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家庭でできる“やさしい法教育” 〜子どもと一緒にルールや権利を学ぼう〜

こんにちは、けんしゅふです。
三児の育児と共働きをするなかで、子どもたちが大きくなるほど「世の中のルール」や「自分を守る権利」について話す機会が増えてきませんか? でも、法律というと難しそうなイメージがあり、どこからどう教えたらいいか迷う方も多いはず。

そこで今回は、家庭でできる“やさしい法教育”について、わが家で意識しているポイントをご紹介します。
法律を堅苦しく教えるのではなく、子どもが「ルールって大事なんだ」「自分や友達を守るにはどうすればいいんだろう?」と考えるきっかけになれば嬉しいです。

1. 「身近なルール」から始める


● 交通ルールや学校の決まり
• 横断歩道はなぜ渡らないといけないの?
• 学校で守らなければいけないことは誰のためにあるの?
• こういった“身近なルール”が法律につながっていると説明すると、子どもも興味を持ちやすいです。

● きょうだい間のルール
• 我が家では、「妹ちゃんやボンのものを勝手に使っていいの?」「ダメならどう話し合う?」など、家族内ルールを例に挙げて、相手の権利や気持ちを考えるという入り口を作っています。

2. 「こうなったらどうする?」で考えさせる


● ケーススタディ形式
• 子どもがイメージしやすいように、「友達の大事なノートを破ってしまったら?」とか「道でお金を拾ったらどうする?」といった具体的な事例を出して一緒に考える。
• 正解を押し付けるのではなく、「どう思う?」「もし法律に触れるとしたら、どんな理由があるのかな?」と問いかけるのがポイント。

● 失敗談やニュースをネタにする
• 大人の失敗談や、子どもにもわかりそうな社会ニュースを話題にして、法律やルールの存在理由を自然と伝えられます。
• 「こういうことが起こるから、みんなを守るために法律があるんだね」という流れで、子どもが納得しやすくなります。

3. おすすめ教材:「こども六法」で遊ぶように学ぶ


法律というと分厚い本を想像しがちですが、子ども向けにやさしく編纂された本もあります。特に有名なのが『こども六法』という一冊です。

おすすめ商品:『こども六法』 (山崎聡一郎・著)
条文がやさしい言葉で解説されており、イラストもついていて子どもが興味を持ちやすい構成。

わが家では娘ちゃん(小2)が興味津々で、最初はイラストや大きな見出しを眺めながら「これってどういう意味?」と質問攻めにあいました。1ページずつ読み解きながら一緒に話すだけでも、いい勉強になります。

4. ルールは「自分や相手を守るため」と伝える


● 法律=怖いもの? ではなく「みんなの安全を守るもの」
• 子どもには「ルールを破るとダメ!」だけでなく、そのルールが自分自身を守り、相手も傷つけないためにあることを伝えると理解が進みやすいです。
• 我が家でも、叩いたり物を奪ったりしてはいけない理由を「相手を大切にする気持ちが法律にも反映されている」と言うようにしています。

● 家庭内ルールとリンクさせる
• 「家の中でも、みんなが気持ちよく過ごせるためにルールがあるんだね。社会でも同じだよ」と話せば、子どもは自然に納得しやすいです。

5. 親も気負わず、少しずつ取り入れる


法教育といっても、いきなり難しい法律用語を教え込む必要はありません。
日常会話や身近なルールの話題からスタートし、少しずつ「法律ってこういうものかもしれないね」と導いてあげればOK。

● 親自身も勉強になる
• 子どもの質問に答えようとして、親が改めて法律やルールについて調べることも少なくありません。
• これを機に「知らなかった」「なるほど」と発見するのも、法教育の醍醐味です。

まとめ:家庭の中で法教育を楽しもう!

1. 身近なルールやきょうだい間の約束から始める
2. ケーススタディで「どうする?」と考えさせる
3. 『こども六法』などやさしい教材を活用して、遊ぶように学ぶ
4. ルールは自分と相手を守るためのものだと伝える
5. 親も肩の力を抜いて、少しずつやってみる

子どもにとって法律はまだ遠い世界かもしれませんが、「こんな場面が起きたとき、どうする?」と日常の延長で考えるだけで、相手を思いやる気持ちや自分を守る術が身につきやすいです。ぜひ、家庭での会話に取り入れてみてくださいね。

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