもの疑問は宝物なんだな」と思うきっかけになったらうれしいです。
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